こんにちは、みちょるびんです♪
ノルウェーにはたくさんのフィヨルドがありますが、車がないと行きづらい場所もあるようです―――。
助手席に座ってくれる運転交代要員がいれば、そんな旅もやってみたいが、今回のみちょるびんの旅は一人旅。
足がつるかも知れない問題(「やっぱり旅が好き。」)を抱えながら一人で車を乗り回す自信はない。
そんなみちょるびんのような人も気軽に利用できるのが、Nutshell(ナットシェル)の周遊券♪
みちょるびんはオスロからベルゲンに抜けてソグネフィヨルドを楽しむルートを選択しました。
この周遊ではフロム鉄道やフィヨルド観光船を乗り継いでいくことになりますが、6:25にオスロ駅を出発して終点のベルゲンに到着するのは20:40だから一日がかり。
オスロ発が朝早いので前泊は必須だし、ベルゲンにも泊まらないとならんだろう。
ソグネフィヨルド自体の周遊は1日で完結するとは言え、実質的には宿泊が必要となってくるので、オスロ近郊在住者でない限り、3日は必要ね。
みちょるびんは、ヨーロッパ最後の旅という大義名分があるので、ここは一つ贅沢に、中継地のFlåm(フロム)というところで一泊することにしました。
フロムはソグネフィヨルドの支流であるアウルランフィヨルドの最も内側に位置し、ノルウェーのフィヨルドの中心部にあたるのだそうです。
フロムでは様々なアクティビティが用意されており、フィヨルドをより間近に体験することができるという、魅力的な場所なのです。
ホテルも、ナットシェルを通じて予約。
一軒目はすでに予約がいっぱいで、2軒目がかろうじてとれたといった感じ。
シーズンオフだから大丈夫だろうと見くびってました。
今回はラッキーでしたが、予約は早めにしておいた方がいいという教訓です!
さて、そのフロム―――。
到着するまでにまず最初の難関が待っている!
それはフロム鉄道!!
みちょるびんが周遊をスタートさせたオスロからは、ロンリー プラネットによって「世界最高の鉄道旅行の 1 つ」に選ばれているベルゲン鉄道を使うことになります。
次のフロム鉄道の乗り換え地となるMyrdal(ミュルダール)までは、5時間くらいかけて移動しました。
こちらは指定席で、ナットシェルの方から座席が割り振られており、あいにくみちょるびんは通路側でした。
窓が大きいので、車窓を楽しむことはできますが、写真撮影となると、やはり不利。
写真に収めたいと思った景色がいくつもありましたが、思うように撮れませんでした。
オスロを出発した時に車内アナウンスで本日は満席と言っていたので、みちょるびんは生真面目に通路側に甘んじていました。
でも、他の客は席を移ったりして自由奔放。
実際、ずっと空席が目立っていたんです。
なんだかばかばかしくなって、みちょるびんもようやく4時間くらい経った頃に、前の空いてる席に移動。
そしたらその途端、次のGeilo(イェイロ)駅でわんさかヒトが乗ってきたので、すぐにまた自席に戻ることになりました(- - ☆)。
確かにそこからは満席になりました。
ノルウェーの特有の地形のなせる技なのか、列車は川沿いを走ることが多く、たおやかに流れる水と緑がとても美しかったです。
また東山魁夷の日本画のように、湖に反転された景色も見られました。
写真に収められなかったのが残念!
イェイロ駅くらいまではまだ、緑が眩しかったのですが、そこを過ぎたあたりから、残雪の風景に変わり、終いには、川なのか湖なのかに氷が浮かぶようになりました。
だが、その景色が息を飲むほどに美しくて!
みちょるびんが座っている反対側の窓から見える光景だったので、みちょるびんは立ち上がって夢中になって写真を写しました。
それでもなかなか、目にした光景を写真に収めるのは難しかったです。
フロムに近づくにつれ、明らかに寒くなっていってる感じがあり、みちょるびんは次第に不安になりました。
なぜならみちょるびんが、フロムに到着したあと参加する予定にしていたアクティビティが剥き出しのボートツアーだったから。
こんな寒々しい中を風を切って走るのだとしたら凍えてしまう!
もっと本格的な冬の格好で来るべきだったのでは!?と思いました。
しかし、列車の乗り換え地であるミュルダールに降り立ってみると一変、暖かかったので、あるいは大丈夫かも!?という期待も持てたのでした。
さて、ミュルダールとフロムを結ぶのが、問題の(?)フロム鉄道になる―――。
フロム鉄道は世界でも最も美しい鉄道の一つと言われており、この区間は自由席。
みちょるびんの同僚、旅の達人がみちょるびんのキャリーバッグを心配してくれていた、座席争奪戦必須のポイントです(「実況してみた☆(ノルウェー旅行♪)」)。
なるようにしかならないし、自然体でいくしかない・・・。
ミュルダールに到着したのが11:15で、乗り換えは、向かいのホームと簡単でした。
フロム鉄道の出発は12:06だったので、まだ列車は到着していませんでした。
みちょるびんは、どっちが進行方向なのか気になり、下車したベルゲン鉄道の進行方向の先端あたりに係員が立っているのが見えたので、係員に聞きに行きました。
係員によると、列車が入構するのは、我々がベンゲル鉄道でやってきた方向と同じ。
だが、向かうのは、同じく入構してきた方角だという。
そういえば、説明書に180度方向を転換するとか書いてあったのを思い出しました。
なるほど、このことか!
みちょるびんたちがその時立っていたエリアだと、つまり最後尾になる!?
ちょうどそのあたりに、土手の下の方にある川の麓まで下りて行けるようになった遊歩道があって、列車の到着がまだ先だと考える人たちが見学に下りて行ってるのが見えました。
しかも、さっきドヤドヤとイェイロ駅から乗って来た人たちは団体客だったようで、ホームで集合写真なんか撮っていました。
この人たちと一緒の車両になってはたまらない!
皆、後ろの車両の方にたむろっていたので、みちょるびんは、逆サイドまで戻り、前の方の車両を狙うことにしました。
こちらのエリアの方が待っている人たちが少なかったし、みちょるびんはフロム到着後すぐにボートツアーに向かう必要があったので、その方が人の波に飲まれずに済み、かえって都合がいいと思ったのでした。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!