こんにちは、みちょるびんです。
(前回までのあらすじ)
入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制している」と告げられ、仕事に対し、違和感を感じ始めた。学生時代に熱中していた「演劇」に活路を見出し、カルチャースクールの演劇講座を受講。そこで出会ったつるさんに誘われ、新たにダンス教室に通うことになったのだが・・・。
【ドラゴンへの道】(1972年、ブルース・リー)
(感想&ダンス日記)
今日は、ダンス仲間とブルース・リーの映画「ドラゴンへの道」を観に行った。
オープニングの曲の絵が、カヌーボートを漕いでいる絵で、なんか、かわいかった。
実は私は、ブルース・リーは写真でしか見たことがなかった。
強面だったし、あまり魅力を感じなかったのだが、映画の中のブルース・リーはキュートで、それでいてカッコよく、世界が彼に熱狂したのが理解できた。
なぜもっと早くに出会わなかったのだろうか。
残念である。
笑顔がとてもチャーミングだった。
もちろん、肉体もすごいのだ。
映画に出てきた人たちが、例えば、ドランクドラゴンの塚地武雅さんに似ていたりするもんだから、笑えた。
アメリカの強敵も、板尾創路さんに似ていたりなんかして。
ヒロインのチャンさん役の彼女は、かわいい人だった。
ファッションも楽しめた。
シルバーらしきアクセサリーもステキだった。
あれは‘ラリエット’なのか、タイみたいに、体の中央に長く垂れていて、スレンダーな体形によく似合っていた。
悪者のオカマさんのファッションも釘付けで、着けているサングラスなんて、冗談のようなデザインだったが、それも結構、楽しめたのだ。
単純なストーリーや、姑息な手段を使わない悪者たち等、明快で、観ていて気持ちがいい。
「皆、いい奴」という感じがして、ほのぼのとしていたように思う。
リーがアメリカ人と闘うシーンも見物だった。
猫がそれを見物するあたりもユニークだし、効果音の入り方が今と違っていて面白かった。
闘っているときは無音で、倒れるときに「ジャーン」となるような感じで。
やはり、いいと言われるものは、観るべきであると思った。
いつの時代でも面白いものは、面白いのだと思う。
ブルース・リーのファンになりそうである。
彼は、翌年に、脳腫瘍で32歳の若さで亡くなったらしい。
本当に残念。
その後、ダンス教室に行った。
即興ダンスは、当然、ブルース・リーになって踊った。
(エアー)ヌンチャクを使った踊りは、ヌンチャクとはわからなかったと言われたが、一緒に映画を観た子に、「ヒーローになってましたね」と言われたので、よしとしよう。
ところで、先生が、何のために踊るのかという質問を皆にしていたので、「ダンスが好きだからです」と答えたら、皆に笑われた。
なんで?
時々、よくわからないところで、皆が笑うので戸惑う。
一体どういうことだ!?
そう、私は、ダンスが好き。
踊っているときが好きだし、自分ではない何者かになれるのが楽しいのだ。
以上、みちょるびんでした!