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子供の頃の思い出。(12)

投稿日:2025年2月10日 更新日:

 こんにちは、みちょるびんです♪

 そう言えば小学校の頃、みちょるびんは特に男子から「怖い」と思われていたらしい。
 そんな噂を耳にしたことがある。

 負けず嫌いだったし、口も達者だったから、男子と口喧嘩をしても負ける気はしなかった。
 それに、高学年の頃なんか、楽しく談笑している時でさえ、男子に負けたくなくて、男子よりも面白い話をしては笑いを勝ち取ることに燃えていた時期もあった。

 そういう勝気なところも、恐れられる原因を作っていたのかもしれない。
 その上、正直に自分の思いや考えを言葉に発するところもあったしね。

 あれも、これも、「怖い」原因だらけじゃん!?
 学生時代は、もしかするとそういった勝気な――自信満々のところが、相手を圧倒させ、怖がらせていたのかも知れない。

 だけど、大人になって他者に与えていた「怖い」という印象は、むしろその逆で、自信のなさや余裕のなさから来ていたものだったように思う。

 みちょるびんは、長子ということもあり、親の締めつけがとても厳しかった。
 門限も早かったし、アルバイトをすることも許されていなかった。
 だが2つだけ、例外的に許されたアルバイトがあった。

 1つは、学校が絡んでいたから許されたんだと思う。
 市の主催だったと思うが、成人式委員会なるものが結成されることになり、各学校に対し学生2名を推薦するよう要請がなされ、みちょるびんの学校からはみちょるびんが推薦されたのだった。

 意見を訊かれたり、アイディアを求められたり、そんなことをさせられた。
 みちょるびんは当時、学校にはなかった演劇部を立ち上げるなどして、目立った活動をしていた。
 それに自分の意見をはっきりと述べ、物おじしなかったから、みちょるびんに白羽の矢が立ったんだと思う。

 1~2時間くらいの集会で、5千円もらえたので割のいいアルバイトだった。
 成人式用に特別にデザインされたテレフォンカード(!)の販売もやらされたが、みちょるびんは集められた学生の中でも売上ナンバー1だった♪
 演劇部で顔が広かったし、クラスメイトをはじめ、たくさんの友達が売り上げに貢献してくれた。

 因みに、成人式当日はさだまさし氏がゲストとして参加。
 式典のあとに屋外に出てみんなで風船を飛ばすというセレモニーの時、さださんに風船を渡したのは、何を隠そうこのみちょるびんなのさ!

 あは。
 ちょっとした自慢話をしてしまったが、残りもう1つのアルバイトというのは、神社にあるうどんやさんでのうどんのサーブ係。
 正月に参拝客で賑わう3が日限定のものだった。

 みちょるびんはその神社に参拝したことがなかったし、なぜ、そのアルバイトがみちょるびんに回って来たのか不明だけど、なかなか面白い経験だった。
 お店の人たちが朝から大きな釜で、たくさんのカツオ節と醤油を入れてスープを作っていた。
 寒い中、うどんを茹でる白い湯気が立ち込める様子や、醤油の香りだとか、とても印象に残っている。
 仕事終わりにもらって食べたアイスクリームも、とてもおいしかったなぁ。

 さて、アルバイトは普段許可していなかったわけだから、うどん屋でのアルバイトは、両親にとっても我が子が働く姿を見ることができる珍しい機会だった。
 両親と妹が、みちょるびんにはサプライズで、うどんを食べに来た。

 忙しかったし、注文を間違えないように、またうどんをこぼさないようにと、みちょるびんはとにかく真剣にその業務に取り組んでいたわけだけど、うどんを家族のいるテーブルに運ぶや否や、母・マミー(だったと思う)に「顔が怖い」と指摘された。

 確かに、笑顔は一つもなかった。
 愛想をふりまかなきゃという発想は一切なく、第一、そういう余裕もなかったのだ。

 就職してからも、新しい環境で、初めての仕事を覚えなきゃで、やっぱり心に余裕がなかったと思う。

 みちょるびんは集中すると、周囲の音が聞こえなくなるようなところがあったので、仕事していると他のヒトの雑談なんて聞こえなかったし、「真面目に仕事」しながら、「楽しく冗談を言う」だなんて、対極にあるようなことを同時にこなすだなんて芸当はできなかった。
 気持ちの切り替えがうまくできなかったから、ただただ真面目に仕事に取り組んでいた。

 理不尽なことも多く、イライラすることも多かったから、愛想笑いも見せない可愛げのない新人だっただろうと思う。

 今なら、自分の仕事をしながらでも、周囲の人の会話にも耳をそばだたせ、自分にも関わりがありそうな話題になった時は話に参加するという柔軟さも持ち合わせているがね。
 たまに新人の子で、要領の悪い子を見かけると、入社当時の自分を思い出して懐かしくなるし、応援したくなる。

 だからさ、仕事中とアフターファイブとで、「怖い人」→「陽気な人」にキャラ変という実態には、余裕がなかったという背景があったからなのさ!(「子供の頃の思い出。(9)」)

 今でも、急いでいる時とか、相手の飲み込みが悪い時なんかはイライラしちゃって、ちょっと語気が強くなったりなんかする。
 反省。

                             以上、みちょるびんでした!

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