ハプニング

神隠し!?

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 こんにちは、みちょるびんです。

 先週土曜日に、仕事でイベントがありました(「備えあれば憂いなし♪」)。
 1年に1度の開催で、例年、配布するパンフレットがすぐに底をつくほどの盛況ぶりです。

 それで、3年ぶりの開催となった今回は、いつもより多めにパンフレットを用意しようということになり、その作成を皆で分担することになりました。
 カラーコピー機が使えれば、一気に問題は解決するのですが、あいにくカラーコピー機は使えない。
 また、使用できるプリンターの数にも制約があるという悪環境。
 一度にたくさんの枚数を印刷すると、明らかにプリンターの様子がおかしくなったので、計画的な使用が求められました。
 一定数を印刷したら、次の印刷までに30分位の間を置く・・・といった具合です。
 ですから、早くこのノルマから解放されたいという気持ちがあっても、機械を相手に、だましだましやるしかなく、結構な忍耐がいりました。

 イベントの前日になっても、完了できていないパンフレットが複数残っていたので、みちょるびんたちは、改めて皆で手分けし、印刷を手伝うことにしました。
 もうあまり時間がないと考えたみちょるびんは、皆が躊躇して手をつけていなかった禁断の(?)「上司室のプリンター使用」に果敢に挑戦することにしました。
 上司に事情を説明し、上司が昼食のために外出しているわずかな間だけ、上司の部屋に備えられてあるプリンターを使わせてもらうというものです。

 上司は通常、外出する際は部屋を施錠するため、そのドアの開閉には職場で一括管理しているマスターキーを使用することになります。
 みちょるびんは、マスターキーを納める鍵部屋の鍵を保管する、数少ない関係者の一人なので、上司室を解錠することが可能です。

 さて、上司との約束通り、上司の昼食中に上司室のプリンターを使わせてもらい、少しでも多く部数を作成することに貢献したみちょるびんだったのですが、そろそろ上司が戻ってくるという頃に、やらかしました!

 みちょるびん自身も昼食から戻った直後だったのですが、次の印刷は、みちょるびんの執務室の隣の部屋にあるプリンターを使用する計画でいました。
 実行ボタンを押したものの、そのプリンターが一向に作動する様子がないので、変だなと思っていたわけですが、そこでようやくプリンター設定が上司室のままであったことに気づきました。
 つまり、上司室のプリンターを実行していたのです!

 上司がまだお昼から戻って来ていないことを祈りつつ、みちょるびんが保管している鍵部屋の鍵をひっつかみ、大急ぎでマスターキーを鍵部屋に取りに行き、上司室のプリンターから生み出された印刷物を回収しました。
 まだみちょるびんが上司室に滞在している時に、上司が帰ってきてしまったのですが、実質的に上司に迷惑をかけたわけではありませんし、それにこれは「仕事」です。
 この程度のニアミスは、「よし」としましょう。

 その後みちょるびんは、一旦、外出しなければならなかったので、外出先から戻ってきて再び、印刷を続けました。
 外出している間、プリンターのある隣の部屋の同僚に作業を引き継ぐことはできましたが、その子はその子で、他の同僚の作業を支援していた状況があり、外出から戻ってきてからの作業でも、さほどの支障にはならないだろうと自分で対応することにしたのでした。
 その結果、多少の残業をする羽目にはなりましたが、他にもやるべきことはあり、それをやりながらの同時進行だったので、問題はなしです。

 そうやって皆で協力し、何とか印刷物も完成し、3年ぶりに開催することとなった翌日のイベントに臨んだというわけです。

 さて週が明け、月曜日に、また鍵部屋に行く用事が生じました。

 みちょるびんが保管している鍵部屋の鍵を取りだそうとしたのですが、鍵が定位置にありません。
 当然、焦るわけですが、鍵は、隣の部屋の、あのプリンターのそばから発見されました。

 プリンターのすぐそばに座る子が、その存在に気づいてくれたのですが、この鍵は、金曜日のお昼からずっとそこに放置されていたということになる・・・。

 みちょるびんがこの鍵を使ったのは、上司室のプリンター騒ぎがあった時であり、あれ以降は使った記憶がないのです・・・。
 この部屋の人たちだってこのプリンターを使っていたはずだし、みちょるびん自身、皆が帰った後も、このプリンターを使って分割印刷を行い、プリンターと自室の間を行ったり来たりしていました。
 その間、用紙の補充もしていたわけで、プリンターのトレイを開けた位置には、鍵があったはずなのです。
 それなのに、その鍵の存在に気づかなかったというのも不思議です・・・。

 あるいは、別の場所に放置していた鍵を、誰かが届けてくれたのでしょうか・・・??

 鍵の紛失騒ぎにまで発展しなかったことは心から感謝ですが、神隠しにあったよう。
 狐につままれた思いです。

                             以上、みちょるびんでした!

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