こんにちは、みちょるびんです♪
幼い頃のみちょるびんは、童謡のレコードをたくさん聴いて歌をよく知っていたし、自分でもよく歌っていた。
だから、歌にまつわる思い出話は母・マミーからよく聞かされたが、踊りに関しては特にこれといってない。
ただ、自分でよく覚えているのは、幼稚園の時、運動会で行ったお遊戯に対し、すごいこだわりを持っていたということ。
みちょるびんは家で熱心に自主練をしていた。
美しく踊ることを目指し、お遊戯の中にちょいちょい入っていたポーズも、腕の高さや首の角度など、感覚的に一番美しいと思われるところを研究した。
最も、鏡の前で踊って、客観的にチェックするという発想はなかった。
だったら、どうやって美しいポーズを追求するのか?という疑問はあるが、いずれにせよ、みちょるびんがそういう精神のもとでお遊戯に臨んでいたことは確かだった。
本番がどうだったかは全く記憶にないのだが、とにかく、練習に精を出していたということを覚えている。
小学校に上がると、体育の授業でダンスの時間があった。
マイムマイムだとか、単純なフリをみんなで踊るという程度のものではあったけど、みちょるびんは、先生に教わった振付を一発で記憶した。
そして皆で踊る時は、たくさんのクラスメイトがみちょるびんの踊りを参考にしていたことを覚えている。
小学校低学年で習うものだから、その難易度は知れているが、それでもすぐに覚えて体で表現できたのだから、それなりに踊るセンスはあったんじゃないか!?、と思う。
だけど、30代半ばになって始めたダンスは、本格的過ぎて、1回じゃ覚えられなかった。
それまでずっと自己流だったし、踊ったことがない振付ばかり。
記憶力の衰えもあるとは思うが、覚えるのにも結構な時間がかかったし、先生の要求通りには再現できてなかったと思う。
体が硬いということも、ネックになっていた(- - ☆)。
子供の頃に一発で振りを覚えたという「ダンス神童」説(?)は、無残にも砕け散った。
さて、みちょるびんが小学2年生くらいになると、「ピンクレディ」が爆発的な人気を博し、たくさんの女子が振付を真似て踊るようになった。
みちょるびんはあまり歌謡番組を見せてもらえず、ピンクレディの振付を覚えられない環境にあったが、クラスメイトの教えもあって、振付を習得することができた。
ミイちゃんか、ケイちゃんかという論争も起こったが、みちょるびんは断然、明るく健康的なミイちゃん派。
模範とするミイちゃんが大胆に腰を振るものだから、みちょるびんの踊りにもしっかりと受け継がれた。
負けず嫌いのみちょるびんは、内心すぐに順位をつけたがる傾向にあった。
みちょるびんはピンクレディの踊りに関しては、自分が一番うまいと信じていた。
高学年の頃だったと思うが、両親にバレエを習いたいと願い出たことがあった。
当時、ピアノとそろばんを習っていたし、過去には習字をやったこともあったが、自発的にお願いしたのはその時が初めてだったように思う。
いや、正確には、絵を習いたいとか言って、数ヶ月、近所の公民館でお絵描き教室みたいなところでお茶を濁されたことはあったけどね。
でも本気で、何かを学びたいと思ったのは、この時だった。
ただ当時は、どういった種類のダンスがあるのかなぞ知らなかったし、友達が習っていたのがバレエだったから「バレエを!」と思ったのだった。
とにかく、踊りを習いたかったんだよね。
結局、ピアノを習っているからダメと断られた。
その陰には経済的な理由があったんだと思う。
ピアノをやめてバレエに移行するっていう議論にならなかったのか、その辺の記憶はない。
ただ、大人になってわかったことは、バレエはピアノよりももっとお金がかかるっていうことね。
あの時、バレエを習うことが許されていたら、みちゃるびんの人生は大きく変わっていただろうと思う。
バレリイナになったとは思わないけど、少なくともダンスにかかわる仕事をしていたと思う。
高校生になって部活で演劇を始めた。
台本も自分たちで書いてオリジナルの劇を上演したこともあったが、なぜかそこにみちょるびんが振り付けたダンスを組み込んだ。
高校生の頃は、‘根拠ない自信’の塊だったから、迷いもなかったし、躊躇もなかった。
それを皮切りに・・・っていうほどのことでもないけど、いくつかダンスを振付し、いろんな機会に披露した。
みちょるびんの高校では、3年の運動会の時に、担任の先生を交えてクラス全員でダンスをすることが伝統となっていたが、その振付もみちょるびんが手掛けた。
クラスメイトの中にはきっと、バレエを習っている子もいたんだろうと思うけど、演劇部で目立っていたみちょるびんが行うことに異論を唱える人はいなかった。
男子も参加するから、そんな複雑な振付にはしなかったけど、先生を盛り上げるようにして、皆で楽しく踊れた、と思う。
短大の時は、正統派のダンス部に「演劇部は演劇だけやってりゃいいんだよ!」と嫉妬されながら、同じくダンスを盛り込んだ劇を発表し、皆にウケた。
就職で上京し、東京のディスコで好き勝手に踊っていたら「どこのプロダンサーか?」って、みちょるびんのことを訊かれと、一緒にいた友人に言われた。
ごめん!
自慢のオンパレード。
でも、自慢できることはダンスくらいしかないんだ。
許せっ!!
今となっては昔の話だし、犬の遠吠えさ。
空しいだけだけど、でもここでみちょるびんが言いたいのは、自慢話ではなく、みちょるびんはダンスが得意だったっていうこと。
体力が続くかぎり、永遠に踊れる!
当時は、本当にそう思っていたし、実際に自由にいつまでも踊ることができた。
以上、みちょるびんでした!