こんにちは、みちょるびんです。
(前回までのあらすじ)
入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制している」と告げられ、仕事に対し、違和感を感じ始めた。学生時代に熱中していた「演劇に活路を見出し、カルチャースクールの演劇講座を受講。そこで出会ったつるさんに誘われ、新たにダンス教室に通うことになったのだが・・・。
【ダンスライブ当日の日記(前編)】
ライブ当日。
今日は、まずは、10時半にスタジオ集合だったのだが、何だか、朝も起きられなかったし、テンションも低く、40分以上も遅刻して行った・・・。
行ってみると、先日の打ち合わせのときから、いろいろなことが変更になっていた。
なんか、全然いいところがないという感じ。
まぁ、足の怪我は、骨に異常はないとは言え、100%完治しているわけではないし、存分に踊れる自信も、まだないわけで、仕方ないことではあるのだが、なんか、ちょっと、残念。
あるいは、「『私を前列に出したくない』という何かしらかの妨害があるのではなかろうか!?」とさえ、感じてしまう。
なーんて、これは、うぬぼれだが。
まぁ、いい。
ごちゃごちゃの雑踏の中で、いかに観客の目を引くか。
つまり、実力が試されるということなのだ。
自ずと現れるはずである、もし、私にその力があるのであれば。
だが、曲の最後に全員が舞台で踊る、即興ダンスのパートは、おそらく、曲自体がとても踊りづらいと思っている。
曲の初めからずっと、連続して踊っていれば別だが、曲の途中で、急に舞台に出て行って、’自分のダンス’を踊ることは大変難しいと思う。
出演時間も短いので、よほど、自分のダンスを貫く意思がないことには、「リズムをとって、はい、終了~」という感じになるだろう。
ある種のハンディ。
先生に、曲の歌詞に合わせて、その言葉を声に出しながら踊るようにと言われていた箇所があったので、私は、その点に集中するように努めることにした。
私なぞ、本当に、出番が少なく、見せ場もないので、このときは、ある程度メリハリのある’振り’で踊った方が、曲に流されずに良いと考えたのだ。
だから、その部分については、簡単に、’振り’を作った。
ディスコなどのナイトクラブで、体を単に、左右に揺らすようにして踊っているような状況の中では、シャープな振りなど、違う動きをした方が目立つと考えた。
14時半頃に、2回、通しでリハーサルを行った。
ライブ会場は、前回と同じであったので、さほど違和感はなかった。
ただ、怪我している左足だけが気気になった―――。
以前、レッスンの時に一度、テーピングで足首等を固定してもらったことがあったが、その後、テープの跡がカブれてしまい、面倒だったので、今日はテーピングはせずに、湿布だけ貼ることにした。
足の平の方はまだ少し痛かったが、足首の方は、結構大丈夫そうだった。
(後編へとつづく・・・)
以上、みちょるびんでした!