ファッション関係

古着マーケット♪

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 こんにちは、みちょるびんです。

 友達に誘われて、当地で2日間だけ開催された古着マーケットに行ってきました。
 他の国でも開催されており、ユニークなのは、購入したい洋服の重量――キロ数で量り売りされるという点。

 以前一度だけ、同じく量り売りしている古着屋さんに足を運んだことがありましたが、そこは、‘ヴィンテージ’とおしゃれに呼ぶには程遠い、いわゆる‘セカンドハンド・ショップ’でした。
 みちょるびんは、古着の‘現在にはないユニークなデザイン’に魅力を感じているので、そのお店の「安くてナンボ!」っていう感じのコンセプトには相容れず―――。
 それ以来、その手のお店とは一線を期してきました。

 だが、今回の古着マーケットも、量り売り。
 以前の経験からして、何となくそのイメージはつきましたが、いろんな都市で開催されているって聞くと、興味が湧く。

 会場は―――そうだなぁ、100人くらいの立食パーティーができるくらいの広さ・・・っていう感じ!?
 そこを埋め尽くすようにラックが置かれていて、コート、トレーナー・パーカー類、ウィンドーブレーカー、Tシャツ、ブラウス、シャツ、スカート、パンツ、ワンピースが、それぞれ種類別に陳列されていました。

 みちょるびんが最初に見たのはブラウス。
 柄物好きとしては、一番期待できそうなコーナーでした。

 まぁね・・・、見ると、品質は、だいたい、検討がつきますよね・・・。
 ほとんどが聞いたことのないようなメーカーのものばかり。
 中には、タグすら縮こまってしまって、何が書いてあるのかわからないものもありました。

 そんな状態のものの中から、良さげなものを見つけるという作業。
 アイロンがかかっていないと、それだけで見栄えに影響しますが、それには惑わされないように、本質を見極めることが重要!

 サーッと流すようにして見て、みちょるびんは2つだけ、気になるブラウスを手に取りました。

 次に吸い寄せられたのは、ショートパンツ。
 ショートパンツだけでコーナーが成立しているというのも、珍しい。
 古着屋でこれだけの数のショートパンツを見たことがないように思ったので、お気に入りの1枚が見つけられるかもしれないと期待しました。

 夏なんかになると、ショートパンツを履いてみたくなるんだけど、購入するアイテムとしては優先度が低いし、腹回りがもたついて素敵に履けそうになくて、結局、試着することすらしたことがありませんでした。
 だけど、古着だったら気軽に挑戦しやすい!

 それで、目についた紺色のパンツと、黄色とレンガ色のタータンチェックをキープしました。

 入店してから結構早い段階で4点を確保したみちょるびん。
 それをずっと持ち歩くのも重いので、ふるいにかけるために一旦、試着してみることにしました。
 簡易なものでしたが、ちゃんと試着室も設けられていました。

 中に入ってびっくりしたのは、試着室の中には何もないということ。
 持ち込んだ洋服を引っ掛けられるような場所もなければ、それを置く台もない・・・。
 ましてや鏡なぞ、あるはずがない!
 地べたのカーペットに直接ものを置くより外、ありませんでした。
 日本では考えられないことです!

 しかし、ないものはしょうがない。
 とりあえず、持っていた自分のバッグを床に置いて下敷きにし、その上に洋服を積み上げました。
 結局は、途中で雪崩を起こすんですけど・・・。
 実際、みちょるびんが着替えている最中も、隣の部屋から、洋服の山が崩れ込んできました。

 みちょるびんは試着のために、着脱のしやすい服装をして来ていました。
 ボタンやらベルトは、それだけで試着する気が萎える。
 古着マーケットにかけた、みちょるびんの‘本気度’の現れでした!

 さて、鏡は、試着室の外に1つだけ無造作に置いてあるだけで、それを皆で争うように共有することになりました。

 幸い、ブラウスのサイズはぴったりでした。
 赤いブラウスは、ちょっと形がダサいようにも思えたのだけど、友達に「ネクタイ柄みたいでかわいい!」と言われ、悪い気がせず、結局、買うことに。
 もう一つの黒いのは、似合ってはいたものの、テロテロに光っていて「いつ着るんだ?」という疑問も。
 しかし、友達に「オフィスで着れそう!」という指摘をされ、「そうなの!?」と購入を決意。

 紺色のショートパンツは、チャックが閉まらず撃沈。
 その点、黄色とレンガ色のタータンチェックは余裕でした。
 休日にまで、腹を締め付けたくないし、これくらいがちょうどいい。
 それに、腹回りはさておき、形がスッキリしていてスタイルがよく見えました。
 これは、買い!

 結局、脱落したのは紺色パンツだけで、それ以外はそのままキープすることにしました。
 その後、スカート4点を試着室に持ち込みました。

 たくさんある古着の中から、気になるもの、‘品物としていい’と思うものが見つかること自体が、希少。
 そう思うと、変な話、それだけで折角の掘り出し物を手放しがたく感じてしまう・・・、というこの心理。
 そのアイテムのことが本当に好きなのか、ちゃんと着るのか・・・、宝物探しの方に重点がいってしまい、その判断が鈍ってくる・・・。
 量り売りだから、1枚追加したところで、さほど値段は変わらんだろう・・・という甘い考えも出てくるのだから危険。

 いかん、いかん!
 これから断捨離しようとしている人間が(「ナンつー目標!?」)、ダマされてはいけない!!

 正気を取り戻し、スカートは2つに絞りました。
 セレクトしたスカートは、妙に色がパキッと似合っていたターコイズブルーのプリーツと、黒地に茶色い大きなケシの花が描かれたレトロなフレアー。
 みちょるびんの中では、実はこのフレアースカートが一番、‘ヴィンテージ感’溢れる‘正統派’といった印象。

 みちょるびんは、これまでも何度か古着を買って着たことがありますが、不思議なもので、ブラウスや上着、パンツやスカートはあっても、トレーナーやTシャツ等の被り物はない。
 なんでかわからないが、なんか、気持ち悪い。
 どれもこれも、同じように肌に触れて着るものだというのにね・・・??

 今回、イケてるトレーナーを見つけて、サイズもちょうど良かったのだけど、やっぱりナンかいやで結局、リリースしてしまった。
 後で気づいたら、そのトレーナーは消えていたので、誰かが購入したんだと思う☆

 試着室が混んでいたせいもあり、中には、試着室を使わず、その場で着替えをする強者も!
 そんな人を横目で見ていると、みちょるびんもだんだん慣れてきて、脱ぐことなく試着できるものは、いちいち試着室への順番を待たずに、ビャーッと手に持っていた着物を床に置いて、シャーッと鏡の前で早着替えするということをしていました☆

 鏡の前に立つ人たちを見ていると、「自分じゃぁ、絶対に選ばないよね!」っていうアイテムが、素敵に見えてきて―――。
 みんなそれぞれ、自分に似合うものを知っているんだなぁって感心したし、いろんな服があったけど、それに似合う個性の人がいるもんなんだなぁとも思いました。

 さて、気になるお値段は??―――

 テロテロ・ブラウスだけが15ユーロと別会計で、5点合わせて60ユーロくらい。
 1つ、約1700円という計算。
 悪くない。

 だけど、ニオイがちょっと気になるね・・・。
 古着独特のニオイ。

 ブラウスは自分で洗濯するとして・・・、スカートとパンツはクリーニングに出すか・・・。

 クリーニング代の方が高かったりしてね!?

                             以上、みちょるびんでした!

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