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道後温泉旅行!(16)

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 こんにちは、みちょるびんです♪

 日本に一時帰国していた際、予定の合間を縫って1回だけ旅行する機会がありました。
 寝台特急列車「サンライズ瀬戸」の予約が、奇跡的に取れたのです!(「道後温泉旅行!」)

〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆

 出発の日。

 少し早めに旅館をチェックアウトし、「道後温泉本館」の外観を見学に行きました。

 道後温泉は3,000年の歴史を誇る、日本最古の温泉。
 かの有名な聖徳太子も道後温泉を訪れて、絶賛したんだって!!

 「道後温泉本館」は、その道後温泉のシンボルとされる公衆浴場。
 日本の公衆浴場として初めて平成6年(1994)に国の重要文化財に指定されながら、今もなお現役の公衆浴場として営業を続けているのだそうです。

 現在は、平成31年1月15日(火)に始まった保存修理工事の真っ最中。
 しかし、営業しながら、2024年末の完了を目指しているとのこと。

 道後温泉本館が二層楼の建物として完成したのが明治5年(1872年)で、現在の三層桜に改築されたのはその22年後の明治27年(1894年)なのだとか。
 従って、来年2024年は、改築130周年を迎えることになるそうです。

 改築120周年の時は、いろいろなイベントが行われたようなので、次回も同様に計画されているのかも知れませんね。

 さて、みちょるびんは、前日にも一度、道後商店街のハイカラ通りを抜けて、「道後温泉本館」の見学に出かけていました。
 しかし、行ってみると一面に大きな壁が立ちふさがっており―――。

 保存修理工事中であった「道後温泉本館」はどうやら、その建物を風雨から保護するため、また、作業の足場とするために設置される仮の屋根――素屋根に覆われていたようでした。
 大きな外壁には、「道後温泉本館」の純和風な外観とは対照的に、カラフルなペイントが施されていました。

 松山城観光から戻って来たばかりで、疲れていたみちょるびんは、その巨大な壁を一周して探検してみよう!などという気力までは残っておらず、そのまま旅館に帰ったという経緯がありました。
 しかし、旅館の別の泊まり客から、建物の一部ではあるが、見ることができるという情報をキャッチ。
 出発の朝に、もう一度訪れてみたというわけ。

 外壁に沿ってぐるっと反対側に回ってみると、確かに、その姿を拝むことができました。
 カラフルな壁の間に、雰囲気のある木造建築が突如現れた時は、さすがにみちょるびんも、おおお!と声を上げそうになりました。
 その立派な佇まいに、感動。

 あとで調べてみたところ、その建物は「又新殿(ゆうしんでん)・霊の湯棟」と呼ばれるものだったようです。
 「又新殿」は、日本唯一の皇室専用浴室なのだそうで、見学することもできたらしい。

 リサーチ不足。
 くーっ、残念っ!

 「道後温泉本館」は、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」に登場する湯屋「油屋」の外装の参考にされたとも言われていますが、確かに参考にしたくなるような味のある美しい入母屋造の屋根。
 納得です。

 それにしても、この立派な木造建築がお風呂やさんだと言うのだから、驚きです。
 お風呂の湯気が絶えず室内に充満するだろうし、そもそも湿気は木造建築物には大敵。
 そうなると、維持管理も大変なんじゃないかと思うわけです。

 そのような状況にありながら、130年以上もの間、現役でお風呂屋さんを続けられるということは、並大抵のことではないはず。
 今もそうであるように、定期的に保存修理工事などを行いながら、大切に管理してきた賜物です。

 だけどそれは、それだけたくさんの人に愛されているという証でもある!

 今回は、寝台特急「サンライズ瀬戸」の切符が急にとれたこともあり、なんの準備もせずにプラッとやって来た道後温泉の旅でしたが、次回はしっかりと計画を立てて、「道後温泉本館」も攻めてみたいと思います!
(つづく・・・)

                             以上、みちょるびんでした!

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