こんにちは、みちょるびんです。
(前回までのあらすじ)
入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制している」と告げられ、仕事に対し、違和感を感じ始めた。学生時代に熱中していた「演劇」に活路を見出し、カルチャースクールの演劇講座を受講。そこで出会ったつるさんに誘われ、新たにダンス教室に通うことになったのだが・・・。
1.ダンスの効用
‘本来の自分’に返りたいという気持ちから、学生時代に熱中していた「演劇」を最初に試してみて、次に、ダンス教室の門をたたきました。
即興ダンスをした翌日は、人と話しをするときなど、どうも、ジェスチャーが大きくなっていることに気づき、それは、ダンスの影響に違いないと思ったものです。
そしてこの度、それを裏付けるような当時の日記を発見しました。
なんか、フレッシュな感じが好ましい!
2.ある日のダンス日記
今日は、久々にダンスに行った。
随分久しぶりである。
2ヶ月前に1回行ったくらいだから、実質3カ月ぶりくらいということになる。
こんなに間が空いたのは初めてだったので、体力が随分落ちているのではないかと心配したが、それほどでもなかったようだ。
でも、やっぱり、体は硬くなっていたし、踊ったあと、足もぶるぶるしていた。
今回の曲は、今日で2回目。
先生の振付は、だいぶ忘れていたが、手の複雑な動きは、若干覚えていた。
即興ダンスでは、「皆に向かって表現するように」と先生が言うので、ちょっと、自己PRしてみた。
久々のせいなのか、いつもよりも自由に楽しく踊れた。
かつ、余裕があったように思う。
我々グループの踊りを、座って観ている人たちの中に入り込み、一緒に観客の気分を味わったり、壁の鏡にぺたりと張り付いたりして、何て言うか、自分でも驚いた。
これまで、‘テレ’とか、‘恥ずかしい’とかいう気持ちが、実のところ、あったのだけど、今日は、いつもより大胆になれたというか。
自分を主張できたように思う。
新しい部署に配属されて、初めて担当したイベントを一つやり遂げて、自信がついたのだろうか?
これって、やっぱり、自分への自信の表れだと思う。
先生にも褒められた。
先生の批評タイムのとき、一緒のグループで踊った、私の隣で先生の批評を聞いていた人は、「パンツを脱ぐくらいでないとダメ!」と言われていた。
が、今日の私のダンスは、それに匹敵するくらいの変わった‘動き’をしていたらしい。
いずれにせよ、今日は、気持ち良かった。
あんまり考えない方が、いいみたい。
あれこれ、何やろうかとか。
多分、制約をつけない方が、むしろ、自由になれるような気がした。
3.その翌日の日記
今日は、仕事中も、何だか、気分がうきうきしていた。
他の人の仕事の手伝いで、トランシーバーのシミュレーションを行ったのだが、セレブの真似をして、手を小さく振ったりするなどしてふざけ、しまいには、両手を挙げて、ちょっと小躍りしたりした。
どう考えても昨日のダンスの影響だ。
まだ余韻が残っているのだろうか?
それとも、ダンスのおかげで気分がうきうきしていて、それが、翌日までも持続されているのか?
自分でもこの変化にびっくりした。
新しい部署への異動後、ダンス教室に行ったのは、1回きりで、今回が2回目だったが、やっぱり、関係があるのだろう。
本来の自分を取り戻すには、やっぱりダンス教室は行く必要があるらしい。
そんな気がした。
以上、みちょるびんでした!