こんにちは、みちょるびんです。
(前回までのあらすじ)
入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制している」と告げられ、仕事に対し、違和感を感じ始めた。学生時代に熱中していた「演劇」に活路を見出し、カルチャースクールの演劇講座を受講。そこで出会ったつるさんに誘われ、新たにダンス教室に通うことになったのだが・・・。
【ある日の1日(日記)】
昨晩、家の近所の焼き肉屋でビールとコーヒーを大量に飲んだせいか、眠りが浅く、トイレばかりに行きたくて、おまけに寝る時間も少なく、今日は寝不足だった。
だが今日は、昼過ぎにヘアカットの予約を入れていたし、泊まっていた妹も帰ると言うので、キャンセルはせずに、そのまま予定通りに行動することにした。
近所の茶店で軽くランチして、妹とは別れた。
今日も美容院ではちょっと待たされたので、少しイラついたが、後半追い上げて、だいたい2時間で帰れたから良かった。
いつものようにお楽しみの雑貨屋さんに寄って、お買い物。
雑貨がかわいいので、どうしても、何かしら買いたくなり、買ってしまう。
今日は、小物入れをご購入。
さて、今日は、自宅まで、歩いて帰ってみようと思っていたので、雑貨屋さんを出て、まずは大通りを道なりに歩いた。
自分んちから、美容院と雑貨屋さんのある街までは、電車で2駅。
ただ、位置関係を地図で確認したところ、線路が通っているところは、歩道がごちゃごちゃ込み入っていて、直線距離で移動できるわけではなく、そう安々と家にたどり着ける感じではなかった。
だから今回は、初めての試みだったこともあり、道のわかりやすい大通りに沿って歩くことにしたのだ(当時は、ナビゲーション・サービスは利用していませんでした)。
自宅最寄り駅と、雑貨屋最寄り駅の中間にある駅が、その大通り沿いに位置していたのは、新しい発見だった。
ここまでで、だいたい20分位。
ここから先が長いことはわかっていたが、そのまま続けて歩いた。
当初の予定では、この大通りと、わが家が面している通りが交差する地点にある大型量販店まで行き、そのまま角を折れて、まっすぐ家まで歩くつもりだった。
しかし、途中で、自宅のすぐ近くに立つ、ランドマーク的なスーパーマーケットが斜め方向に見えてきたので、脇道に入って、スーパーマーケットの方向を直接目指してみることにした。
そちらの道の方が、おそらく大型量販店を経由するよりは、近道になったのではなかろうか。
先日、自宅から大型量販店までウォーキングしてみたことがあったが、そのルートよりも距離が近くに感じられた。
ちょうど、家の近所のおいしいパン屋さんのところに出たので、パンを買ってから帰った。
ここでだいたい50分。
我ながらよく歩いたものである。
今日はさすがに、自宅マンションの階段上りは省略することにした。
歩いていると、ストレスやイライラが解消されるようでいい。
実は、昨日もイライラすることがあった。
私が片思いしていて、見込みがないので、もう吹っ切ろうと決心していた‘彼’が、彼の仲のいい女友達と、ご飯に出かける相談をしている会話を聞いてしまったのだ。
止めようと思っているのに、いろいろとまだ、思惑を巡らせてしまう。
私に聞こえるように、当てつけで言ったのではないかとか。
自分の意志で彼女と出かけたいのなら、それでいいじゃないかとか。
いよいよ、その彼女に対し、アプローチを開始したのかとか。
でも、この‘ご飯’は、二人にとって特別な意味はないから、公言しているのかとか。
諸々、諸々・・・。
だから、私は、昨日も、妹が家に遊びにきていたのにもお構いなしに、とにかくウォーキングに出かけたかったのだ。
発散させたかった―――。
歩くことはいいことだ。
いつもなら、そのことばかりが頭から離れずに悶々としていたと思うが、今日は、随分、楽なのだ。
これからは、歩くことで心のバランスを保つことができよう。
いい対処法を見つけることができ、良かった。
「太っていて醜い」と指摘してきた同僚に対し、一時は恨めしく思ったが、おかげで、こうやってウォーキングという、うまいストレス発散法に出会えたし、同僚様様だね。
昨日、知り合いの男子が、珍しくメガネをかけていたのを見かけたので、私は、片思いをしていた‘彼’に聞こえていることを確信しながら、そのメガネくんに「メガネが似合うね」と声をかけた。
メガネくんはちょっと、恥ずかしそうにしていた。
私はわざと、‘彼’の前でそういうことをした。
別に、だからどう、ということではないが。
あー、それにしても、今日は、掃除は、結局やんなかったな・・・。
雑貨屋から帰宅してから、お腹が空いたので、ご飯を作って食べたら、案の定、眠くなって、うたた寝してしまっていた・・・。
明日は易教室。
一駅、歩いてみようかな。
以上、みちょるびんでした!