こんにちは、みちょるびんです。
【友人との数カ月ぶりの再会(日記)】
夕方、数カ月ぶりにE子と会うため、約束の場所に出かけた。
落雷でさっきまで山手線がストップしていたようだったが、影響なくて良かった。
E子は、更に痩せて、きれいになっているような気がした。
E子はずっと、結婚を目標に、お見合いクラブでの活動を続けていたが、そこでは期待した出会いがなかったのだそうで、また別の、新しいクラブに入り直したということだった。
今は、そこで出会った遠方の男性と、いい感じなのだとか。
最近、前世占いを体験し、この時期に出会う男性と結婚すると言われたそうだ。
その遠方の彼に特徴が似ているらしく、E子もすっかりその気になっている感じだった。
本当にそうなるだろうか。
私は、占いに振り回されているからな・・・。
でも、E子の場合は当たるでしょう。
幸せになってほしい。
また、来年会おうと言って別れた。
【その4カ月後(日記)】
E子は、例の遠方の彼に、結婚したい意向を伝えたらしいが、彼の方が少し慎重で、もう少し時間がほしいと言われたそうだ。
毎日メールや電話をしているとのことだが、やっぱり、遠距離は難しそう。
私は、片思いしている彼の話しをしたが、数年前の時と同じように、手厳しいドライな反応が返ってきた。
でも、まぁ、それが正当な意見だと思う。
私自身が、なぜこうも引きずっているのか、しかも、勝算がないのに期待しているのか、狂っていとしか思えないのだから。
E子と次に会う時は、E子も、彼とのことで、何らかの形で決着がついているだろうとのこと。
幸運を祈る!
【その4カ月後(日記)】
考えてみると、私の周りには、人生の転機を迎えている人が多い。
転職し、新しい仕事を得て海外に旅立つ子や、結婚する子がいたり、別の子からは、いよいよ退職したとの連絡がきた。
転機というのは、もちろん、人それぞれではあるが、皆、自分がいいと信じる道に、自ら足を一歩、踏み出しているわけで。
私は、一体、どうなんだろうなぁ・・・。
‘捨てる’と言う作業は、大切なことらしい。
切り替えのために。
私は、ウォーキングで、少しずつ痩せ始めてから、それが面白くて、減量に熱中しているが、‘痩せる’ということも、‘脂肪を捨てる’ということなのだと気づいた。
もしかすると、「捨てること」、これが一番、私に必要なことだったのではないか。
そんな気さえする。
【その半年後(日記)】
E子は、お見合いクラブで知り合ったあの遠方の男性とは、あの後すぐに別れたということだった。
今回のE子との再会では、その彼との話しが話題にのぼるだろうと予測していたが、とてもサラッとしていた。
ちょっと、感心した。
私が、失恋して、彼の話しをしたとき、「付き合ってもいないのだろう、ハイ、次」等、これまで、とてもドライなコメントの数々をちょうだいしてきたが、当のE子は、見事なもので、愚痴一つ言わなかった。
完全に、割り切れているかどうかは、私にはわからないが、少なくとも、センチメンタルではなかった。
むしろ、次に進んでいるようにも見え、あっぱれだと思った。
そういうE子なら、私のこの異様な引きずり方は、理解できないに違いない。
納得した。
私が、なかなかものが捨てられないという話しをすると、「そういう人は、男もひきずるのだ」って言われた。
うーぬ。
やっぱり、‘ものを捨てる決心’も必要のようだ。
私たちは、また、新しく年が明けたら会うことを約束し、別れた。
次はE子に、いい報告をしたい!
【その1カ月後(日記)】
テレビで言っていた。
整理整頓の苦手な人は、過去へのこだわりが強く、だから、ものを捨てられないと。
そのとおり。
逆に、過去へのこだわりを消せれば、捨てられるのだろうか?
私は忘れっぽい性格だし、そうなると、片っ端から何でも忘れていってしまいそう。
それでも、生きていけるものだろうか?
以上、みちょるびんでした!