ハプニング 第一次仕事イヤイヤ期 観劇・展覧会・セミナーなど

第一次仕事イヤイヤ期(その69:「ちょるびを着た悪魔」編)

投稿日:2020年11月10日 更新日:

こんにちは、みちょるびんです。

(前回までのあらすじ)
入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制している」と告げられ、仕事に対し、違和感を感じ始めた。学生時代に熱中していた「演劇」に活路を見出し、カルチャースクールの演劇講座を受講。そこで出会ったつるさんに誘われ、新たにダンス教室に通うことになったのだが・・・。

1.身に余る光栄

 「第19回東京国際映画祭」の時に、特別招待作品の一つだった「プラダを着た悪魔」を観に行ったことがありました。

 ‘プラ吉’(みちょるびん造語、プラダの猛烈ファンの意味)を名乗っていたみちょるびんとしては、「P様が映画のタイトルになっているからには、これはもう、観るしかない!」というので、勇んで出かけた記憶があります。

 そしたらなんと、みちょるびん、映画鑑賞後に、インタビューを受けました。

 「第一次仕事イヤイヤ期」に突入していましたし、「独りよがりのぐだぐだ片思い中」でしたし、全くもって、いろいろとお門違いなのですが、光栄です!

2.映画鑑賞当日(日記)

 今日は、楽しみにしていた「プラダを着た悪魔」の上映日。
 職場の女性同僚と一緒に出かけた。

 会場は、とても広かったが、満席と言っても過言ではなかろう。
 女の人が多いように思えた。
 やっぱり、人気であったに違いない。

 映画祭には、よく、その上映映画に馴染みのある人が、舞台あいさつ等で出てくるが、今回はさすがに、‘ハリウッドからのご出席’ということはなかった。

 さて、映画の第一感想は「面白かった」である。

 やはり、華やかなブランドのファッションで彩られ、観ていて楽しかった。
 私も、ここ最近にフツフツと湧いてきている‘おしゃれ心’を、更に刺激された。
 自分のワードローブを見直して、ファッションを楽しみたいと思った。

 ミランダという鬼の編集長役のメリル・ストリープが、とにかく格好良かった。

 彼女の存在感がピカ一で、あの穏やかな話し方と言い、大物女優という貫禄だった。
 観ていて、とても気持ちが良かった。

 映画鑑賞後、気分よく、同僚と二人で、人の波に乗って、出口の方に進んだ。

 狭い廊下を通り、もうすぐ、地上階に降りるためのエスカレーター・・・というところに、インタビュアーと見られる女性が、二人ほど立っていた。
 そのうちの一人が、私をめがけて、声をかけてきた。
 たくさんの人ごみの中にいたが、私を狙っていたのがわかった。

 「インタビューいいですか?」と言われ、同僚もうなずくし、私たちは、人の流れから外れた。

 ざわざわしていたが、そこで、映画の感想を訊かれた。
 奇襲攻撃にちょっとたじろいだが、何か答えねばなるまい。

 私は、「主人公のアンディは、元々優秀だし、素材がいいのだ」と答えた。

 その若い、新米っぽいインタビュアーの彼女は、「アンディに共感したか?」と訊いてきた。
 彼女は、私に、「共感した」と言ってほしかったのかもしれないが、私は、その誘い水には乗らなかった。

 インタビュアーは、人選を誤ったと思ったようだった。
 すぐに解放された。

 そんなことがあったものだから、私たちは、軽くディナーしながら、映画につき、深く掘り下げることになった。

 同僚は、「(インタビューされたのが)自分ではなく、何故、私なのか」ということも腑に落ちないようだった。

 結局、終電の一つ前で帰宅。
 ちょっと、風邪が悪化したかも。

3.翌日のお手洗いで(日記)

 今日は、なぜか、昨日一緒に「プラダを着た悪魔」を観に出かけた同僚と、トイレでよく会った。

 彼女とは、自然に映画の話題になり、時間を追うごとに、コメントが辛口になっていった。

 やっぱり、彼女は、「何故、私だったのか」が気になっているようで、それについても考察していたようだ。

 「みちょるびんは、恋に、仕事に、がんばっているように見えたのか」
 「みちょるびんは、恋をがんばり、野心があるように見えたのか」などと言われた。

 私自身、「何故、私なのか?」と思ったが、単に、目を引いたからに違いないと思うのだ。
 あまり、特別な理由はないように思う。

 しかし、あのインタビュアーが、「主人公に共感した」という感想を、私から引き出したかったのだとしたら、なるほど、私は、「恋も仕事もがんばっているように見えた」のか!?!?

                       以上、みちょるびんでした!

-ハプニング, 第一次仕事イヤイヤ期, 観劇・展覧会・セミナーなど

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

ストーンヘンジへの道!(14)

 こんにちは、みちょるびんです♪  あとで写真の撮影時刻を通して確認してみたところ、ストーンヘンジを見学していたのは、40分程度だったということがわかりました☆  それが、長いのか短いのか・・・。   …

第一次仕事イヤイヤ期(その101:「初ライブ!」その2編)

こんにちは、みちょるびんです。 (前回までのあらすじ)入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制してい …

しばし待たれよ! Part3-161

 こんにちは、みちょるびんです♪  ある水曜日、1日休暇をもらいました。 その日は壮大な(?)計画がありました。  まず初めに、マイナンバーカードの受け取り。 仕事で不便を強いられていたので、待ってま …

赤目注意報(内科編)

こんにちは、みちょるびんです。 (前回のあらすじ) 占いで、健康に留意するよう言われていた年に、頻繁に、「結膜下出血」になったことがありました。結膜炎とは異なり、目の血管が切れて、白目の部分が血で赤く …

第一次仕事イヤイヤ期(その114:「昇華までのプロセス」編)

こんにちは、みちょるびんです。 (前回までのあらすじ)入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制してい …