こんにちは、みちょるびんです。
(前回までのあらすじ)
入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制している」と告げられ、仕事に対し、違和感を感じ始めた。学生時代に熱中していた「演劇に活路を見出し、カルチャースクールの演劇講座を受講。そこで出会ったつるさんに誘われ、新たにダンス教室に通うことになったのだが・・・。
【ダンスライブ、4日前(怪我の翌日)の日記】
今日の祝日は、予定では、家の掃除をするなどして、有益な1日になるはずだった。
が、足の負傷でトチ狂ってしまった。
症状は、昨日と変わらずといったところか?
ダンスの先生が、16時頃にダンススタジオに来てほしいとおっしゃられていたので、出かけた。
それに、演出家の方がいらっしゃるとも聞いていたので、どんなもんなのか、ちょっと興味があった。
今日、初めて会った演出家さんは、若い感じの方で、ちょっと驚いた。
もっと年齢が上の、’おじさん’を想像していたからだ。
それに、あんまり口出しするという感じではなかった。
だが、司会進行では、よどみなく話をされて、上手だなーと感心した。
それも、才能の一つである。
それにひきかえ、普段一緒に踊っているレッスンの仲間たちはどうだろう。
私はしばらく、怪我を理由に、練習には参加せず、横で見学していたのだが、皆、練習不足もあるのだろうが、テンポや間の悪いところがあるなどして、気になった。
だが、私には、感想などの意見は、先生たちからは求められなかった。
まぁ、素人さんなわけだから、当然と言えば当然か。
でも、こんな辛口コメントを、素人の分際でえらそうに言いたくなかったので、かえって、訊かれなくて良かったのかもね。
その後、結局、私も練習に参加することになった。
怪我している足は、仲間がテーピングして固定してくれた。
でも、微妙。
やっぱり痛いので、ダンスは、軽く、流すにとどめた。
存分に踊れないのが、とてもくやしい。
それに、踊りの最中に、掛け声を出すことにもなり、新たな課題が課せられた。
なんか、中途半端な、自分が不安。
夜は、皆とご飯だけ食べて、その後は、私だけ先に帰宅した。
それでも、既に21時を回っていたのだ。
レッスンの開始時間が遅かっただけにね。
それにしても、帰りは足の痛みが強まったように感じられ、憂鬱だった。
足を引きずって歩いていると、体にも負担がかかる。
駅の階段の上り下りや、電車の中で、心無い人に遭遇するなどして、気分が悪かった。
本番まであと3日。
それまでに治るのだろうか???
先生も「なんで(今)怪我したんでしょうね」とおっしゃていた。
やっぱりね・・・。
先生は、タイプ的に、’そういう’ものの考え方をするでしょう。
私もそうだが。
でも、どうして?
体を休めろって?
マスコミの前には出るなって??
ライブに参加しない方がいいってことですかー?
海外出張から帰って来た日も、成田空港から直接レッスンに行くなどして、がんばったのに―――?
【参考】「わたしもそうだが」の実例 -ある日の日記-
今日のもう一つのトピックは、職場の女性先輩について。
先輩は、昨日と今日の2日間は、夏休みのため、休暇を取っていた。
ところが今朝、先輩より職場に連絡があり、明日も休ませてほしいとのことだった。
その理由というのが、足を骨折したから。
詳細は不明だが、もう片方の足もねん挫してしまい、つまり、歩けないとのことなのだ。
そして、その骨折の理由というのが、「旅行に行くために準備していた荷物を、飛び越えようとして」とのこと!
あのおしとやかな先輩が、’荷物を飛び越えようとした’ということが、私には驚きである。
それにしても何たる不運。
骨折は、痛いからお気の毒であるが、でもきっと、神様が先輩に、休養を与えようとしたのではないかと思った。
そうでもしないと、責任感の強い先輩は、連続して休まないだろう。
違うだろうか?
心優しい先輩のことなので、周囲に迷惑をかけると思い、ますます気を遣いそうである。
だが、きっと、働き過ぎの先輩は、ゆっくり休んだ方がいいのだ。
これは、’ガイドスピリッツ’の仕業のような気がする。
以上、みちょるびんでした!