こんにちは、みちょるびんです♪
旅行先で、食事を終えて20時頃に宿舎に帰っていた時に、モンゴル人女性に助けを求められました。
翻訳アプリを使うも、言っている意味がよくわからない。
やりとりをしているうちに、みちょるびんはなんだか、怖いような気がしてきました―――。(「謎のモンゴル人女性。(前編)」)
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みちょるびんの表情で何かを察したモンゴル人女性が、また、ゴニョゴニョとスマホに向かって話し、また、画面を見せてきました。
少し、言い回しを変えたのか、今度は翻訳内容が少し変更されていました。
おそらく、ですが―――。
数字が示していたものは人の数ではなく、どうやら時間を示しているらしい・・・ということがわかりました。
「8時間と5分の時間がある」――みたいな?
次に「Text(テキスト)をedit(編集、校閲?)する」とかなんとかいう訳が続き、「本当です、見せてあげる!」といった感じで、スーツケースを開けて中を見せようとする素振りもありました。
だが、みちょるびんからすると、テキストってナニ!?
なんかヤバイものなんじゃないの!?、となる―――。
トラム停留場を後にし、地下道から一緒に歩道に出て来たものの、モンゴル人女性の話している意味そのものがわからないし、悪いがこれ以上、みちょるびんの手には手に負えない案件のように思えたので、ごめんと言ってそこで別れました。
モンゴル人女性は納得して、そのままゴロゴロとスーツケースを引きながら走り去っていきました。
何かしら急いでいる様子は伝わってくるんだけどね・・・。
モンゴル人女性と別れたあと、みちょるびんは一人、ホテルに向かいながら、あれこれ考えました。
‘8時間と5分’という訳は、やけに数字が細かい。
そこは別にざっくりと‘8時間’で、いいじゃない・・・?
そんなことを考えた時、もしかするとあれは‘8:05’という時刻を示していたのかも知れないと思い立ちました。
総合すると、こうです。
「翌朝8:05までに編集しなきゃならない文書がある」―――。
もしかすると、そのための作業場所を探していたということだったんだろうか?
そういえば、地下道から一緒に地上に出てきた時に、目の前に建っていたケンタッキーフライドチキン(KFC)のお店を、何か言いたげに一瞥したモンゴル人女性の様子をみちょるびんは見逃していませんでした。
あれは「このKFCは24時間営業じゃないから、作業場としては役を果たさない・・・」という諦めの表情だったんじゃないか・・・!?
そんな気がしてきました。
だったらむしろ、ダイレクトに「夜中も集中して作業できる場所を探しているのだが、そんな場所は知らないか?」という質問の方がわかりやすかった―――。
観光客であるみちょるびんには、そのようなお店がその近辺にあるのかどうかはわからないけれど、みちょるびんの宿泊ホテルはそこからすぐ近くのところにあったし、ホテルのフロントに訊ねるくらいはできたかも知れない。
それに、モンゴル人女性にお金を払う用意がありさえすれば、ホテルに部屋を取ってもいいわけだし・・・。
しかし、そんなお金などないとか言って、みちょるびんの部屋に来たがられても困るんだけどね・・・。
だがさすがに、知らないヒトの部屋に入れてもらおうという魂胆でみちょるびんに近づいてきたのだとしたら、そうとう神経が図太いし、そういうわけないだろう。
考えてみると、みちょるびんもモンゴル人女性の焦っている雰囲気に飲み込まれ、あまり冷静ではなかったかもしれない。
みちょるびんのスマホは相変わらず旅先ではインターネットにはつながらないし――まぁ、繋がったとしても音声つきの翻訳アプリなんて使い慣れていないんだけど――みちょるびんが逆にモンゴル人女性のスマホに語りかけるという方法もあったのではないか・・・?
そうしたら、もう少しましなコミュニケーションがとれていた可能性もある・・・???
つーか、モンゴル人女性は、みちょるびんよりもスマホを使いこなせていたわけだから、スマホで検索して対処する・・・ということはできなかったのだろうか!?
やっぱり、いろいろと謎です・・・。
もしも―――。
もしも、モンゴル人女性が、国営情報誌の著名な編集者で、印刷会社への入稿期限が迫る中、校閲する場所を探していたのだったとしたら、どうだっただろう!?
みちょるびんが問題解決までちゃんと導くことができていたら、親切な日本人として感謝され、これらのエピソードが同誌で紹介されるに至っていたかも知れない!?
だとしたら大変惜しいことをした!?
いろいろと、妄想が膨らむみちょるびんなのでした☆
以上、みちょるびんでした!