第一次仕事イヤイヤ期

第一次仕事イヤイヤ期(その44:「クセ?」編)

投稿日:2020年9月26日 更新日:

こんにちは、みちょるびんです。

(前回までのあらすじ)
入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制している」と告げられ、仕事に対し、違和感を感じ始めた。学生時代に熱中していた「演劇」に活路を見出し、カルチャースクールの演劇講座を受講。そこで出会ったつるさんに誘われ、新たにダンス教室に通うことになったのだが・・・。

1.‘冷静に見える’かもしれない‘クセ’

 チャレンジングな新しい部署に異動して、まだ1か月くらいの頃。

 右も左も勝手がわからず、みちょるびんは、あっぷあっぷの状況でしたが、隣の班の先輩に「みちょるびんは、冷静に見える」と言われたことがあります。

 前回の記事の「やみぃ・やみ・やみ4」は、その半年後の姿ではありましたが、半年後ですら、ああいう状況で、1カ月後も、それはそれは、ひどいものでした。

【1カ月後の日記の抜粋】

 「資料を作成するように言われていたが、手をつける暇もなく、次から次に仕事が降ってくるので、日中には、なかなか手を付けられなかった。
 さすがに、3時(!)までいると仕事ははかどったが、家では、3時間しか睡眠時間がとれなかった。
 それにしても、昨日がんばったのは、正解だった。なぜなら、明日は、健康診断の日であり、まさか、その前日に3時まで残業するのは無茶であろう。とは言え、今日も、22時まで仕事した。
 さすがに、書類を見ていても、自然に目が閉じていた。夕方くらいになると、体がぶるぶる震えるのがわかった。いきなり起きた時などに、体が震えるのと同じ感覚だ。寝てはおらず、起きたままの状態でそうなるのだから、余程である。」

 まさに、このような状況にある中に言われた言葉でした。

 そういえば、以前にも、同じようなシチュエーションで、やっぱり先輩に「焦っているように見えない」と、言われたことがあったのを思い出しました。

 みちょるびん的には、結構、‘キテる’んですけど、周囲にはあまり、そういう風には映らないようです。

2.ある打ち合わせでの出来事(日記)

 (ある日、取引先の団体の事務局長との打ち合わせがあり、みちょるびんも、上司や先輩と一緒に、同席したことがありました。)

 まず、事務局長が、同団体の概要について、説明をしてくれた。

 次に、こちらが説明する段になったら、それまで、おだやかだった事務局長が「ん?」と異論があるかのような声を出すのだ。

 こちらは、新しい事業の説明・提案をしており、同団体が賛同してくれるかどうかの瀬戸際だったので、我々は皆、ナーバスになっていた。

 それだけに、「ん?」と言われると、皆、顔を上げて、事務局長の顔色をうかがった。
 でも、その後、「んー、んー、んー」と、納得したような相槌を事務局長が打たれるので、皆、安心して、また、手元の資料に目線を落とすのだった。

 「ん?」と言われるたびに、顔を上げ、「んー、んー、んー」のたび、説明に戻る、の繰り返しで、どうやらそれは、事務局長の口癖のようだった。

 傍らにいる局長秘書さんは、普段通りの涼しい表情だし、でも、上司や先輩は皆、神妙な面持ちで、話しの行方を見守っているしで、そんな中での「ん? んー、んー、んー」は、すっごくおかしくて、考えたら、どうにもおかしくて、吹き出しそうになるのを必死にこらえた。

 お茶を飲んだり、咳ばらいをしたり。
 ツボにはまった笑いを鎮めるのに、苦労した。

 打ち合わせのあと、先輩と二人だけになった時に、その話をしたら、先輩も感じていたようで、二人で爆笑した。

 「やっぱり、余裕ありますねー。」と、また、言われてしまった。

 それとこれとは別よ。

                       以上、みちょるびんでした!

-第一次仕事イヤイヤ期

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