旅行

実況してみた☆(ノルウェー旅行♪ その3)

投稿日:2024年5月28日 更新日:

 こんにちは、みちょるびんです♪  

 フロム鉄道が入線。
 その様子をビデオに収めることができたし、客が殺到することもなく車両に乗り込むことができました。

 入り口入ってすぐのところにある荷物置き場にキャリーバッグを置いてから中に移動。
 ボックス席の窓側は既に埋まっていたので、車両の一番奥の、進行方向向かって背中を向けるようにして唐突に設けられていた2人用席の窓側を陣取りました。

 進行方向に向かって座りたかったが仕方がない。
 それでもれっきとした窓側ではあるし、みちょるびんと、通路挟んで反対側の席の窓だけが上下に開閉できるようになっていて、窓は既に開いていました。
 全然寒くないし、開いていても問題ない。
 むしろ、写真が撮りやすいというもの。

 その車両はちょっと変わっていて、車両の3分の1くらいのスペース座席の設置がされておらず、何もない空間になっていました。
 そんなこともあり、写真を撮りたい人たちがそのスペースに終始たむろって、状況に応じて両側の窓を行ったり来たりしました。
 当然、みちょるびんの席の窓もそのターゲットになりました。

 みちょるびんもそれに便乗し、右と左を行ったり来たり。
 通路側の席に追いやられていたベルゲン鉄道の時よりもかなり自由。
 旅の達人である同僚も心配してくれていた席問題もあっさり余裕でクリアといった感じでした(「実況してみた☆(ノルウェー旅行♪)」)。
 本当にラッキーだったと思います!

 列車が出発して間もなく、見せ場の一つであるKjosfossenキョスホッセン滝が右手に現れました。
 パワフルな滝で、鉄道の電気を生み出す発電所に電気を供給しているのだそう。
 ちょうどみちょるびんが窓の外にスマホを向けていた時で、すかさずビデオに収めることができました。

 すごい水しぶきでした。

 列車はここで一時停車、見学タイムとなり、乗客はデッキに降りました。
 みちょるびんも一旦外に出たのですが、水しぶきがすごかったので写真を一枚だけ撮ってすぐに退散しました。

 旅の達人、同僚の話では、ここでメルヘンチックなダンスの披露があるのだそうで、きっとみちょるびんは好きなはずと言われていました。
 確かに音楽が奏でられていたのは聞こえましたが、とにかく濡れたくないという気持ちの方が勝って、結局メルヘンダンスは見ずに終わりました☆

 約1時間のフロム鉄道の旅を満喫し、フロムに到着したのは13:04頃。みちょるびんは、その日2回目の難局を迎えていました。RIB(リブ)ボートツアー「フロムの遺産フィヨルド サファリ」への参加です。

 リブボートとはRigid-Hulled Inflatable Boatの略称で、FRP成形による船体にハイテク素材の浮力体であるチューブを接合したボートなんだとか。
 通常のFRP製ボートよりも走破製に優れ、どんな海の状況でも安定した走行ができ、安全性にも優れているとのこと。

 よくわからんが、剥き出し(!?)のボートであることは確か! 風がビュービュー吹き曝しだから、臨場感たっぷりのツアーになること、こう請け合い!

 5月末で、まだ寒いんじゃないかという懸念はありましたが、これしか手配できるアクティビティが残っていなかった。
 だったら行くしかない!!

 とは言え、天気にかなり左右されそうだし、一種の賭けでもありました。

 ツアーの出発は13:30で、20分前の召集がかかっていました。
 そもそも列車のフロム到着予定時刻が13:04だから、かなりタイトなスケジュール感。
 キャリーバッグの荷物だもあるし、いろいろ気になることはありましたが、天下のナットシェルが実行可能として計画に組み込むことを許可してくれたのだから、きっとなんとかなるさ!

 だが、防寒だけはしっかりしておかなきゃならない。
 なんせ所要時間が2時間と、かなりガッツリめの内容。
 しかもその間、吹き曝し状態なのだから、かなりヤバイ。

 さて、列車のフロム到着場面においても、前方車両の利用が功をなし、混雑を避けてビジターセンターに進むことができ、すぐにお手洗いを済ませられました。
 フロムは小さい街なので、その点ボート乗り場もすぐ近くにあったので、余裕で間に合いました。
 また、荷物も預かってもらえましたので良かった♪

 ボートに乗る前に、上下が繋がったスキーウェアみたいな浮力スーツを与えられ、着るように指示されました。
 もちろんライフガードも着用。

 みちょるびんは手袋や帽子も持参しており、受付のお姉さんには、今日は暖かいから不要と言われましたが念のためポケットに忍ばせました。
 でも、本当に出番はありませんでした。

 説明書にはサングラスを持参しろとあったので、係の人に見せたら、風で吹き飛ばされるかもとのことで、ツアー側が貸し出すゴーグルを使うことにしました。

 13:30出発を予約していた客は、ボート2台に分かれました。
 みちょるびんは、6人グループの人たち、1人客の人と一緒になり、計8名。
 座席は前から2、3、3、3、3席と並び、14人乗りのようでした。

 先の2列と最後の列を他のお客さんが陣取ったので、みちょるびんは1つ間を空けて後ろから2列目の左側にしました。

 このツアーでは、アウルランズフィヨルドを抜け、さらに美しい世界遺産のネーロイフィヨルドへと向かう。
 折り返し地点はネーロイフィヨルドの端、Gudvangenグドヴァンゲンという街。

 みちょるびんはフロムに一泊したあと、翌日にナットシェルの周遊を再開しますが、このグドヴァンゲンは、フロム発フィヨルド観光船の終点でもある。
 要するにみちょるびんは、フロムーグドヴァンゲン間を2回往復し、同じ景色を2度楽しむと言うことになる!
 しかも、今回はガイドさんの説明つき。

 ガイドさんはみちょるびんにライフガードの装着を手伝ってくれた女性だったのですが、なんとボートの操縦もこなしていました。
 カッコいい! 

 途中で、スポットごとにボートを止めてくれ、いろいろと説明してくれました。
 滝の間近に迫ることも!
 臨場感たっぷりで、迫力満点!

 ボートも基本的に安定した走り。
 スピードを上げている時は、時速50キロで走ると話していたように思います。
 すごい風圧で確かに普通のサングラスだと危なかったかも。
 写真撮影のために掲げたスマホすら飛ばされそうな勢いでした。
 ずっと風に当たり過ぎて、なんだか額の感覚が一時的に変な感じになりました。

 ボートツアーを終えてフロムに戻って来たのは16時近く。
 天気にも恵まれ、全然寒くなんかなかったし、最高のツアーでした。
 この幸運と、数年越しにフィヨルド観光を実現できたことの喜びを一人かみしめたみちょるびんでした。

 ところで、みちょるびんと同じボートだった6人組は、港に停泊していた大型客船の乗船客だったようでした。
 フロムに到着してすぐに目に飛び込んできたのはその客船で、とても印象的でした。

 夜21時頃にドラの音を聞いたので窓から外を覗いて見ると、停まっていた大型客船が出航しようとしていました。
 体が大きいせいなのか、想像していた以上に方向転換に時間がかかり、進み出すまでに20分くらいかかっていました。
 前進を始めてからも結構スピードが遅いという印象。

 どこから来たのか、どれくらいくらいかけて旅をしているのか訊かなかったけど、英語を話していたから北米から来たのかな!?
 世界一周とかしているんだとしたら羨ましい!

 船旅は一人じゃ寂しいが、いつか誰かと長期船旅もしてみたいものです。
(つづく・・・)

                             以上、みちょるびんでした!

【フロム鉄道の車内の様子】
【発車してすぐに登場した見せ場のキョスホッセン滝】
【キョスホッセン滝の水しぶきでできた虹】
【こういった滝がいたるところに現れるので目が離せない】
【フロム鉄道と山の高台から落ちる滝】
【リブボートでのフィヨルドツアー】
【操縦もできる女性ガイドさんの説明に耳を傾ける】
【たくさん見られる滝】
【高い山の上から流れ落ちる無数の滝】
【一番大きな滝に水しぶきがかかるほどまで接近】
【船でしかたどり着けない村】
【崖を登らなければ到達できない家】
【こぶしのような形をしたフィヨルド】
【美しいフィヨルド】
【出航していく大型客船】

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