こんにちは、みちょるびんです。
(前回までのあらすじ)
入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制している」と告げられ、仕事に対し、違和感を感じ始めた。学生時代に熱中していた「演劇」に活路を見出し、カルチャースクールの演劇講座を受講。そこで出会ったつるさんに誘われ、新たにダンス教室に通うことになったのだが・・・。
【痩せて着る物に困った頃の日記】
今日は、いろいろとやりたいことがあったが、風邪が悪化して、熱が出てはまずいと思い、予定を変更した。
当初は、①朝、ウォーキングして、②遠出して絵の先生の展覧会に行き、③その後、洋服のセールに行こうと目論んでいたのだが、午前の予定は、全て中止した。
でも、セールにはどうしても行きたかったので、出かけた。
パーソナルカラーを勉強している友達も一緒だった。
痩せたので、サイズに合う仕事用のスカート等が欲しいと思っていたわけだが、むしろ、そのセールで出ていたのは、大きいサイズのものばかりで、結局、目指していたアイテムは手に入らなかった。
3時間も粘ったというのに。
ふざけてまとって見せた白いマフラーが友達にウケて、ダンスのステージにいいと言われ、他に戦利品もなかったので、買うことにした。
マフラーの両先端30cmくらいの部分に、アクセントに、ひらひらと羽みたいな感じで、共布に金色のスパンコールが縫い付けられており、‘ギャランドゥ’チックで、ちょっと面白かった。
おかしなアイテムではあったが、友達のススメもあり、結局、買った。
最後に覗いたコーナーで、ノースリーブのワンピースを買うことにした。
刺繍やビーズワークがあり、民族調で、花柄の色使いがきれいだった。
カジュアルでかわいいワンピースは、なかなか手に入らないし、ユニークだと思ったので決めた。
友達は、私が痩せたことをずいぶん驚き、病気じゃないかとも心配した。
今日は、私自身、のどが痛く、体調が万全ではなかったので、そのせいもあろうとは思うのだが、「顔の肉が少し削げた分、腫れぼったい目が、より目立つようになった」と言われた。
また、「以前は、体が大きく、それだけでパワーがあり、存在感があったが、痩せてそれが減った」とも言われた。
着ていた上着を脱いで、白いマフラーを試してみた時に、「以前の太っちょの時の方が、より似合っていた」と言われ、また、試着してみたワンピースも、「痩せたことで、ロマンティックで、女の子っぽいイメージが出てきて、そういうテイストも似合うようになったのだ」と言われた。
食事をしながら、そして家に帰っても、泊まっていった友達とずっと、朝までしゃべっていた。
友達が言う‘華やか’、‘華やぎ’、‘華がある’の違いが、私には今一つ分からないのだが、友達は、「これらは、ある程度‘作れる’」と言った。
顔の造作(目、鼻、口等のパーツの大きさ等)や、大柄な体形とか、‘色白’かどうか等の要素があるらしい。
私は痩せたことで、‘よくヒトから指摘されていたオーラや華’が、なくなったと言われるのは残念だし、これらが、自分自身の内面から出てくるものなのか、外見的なものに因るものなのかが、気になった。
結局、友達が結論づけたのは、私は、顔が白くてデカいから、‘華やか’なのだということだった。
この間、私のダンス・ステージを観た、プロダンサーのダンス仲間に、私の場合は、「派手な色の衣装を着るよりも、落ち着いた色の方が、私の良さを活かせる」とアドバイスされたことを思い出した。
だから、レッスンで地味な黒いTシャツを着ていても、華があるように見えるのではないかということだった。
それにしても、この友達は、よくもこう、理論立てて、説明ができるものだ。
それに感服した!
以上、みちょるびんでした!