こんにちは、みちょるびんです。
先日友達が、ご自宅での食事会に招いてくれました。
いつものメンバーに加え、初めてご一緒するご家族もいらっしゃいました。
子供もいてとても賑やか。
おいしい手料理に子供たちの笑い声。
海外で一人暮らししていると、そんな風に賑やかな食卓を囲む機会はなかなかない、みちょるびんです。
とてもありがたい、楽しい時間でした。
いつも誘ってくれる友達一家に感謝です!
満腹になった子供たちは、すぐに席を立っておもちゃ遊びに夢中になったし、主催者の友達がずっとキッチンに立っていたということもあり、多くの大人たちは、キッチンの方に移動していきました。
そうして終いには、テーブルに二人だけが残された格好になりました。
みちょるびんと、そしてもう一人、ご家族で参加されていたご夫人。
そのご夫人は、その場にいる人たちの中で唯一、日本語を母国語に持たない方でした。
旦那様や子供たちは日本語で会話されていたし、ご夫人もそのやり取りを理解されているのだと思う。
とは言え、日本人が集まって自然と行う日本語の会話へは、聞き手に回る方が心地よいといったご様子でした。
キッチンでは日本語でのおしゃべりに花が咲いていることは明らかだったし、だからご夫人は、テーブルに残っていらっしゃったのではないかと思います。
それに、子供たちの楽しそうな様子もすぐそばで見れましたしね♪
まぁ、みちょるびんの場合は、単に腰が重く、椅子に根を生やしていただけというのが実情なのですが☆
結果として、お客様であるご夫人を独りきりにはせず、お相手をする・・・という任務(!?)は果たせたんじゃないかと思います!(言い訳・・・)
テーブルには二人しかいないので、当然、この二人で会話をすることになるわけですが―――。
ご夫人が「週末は何をして過ごしているんですか?」という質問をしてくださいました。
みちょるびんも結婚して家族がいれば、お互いの共通の話題として、家族の話をすることができたのでしょうけど、ご夫人は、みちょるびんが独り身だということを薄々と察していたのに違いない。
だから、家族の話題はある種、センシティブでタブーとでも言うか、話に発展性がないと判断したのかも知れないね・・・。
そのため、その質問になったのだろう。
だけど、みちょるびんにとってこの質問は、とても新鮮に感じられたのでした。
‘仕事’というビジネスライクな関係性で結ばれた人たちにとっては、遠い日本からやって来ている者に対して「家族」の話を振ることは、あいさつ代わりのようなもの。
逆に「週末は何をして過ごしているのか?」の方が、プライベートにまで踏み込んだ質問ということになる。
ビジネスを超えて距離を縮めたいという願望があるわけでないのであれば――つまり、個人的な関心がさほどないのであれば、しない質問なんじゃないかなって、思いました。
ビジネスライクな関係性においては、今度はむしろ、こっちの方がタブーな質問とでも言うか・・・??
みちょるびんは白髪交じりの頭で、見るからに‘年配感’がある。
そんな‘おばはん’が週末に何をしているのかなんて、誰も興味ないよねぇ・・・。
そう言えば、もう随分長いこと、この質問を受けていなかったよなぁって思い出しました。
もちろんね、二人だけしかいないというその状況を考えると、ご夫人は、何か話題を作らなきゃという使命感に駆られたんだろうし、きっと、みちょるびんに対しては、その場ではこの質問が一番無難のように感じられたんだろうね☆
だけどさぁ、みちょるびん、なんだかうれしくなっちゃって♪
ビジネス関係者に対しては適当にごまかすところなのですが、日本の方ではないし、大丈夫だろうと気を大きくし、まずはブログ活動についてご報告。
毎日「1日1記事」投稿を行っていて、1回につき3時間くらい時間を要すること。
だから平日はそれで手一杯だし、週末は週末で‘締め切り時間’に縛られているため、遠出はなかなか難しいのだ・・・という話をしました(「くすぶる旅行熱。」)。
一応、みちょるびんにとって自慢の「1000回突破」をアピールしてみたものの、英語が通じたのか通じなかったのか・・・、そこへの反応が薄かった点はちょっと残念☆
何度も「これは秘密なんですけどね!」と念押ししながら話しました(「秘密基地なのだ。」)。
きっとこのご夫人からこういった情報が洩れることはないだろうという判断ね。
それに、せっかく親しく接してくださったので、ちゃんと自己紹介したかった。
楽しみもなくただ一人でさびしく過ごしている・・・っていう風には、受け止められたくなかったんですね。
そしてブログ話のあとは、いつものように「宝石鑑別」のディプロマを持っているという話題。
普段、趣味の話なら、真っ先にこれを話題に持ち出すのですが、今回そうしなかったのは‘週末’をこれ一色で過ごしているわけではないから。
幸運なことに、ご夫人やそのお子さんも鉱物好きだということが判明。
そこに共通項を見出したみちょるびんは、得意になって宝石話を行いました。
将来的にお子さんにも興味を持ってもらえるかなぁと思い、バルト海で有名な琥珀を、カリニングラードのビーチでたくさん拾った話とか(「求む!『琥珀』2。」)。
もちろん、日本に一時帰国した時のために、新潟県糸魚川でのヒスイ狩りの話もしました(「『糸魚川』レポート。(4.ヒスイ狩り)」)。
日本の国石がヒスイであること(「新☆誕生石!(14:日本の国石)」)や、日本では明治の終わり頃にヒスイが爆発的人気を博し、ミャンマーから大量に輸入していたこと。
ずっと日本ではヒスイは採れないと考えられていたが、実は古墳から発見されたヒスイは糸魚川産のもので、近年になり、糸魚川でヒスイが取れていたことが実証されたという話だとか(「新☆誕生石!(15:5月の誕生石)」)。
その他、岩手県久慈で琥珀が採れるという話も。
鉱山と博物館、売店が一つに集結している久慈は世界的にも珍しいということとか!(「求む!『琥珀』。」)
ご夫人にも関心のある内容であり、熱心に耳を傾けてくださいました。
みちょるびんも得意分野の話ができてとても楽しかった。
そして何より「週末は何をして過ごしているんですか?」という質問がうれしかったです!
以上、みちょるびんでした!