こんにちは、みちょるびんです。
蒸気機関車は、お昼頃に終着駅のあるメデムブリックに到着しました。
次にみちょるびんが利用するフェリーの出発は13:20。
メデムブリックの街には1時間ちょっとの滞在となります。
ここでの過ごし方は自由なので、ランチ休憩をしてもいいし、街の中を散策してもいい。
みちょるびんは、おいしそうなお店があったら入ってもいいと思ったし、どうやって過ごすかは、まだきちんとは決めていませんでした。
その前に、お手洗い!
蒸気機関車にはトイレも装備されていたようでしたが、列車からの景色を見逃したくなかったみちょるびんは、時間を惜しんで、車内探検等は特にしていませんでした。
そのため、下車してから駅のお手洗いで用を足しました。
みちょるびんが写真撮影の際、デッキで何度もバッティングした、ツアーガイド風の日本人女性(「春爛漫♪ オランダ旅行!(15)」)は、家族連れだったようで、また駅のお手洗いで一緒になりました。
ウォグナム駅で列車が停車した際、客車をけん引する先頭の蒸気機関車の辺りで遭遇した日本人グループ(「春爛漫♪ オランダ旅行!(13)」)の姿はありませんでした。
出迎えに来た観光バスに乗って、次の目的地に移動して行ったのかも知れません。
ホールン駅で蒸気機関車に乗車する際にもらったパンフレットには、メデムブリックの街の簡単な地図も載っていました。
その地図を見ながら、みちょるびんも、多くの人が歩いて行く方向に歩いて行きました。
繁華街が始まった通りのすぐのところには「パン屋の博物館」(Bakkerijmuseum)がありました。
ネットで軽く写真が紹介されていたので、見覚えがありました。
サンドイッチ類があれば、ここで食事するのもいいかなと思って店内に入ってみましたが、取り扱っているものはお菓子といった感じ。
既に、お客さんで賑わっていたし、時間がかかりそうだったので止めることにしました。
きっとこの街の名物店であり、蒸気機関車からのお客さんが殺到するのに違いない。
それに、みちょるびんが乗船を予定にしているフェリーが、お客さんを連れてメデムブリックに到着するのもこの時間。
この時間帯は、蒸気機関車とフェリーのお客さんで街が賑わうのだと思います。
みちょるびんはもう少し、奥に進んでみることにしました。
良さそうなレストランがあればとも思ったのですが、果たして1時間で食べて帰って来られるかどうか・・・。
お店の人も、その辺は心得てはいるでしょうが、ヤキモキしながら慌ただしく食事するのもね・・・。
向かいの通りにスーパーを見つけたので、そこでサンドイッチを買って帰ることにし、ここメデムブリックの街では、散策に徹することに決めました。
ちょっと先の道を、さっきのツアーガイド風女性家族が歩いていましたが、その家族がお店に立ち寄った隙に、みちょるびんはその家族を抜いて、先を急ぎました。
目指すは、歴史的建造物!
パンフレットには、メデムブリックの簡単な地図とともに、観光スポットの写真が小さく掲載されており、その中の1つが、みちょるびんの関心を引いたのです。
地図によると、随分先の方。
繁華街を突っ切った先には運河が横たわっていて、途中にある中洲のようなところをも通り越してその運河を渡り切らねばならない。
今度は、その運河に沿って、アイセル湖の方に進むことになる。
そうやってようやくその岬に、アイセル湖に面するような格好で、その建物があるらしい。
みちょるびんの携帯電話はインターネットにつながらないし、そこまでの所要時間は不明。
ルートも、この簡単な地図に頼るしか外はない。
ちゃんと時間内に行って戻って来られるのかドキドキでしたが、せっかく来たのだから、そこまで行ってみようと思いました。
繁華街を突っ切った運河の手前で、一旦足止め。
どうやら、跳ね橋だったらしい。
その跳ね橋を渡って、更に奥へ。
左手にある中洲のようなところは、ヨットハーバーになっていて、たくさんのヨットが浮かんでいました。
これまで何度となく、こういった光景は見てきましたが、隙間がないほどに無数のマストを見たのは初めてでした。
あとで調べたところ、ここメデムブリックの地では、毎年、世界的に知られるヨットレースが開催されるのだそう。
納得。
時刻は12:40になろうとしていて、自由時間も折り返しの時間。
そろそろ駅の方に戻ったほうがいい時間でした。
でも、あともう少しで歴史的建造物があるはず!
せっかく近くまで来たのだから、一目だけでも見ようと足を早めました。
そこには、運河に囲まれたかわいいレンガ作りの建物がありました。
家に帰ってから調べたところ、13世紀にホラント伯フロリス5世により建てられた「ラドバウド城」ということでした。
建物内も見学できるようで、お城の前で観光客が記念撮影しているのが見えました。
みちょるびんは時間がないので、運河を隔てたところから、来訪の証拠として写真撮影。
それからすぐに、駅の方に戻りました。
帰りの跳ね橋のところで、例のツアーガイド風女性家族を見かけました。
彼女たちは、この辺りで時間を過ごしていた模様。
帰りの道では、もちろん、スーパーに立ち寄ることも忘れない。
ここで食料を買っておかないと、ランチを食いっぱぐれることになるだろうから、その辺には抜かりはありません!
なんとか無事に、13時過ぎには元の蒸気機関車の駅に戻って来れました。
駅のすぐ裏手にフェリー乗り場があるということは、地図上に記されていましたが、どうやって行くのかよくわからない。
駅のホームに行ってみると、折り返しホールンに戻る蒸気機関車の出発も13:20ということもあり、列車は出発の準備をしていました。
近くにいた駅員に、フェリーの乗船口を訊いたところ、列車の裏手の土手を上がったところだということでした。
線路を横切ることができるようになっているらしい。
みちょるびんはせっかくなので、ちょっと遠回りになるようでしたが、蒸気機関車の見納めに、蒸気機関車の先頭の方を回ってから行くことにしました。
列車の乗客は既に乗り込んでいるのか、写真撮影をしている人はほとんどおらず、みちょるびんの独占状態。
土手を上がると、道を戻る形で、向こうの方にフェリーが停まっているのが見えました。
土手を挟んで蒸気機関車とフェリーを併せて、パシャリ。
乗り物好きにはたまらない1枚となりました♪
以上、みちょるびんでした!