こんにちは、みちょるびんです♪
【きままにSD!とは】
当「ぷぷっ・ピィ・DO」では、「1日1記事」を目標に、記事の毎日投稿を行っているところです。
しかしここ数ヶ月、投稿に遅れが出るという由々しき事態に直面しています(- - ☆)。
そんなわけで、たまには気軽に「ショート・ダイアリー」をお届け♪
「ショート・ダイアリー」(Short Diary)、略して、SDです!
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ある朝の通勤電車内での出来事―――。
普段は扉付近が混雑していて、座席の前まで進むのに苦労するのだが、その日は珍しく電車が空いていた。
乗り込んだ扉とは反対側の、7人がけの座席の方の吊り革に余裕があったので、左端から3つめの吊り革に狙いを定め、歩み寄った。
その列には男の人が一人、左端から2番目のところに立っていた。
彼の左隣は扉に近く、混み出すと後ろにヒトが入り込んでくる可能性が高い。
それでは心地悪いので、できるだけ奥の位置が良かった。
立っていたその男は若く、よく見ると足元に置いたカバンを両足で挟み、なんと、窓を鏡にしてネクタイを結んでいた。
みちょるびんが近づいて来たのに気づき、カバンを蹴って、自分が右側にずれたのだった。
みちょるびんが狙っていた場所なのに、余計なことを!と思ったが、仕方がない。
左隣はそのまま空けるようにして、彼がいた場所に立って、重い荷物を網棚の上に乗せた。
右隣のお兄さんは、二人分くらいのスペースを使って、相変わらずネクタイと格闘していた。
ネクタイを結び慣れていないのか、何度もやり直していた。
変わった人ではあるが、放っておく分には無害であるし、彼のことは気にせず、みちょるびんは、いつものようにブログ活動に専念した。
途中で、30代くらいの男が乗ってきた。
その男はなぜか、みちょるびんとネクタイ男の隙間に無理矢理体をねじ込んできた。
いやいや、そこじゃなくて、みちょるびんの左側が空いてるやん!?
またヤバいやつが乗り込んできた!
ヤツは、わざとみちょるびんの右足を踏んだりして、自分が立つためのスペースをあけ渡すように要求してきた。
たまにいない?
その場所に妙にこだわって、半歩たりとも譲ろうとしないヒト―――。
朝の占いかナンかで、そこが今日のラッキープレイスだっていうお告げでもあったのだろうか!?
腹が立ったが、おかしなヤツを相手にしても仕方がないし、気持ちが悪いので、完全に一歩、左にズレた。
不快アピールとして、網棚の荷物もこれ見よがしに左に移動させた。
しばらくの間、ブログ活動に集中。
今度は急に左の方に何かがぶつかったような衝撃があった。
咄嗟に体の力を抜き、衝撃からの抵抗を抑える自分がいて、我ながら感心した。
その後すぐに右隣の男の「うわっ」というマヌケな声が聞こえた。
目をやると、男の後ろの床に、女の人が寝っ転がっていた。
彼女はどうやら扉入付近に立っていたようで、急な電車の揺れにバランスを崩したのかも知れなかった。
通路側に立っている人があまりいなかったから、盾になってくれる人がおらず、そのまま転倒してしまったのだろう。
誰が近寄るでもないので、みちょるびんは「大丈夫?」と言って手を差し出し、彼女が立ち上がるのを支援した。
その直後に電車が大きく揺れ、自分もバランスを崩しそうになったので慌てて吊り革につかまった。
次に振り向いた時は、彼女は扉付近に戻って、扉の方を向いて立っていた。
早くこの場から立ち去りたいという表情。
心境は十分に理解できたので、話しかけるのはやめた。
具合が悪くてふらついたとか、そういう感じに見えなかったしね。
それにしても、いろんなことがあるもんだね。
30分足らずのこの短い時間に、3つもの印象的な出来事に遭遇するとは!
以上、みちょるびんでした!