こんにちは、みちょるびんです。
14時半頃、「サイデル海美術館」(Zuiderzeemuseum)に到着―――。
行ってみたらわかるだろう。
そう思って出かけた「サイデル海美術館」でしたが、行ってみてもよく理解できずに帰って来た・・・というのが、正直な感想です☆
そもそも、このオランダ旅行自体、出発の1週間くらい前に決め、バタバタと準備をして出かけていったものでした。
仕事の関係で、7月まで旅行に出かけられないという状況があったのと、当地での生活がずいぶん長くなってしまい、いつ転勤の話が来てもおかしくないという状況があること・・・。
そういったことを総合的に勘案すると、「今のうちに、行っとかないと、もう、ヨーロッパ旅行はできないかも知れない!?」という答えが自ずと導き出されました。
かつては「月一旅行」と称し、3年半の間に53回も旅行をしていたみちょるびんです。
‘月一’と言いながら、それ以上のハイペース!
熱狂的でキョクターン(「じーまんGO!(#15 キョクターン!)」)な性分だから、そんなことになってしまうわけですが、「思い立ったら、一直線!」(「じーまんGO!(#21 まっしぐら!?)」)でもあります。
「旅行に行く」と決めてからの行動は早かった!
ただねぇ・・・。
繰り返しになって恐縮ですが、みちょるびんは「『1日1記事』投稿を死守」を目標にブログ活動も行っておりまして―――。
1回の記事投稿につき最低でも3時間は時間を要する・・・ということを日課としているものだから、フットワークが重いのね、今のみちょるびんは。
旅に出ている間、ブログ活動を一旦休止し、でも「『1日1記事』投稿を死守」するためには、旅行の日数に応じた記事を予め準備、予約投稿しておかなきゃならない・・・という超えるべき壁があるのです。
平日の日中はオフィスレディとして仕事しているし、自由時間のうち3時間はブログ活動に取られるので、それ以外の時間を旅行の準備に充てることになる・・・。
でも実際は、旅行期間中用のブログも書き溜めておく必要があり、ブログ活動に要する時間は3時間じゃ済まないんですけどね・・・。
と、つまるところ、旅行の準備にあまり時間をかけられなかった!ということを申し上げたい!!
チューリップで有名な「キューケンホフ公園」にリベンジすべく(「春爛漫♪(2)」)、「キューケンホフ公園」を調べていた最中に偶然見つけた、この「『チューリップ畑』を『蒸気機関車』で走るホールン→メデムブリック」の旅―――。
‘エセ乗り鉄’のみちょるびんは大興奮。
即座に、ツアー参加を決定ですよ!
蒸気機関車終着駅のメデムブリックからは、今度はフェリーの旅も楽しめるって言うんだから、乗り物好きとしては、すぐに飛びつくじゃない!?
そんな中での、オプション「サイデル海美術館」(Zuiderzeemuseum)でした。
みちょるびんが見ていたのは、蒸気機関車「Museum Steamtram Hoorn-Medemblik」のチケット購入サイト。
その選択肢の中に「『Zuiderzeemuseum』入場も含まれたチケット」というのがありました。
だけどそこには、その開館時間の補足説明が出てくるだけで、そのほかの情報は一切なし。
この読み方も難し過ぎてわからないし、とりあえずコピペしてグーグルマップで調べてみたら、フェリーの終着地であるエンクハウゼンから1kmくらいのところに立地しているということがわかりました。
エンクハウゼン駅から片道15分くらい。
まぁ、行けなくはない距離だし、得意の‘せっかくだから’(「じーまんGO!(#10 ‘せっかく’だかラー)」)で、じゃぁ、行ってみようっていうノリ。
日本語では、「サイデル海美術館」という風に訳されていたから「海洋博物館なのかな?」って思ったし、でも、ここのサイトを見た時に、かわいい木靴の写真が出てきたから「木靴コレクションが見られるのかな?」とも期待したわけ。
よくはわからないが、とにかく行ってみよう!と☆
実際に行ってみて、ますます混乱しちゃいましたよ。
だって、降り立った場所は、昔ながらの生活を再現したような「村」だったんです!
海洋博物館でもなければ、木靴の展示があるわけでもない・・・。
例えば、ちょうど蒸気機関車の運転室で見た(「春爛漫♪ オランダ旅行!(14)」)焚口のような窯に、実際に石炭をくべて作業している男性の姿を見学できるようになっている建物がありました。
その室内には機械が設置してあって、石炭を動力に稼働しているようでした。
あるいは、洗濯部屋(?)もありました。
古い洗濯機で、洗濯している様子が見学でき、またその屋根裏部屋にはシーツが干してありました。
鍛冶屋も再現されており、鍛冶職人が、金槌で鉄をたたいている古風な作業風景なども見学。
「木靴がある!」と思って入った建物は、どうやら、昔の民族衣装を着て写真撮影できるフォトスタジオだったようで、それにはがっかり・・・。
広場では、レトロな遊具を使った子供たちが、楽しそうに遊んでいました。
そういう‘体験’も、ここの売りの一つのようでした。
みちょるびんが想像していたものとは、かなり違っていました。
入館審査を受けた際(「春爛漫♪ オランダ旅行!(17)」)に、館内マップは渡されていましたが、‘村’の道は入り組んでいるし、どこをどう歩いているか、すぐにわからなくなってしまう。
マップを見ながら・・・というのも煩わしいし、くまなく回れば時間もかかるだろう。
それに、この後の日程のことを考えると、みちょるびんは精力的に歩いて回る気にはなれなかった―――。
「サイデル海美術館」の見学の後は、1km先にあるエンクハウゼン駅を探し出さなきゃならなかったし、そこから30分かけて鉄道でホールンまで戻る必要があったし、ホテルで荷物を引き取ったあとは、バスでアムステルダムに出て、そこからまた電車に乗り換えて、この日宿泊予定のスキポール空港に移動する必要がありました。
まだまだ、ここから先の道のりは長い・・・。
この敷地だけでも結構な広さがあるし、どこを起点にすればエンクハウゼン駅までが1kmなのか謎・・・。
手元のマップには、美術館の敷地しか記されておらず、「駅方向」と矢印で示されているその場所は、フェリーの船着き場と湾を挟んで反対側。
そこまで到達するのにも時間がかかりそうでした。
しかも、翌朝は、出発が早い。
みちょるびんは、この迷路のような再現村「サイデル海美術館」をゆっくり楽しもうなんていう気には、到底なれませんでした。
以上、みちょるびんでした!