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春爛漫♪  オランダ旅行!(8)

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 こんにちは、みちょるびんです。

 デン・ハーグで宿泊したホテルでは、チェックアウト時に預けた荷物の引き取りだけだと言うのに、フロントでかなり待たされました。
 みちょるびんがホテルに戻った時には、スタッフが2名しかおらず、客の対応に追われていました。
 みちょるびんの他にも順番待ちをしているお客さんがいて、長い間待たされているといった様子でした。

 みちょるびんの番が、ようやくその次!というところまできた時に、あとからやって来た老夫婦に割り込まれました・・・。
 その時、並んで待っていたのはみちょるびん一人だけで、2つあるデスクのうち、先に空いた方に進もうと思いながら、なんとなく、左側の列に立っていたところを、右側の方にすかさず並ばれた格好。
 そして、偶然そちらの方が早く済み、老夫婦がそのままデスクの前に進んでしまった・・・。

 「すみません?」と声をかけましたが、無視。
 ホテルスタッフも、みちょるびんがずっと待っていたことを知っていたはずなのに、そのまま老夫婦の接客を始めました。
 こういう時に「次にお待ちのお客様?」と声をかけてくれる係員は、フェアでいいよね!?

 老夫婦はご高齢だったし、正直なところ、順番を譲ってあげてもいいか・・・という気持ちになったのも確か。
 でもさ、それは、きっとすぐに終わるだろうっていう、期待があったから。
 それだのに、それからまた、延々と話が長くなるんですもん!!
 そうなると、さすがに譲ってあげたことを後悔したし、イライラもピークに達してきた。
 そもそも老夫婦からは、そんなこちらの厚意に対する、謝意すらないわけで―――。

 それから間もなく、みちょるびんの後ろには行列ができて、みんながうんざりしている中、後からやってきた別の男が、さりげなく老夫婦の後を陣取ろうとするもんだから、さすがのみちょるびんも「皆、並んでいて、次は私の番なんですけど!?」と声を荒げてしまいました。
 30分近く待たされ、でも、荷物の引き取りにかかったのはわずか1分。
 そのギャップにも、腹立たしく感じられました。

 時刻は14時半を回った頃合い。
 15時には、ホテルはチェックイン・タイムを迎えるわけで、その時間帯になると客が殺到するということくらいは、ホテルだって経験上わかっているはず。
 接客体制に問題があると言わざるを得ない。
 いくらおしゃれで素敵なホテルでも、こんな風に長い時間待たせられては、また訪れたい♪という思いは失せてしまう。

 せっかく、デン・ハーグではたくさんの名画に触れることができ、気持ちのいい滞在ができたと言うに、これでは気分が台無し!
 残念でした。

  デン・ハーグ中央駅に到着した時には、既に15時になっていました。

 有人のインフォメーション・ボックスで、質問をしている客がいたので、みちょるびんもその列に並び、ライデンまでの‘乗り換え案内’を念のため印刷してもらいました。
 印刷されたものを見ると、電車は30分毎に出ているようで、一番早い電車の出発時刻は15:25でした。
 しかしよく見ると、ライデン到着が17:07となっている・・・!
 ユトレヒトというところまで40分くらいかけて移動し、そこでの乗り換えに20分、それからライデンまで更に40分の、計1時間40分の道のりとなっていました。

 みちょるびんがライデンに行く目的は、「ライデン国立民俗学博物館」が所蔵する葛飾北斎の肉筆画の鑑賞(「オランダ旅行!(完)」)。
 Wifiなしでは、みちょるびんの携帯はインターネットが使えないので、博物館に行くのにも道に迷いそうだし、17:07のライデン着では、とてもじゃないが、博物館を見学する時間などない。

 せっかく、ランチのあとの時間は「ライデン国立民俗学博物館」見学に充てようと思っていたのに!
 今更ながら、あのホテルでの長い待ち時間がますますもって恨めしい・・・。
 大変残念ではありましたが、‘北斎’は諦めざるを得ませんでした。

 みちょるびんは、もう素直に計画を変更し、その日の宿泊先であるホールンに直接向かうことにしました。

 デン・ハーグからホールンへの直通電車はなく、アムステルダムでの乗り換えが必要だということは、旅行を出発する前に得ていた情報でした。
 それで、自動券売機で切符を購入すべく、行先指定をしようとしたところ、無意識に「ライデン」を選んでしまっていて、気づくと、ライデン行の切符を購入していました―――。

 ありえない・・・。
 どうして、こんなことになるのか、自分でも理解不能。
 自分のうっかり加減がホトホトいやになりました。
 たった今、ライデンからホールンへの行先変更を決意したばかりだというのに!
 なぜに「ライデン」!?

 仕方がないので、切符の払い戻し&買い直しをすることに。

 ところが、周囲には訊ねたい駅員の姿がない。
 改札のところに設置されていた無人のスピーカーに向かって、一人空しく、みちょるびんは話しかけるしか術がありませんでした。
 場内アナウンスが始まった日には、とたんに先方の言っている声が聞き取れなくなる・・・。
 最終的に「近くに、黄色いベストを着ている係の者がいるはずだから、その者に訊ねよ」とだけ聞き取れ、振り返ると、確かに黄色いベストの人が!
 結局、その人からも、有人カウンターに行くように勧められました。

 なんだ、有人カウンターもちゃんとあったのか!と、拍子抜けしました。

 その時点で既に1時間が経過・・・、16時になっていました。

 恐ろしい!!

                             以上、みちょるびんでした!

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