こんにちは、みちょるびんです。
(前回までのあらすじ)
入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制している」と告げられ、仕事に対し、違和感を感じ始めた。学生時代に熱中していた「演劇」に活路を見出し、カルチャースクールの演劇講座を受講。そこで出会ったつるさんに誘われ、新たにダンス教室に通うことになったのだが・・・。
1.ウォーキング初回
さて、痩せる決意をした翌朝、いつもより早起きして、出勤前にウォーキングをする計画でした。
実際その日は、がんばって、早起きしました。しかし、ストレッチだけで、時間切れになってしまいました。
起きてすぐに運動するのは体によくないと思い、ストレッチしたわけですが、起きたばかりだからか、体が異様に硬く、ほぐすのに、思った以上に時間がかかったからでした。
それで、計画を変更し、仕事帰りに歩くことにしました。
自宅の最寄り駅の、一つ手前の駅で下車して、歩くという作戦です。
面倒臭がりのみちょるびんは、それまで、一駅歩くということをしたことがなく、その距離は、結構遠いイメージでいました。しかし、歩いてみると、15分くらいでしかありませんでした。
脂肪の燃焼は20分以上の運動が必要と聞いたことがあったので、それでわざと遠回りし、更に、マンションの階段を7階まで上がりました。
これで、だいたい30分くらいの所要時間でした。さすがに、階段を上がると、息が切れました。
しかし、とても、新鮮な体験でした。
夜型人間のみちょるびんとしては、早起きして朝に歩くよりも、夜の方が楽であるように思いました。
それに、夜であれば、ストレッチの時間も短縮でき、一石二鳥のように思われました。
2.効率的手法
その後、二つ手前の駅で下車するなど、いくつか試しているうちに、最終的に、一旦帰宅して身支度し、改めて出かけるという手法が一番よいという結論に至りました。
当初は、「手前で下車し、その分を歩けば、いい運動になる!」という合理的な考えのつもりでいましたが、仕事帰りでは、パンプスなどの歩きづらい靴であった上に、バッグなどの荷物が邪魔でした。
バッグを肩にかけるにしても、左右のバランスが悪くなるため、到底、「歩く体勢」とは言い難く、それではかえって体を痛めてしまう恐れがありました。
それだったら、そのまま電車に乗っていても、5分もあれば、自宅の最寄り駅まで行ってしまいますし、潔く家に帰って、何なら、ジャージなどに着替えて、運動靴にも履き替えて、身軽になってから出かけた方が、より効率的だと思い直したのでした。
3.早い成果
週一とは言え、定期的に、ダンス教室に通って運動するという下地があったせいなのか、意外に、成果が表れるのが、早いようでした。
さすがに、3日目に「顔がシュっとしているように見えた」というのは、疑わしいと思いましたが、5日目には、窮屈に感じていたハイネックの圧迫感が和らいだという嬉しい報告が、当時の日記に記してありました。
更に、2週間しか経っていない日記には、ダンスの模様が次のように書かれていました。
「自分でも驚いたが、すごくよく体が動いた。ウォーキングのおかげで足腰が強くなったのではないか。これまで、上半身にだけに頼っていた動きが、下半身まで表現力がアップした。(四十肩の)右肩も調子がいいので、右腕もぐるんぐるん回せたのも気持ちよかった。何より驚いたのは、即興ダンスのときに、床の上をでんぐり返りしたこと。先生にも踊りがうまくなったと褒められた。いやっほうー。」
それから、更に10日くらい後には、
「時間がなく、階段や廊下を急いで小走りに移動していたら、ダンス仲間に、『素早い、忍者みたい!』と言われた。うしし。」という記録もありました。
ウォーキングを始めてから、1カ月が経った頃には、左手小指にしていた指輪がゆるくなり、気を抜くと指から抜け落ちるようになっていたとのことで、着実に、痩せていくのが実感できました。
目に見えて、効果があると、嬉しいですし、ウォーキングがますます楽しくなってきました。
以上、みちょるびんでした!