こんにちは、みちょるびんです。
(前回までのあらすじ)
入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制している」と告げられ、仕事に対し、違和感を感じ始めた。学生時代に熱中していた「演劇」に活路を見出し、カルチャースクールの演劇講座を受講。そこで出会ったつるさんに誘われ、新たにダンス教室に通うことになったのだが・・・。
【ダンスライブ、約2か月前の日記】
昨日、携帯電話につるさんからのメッセージが残っていた。
「2か月後に、先生のライブがあるから来てほしい」と先生がおっしゃっていたということだった。
「何か特別な役割が期待されているのか?」と、ちょっぴりウキウキ、ワクワクした。
しかし、ようやくつるさんと直接電話で話をしたところ、別に、単に、「参加して」っていうことのようだった。
まぁ、そんなものである。
このところ、しばらく私は、レッスンを休んでいたが、3回くらい前のレッスンから、新しい曲の練習が始まったのだとか。
アップテンポな曲らしい。
また、ライブは、私が過去3回参加(※)している「先生主宰のもの」とは異なり、既存の大規模なライブに、先生が参加される・・・というような感じらしかった。
「ヒップホップ系の人たちがライブを観にくるから、格好悪いことはできない」と先生がおっしゃっていたのだそう。
それで、つるさんは、「自分にも踊れるだろうか」と、心配していた。
どうせ、我々は、いつものように’One of them’(大勢の中の一人)でしかないわけで、そんな風に、心配には及ばないのだ。
とにかく、今週末からまた、がんばって、レッスンに行かなきゃである。
痩せなきゃ。
体力つけなきゃ。
ストレッチもやんなきゃ!
【ダンスライブ、2日前の日記(前編)】
今日は、ダンスライブのリハーサルの日。
’つるさんダンサーズ’で一緒に踊ったダイちゃんと最寄りの主要駅で待ち合わせし、’私にとって初めて訪れる駅’のところにある体育館に出かけた。
体育館に到着してみると、先生は少しイライラされていて、柔軟体操を始められていた。
そこで、我々のダンスライブの演出・構成等が書かれたものを渡されたのだが、私の出番は削られていた。
即興ダンスの際、ダイちゃんや私等の素人3名だけが、曲の途中で舞台袖にハケる、ということになっていた。
正直、がっかりした。
「観客はヒップホップダンスをしているので、ヒップホップ系を踊れる人の方がいいから」という理由だった。
我々3人以外の、舞台に残ることが許された子たちが、ヒップホップを踊れないことは知っていたので、「3人だけをハケさせる意味がわからない!」と不満に感じた。
これはちょっと、やる気をなくす。
が、仕方ない。
やるしかないだろう。
ここで、初めて教わった、先生の作られた振付は、面白かった。
そこは、やはり、「さすが先生!」である。
前半は特に、面白い振りになっていた。
私は、出番は少ないが、自分なりに、がんばって練習したつもり。
曲の途中では、先日から数回にわたって行われていた「ワークショップ」の参加者と、我々サポート役が、2~3人でチームを作り、即興で踊りながら、順番に、舞台を横切るという演出になっている。
私は、ここでは、2回の、出番がある。
1回目は、前回の「ワークショップ」でも一緒に組んだ参加者さんと二人で、舞台上手から下手に移動する。
2回目は逆に、下手から上手に、車いすユーザーさんと、仲間のサポート役の3名で、移動する。
そんな流れ。
ただ、あいにく、今日は、1回目に組む予定の参加者の方が体調不良のため、見学されることになってしまい、リハーサルでは、私は、一人で踊ることになってしまった。
ここが少し、本番で心配なところ。
そうやって、今日のリハーサルは終わったのだった。 (つづく)
以上、みちょるびんでした!
(※)「初ライブ!」「チャレンジ、ライブ!」「第三のライブ!」をご参照ください♪