こんにちは、みちょるびんです♪
念願叶い、2泊3日で、母・マミーと2人で、嬉野温泉に行きました(「冬休み、帰省中♪(6)))。
滞在先は、評価も高い老舗旅館。
館内には小洒落たモダンなロビーや売店があり、随所に飾ってあったお正月の飾り付もとてもおしゃれで洗練されていました。
みたょるびんたちの期待も高まっていましたが、長らく待たされ、ようやく通された部屋は、かなり古い大衆的な雰囲気のもの。
表面が擦れてささくれ立った年季の入った調度品が並ぶ部屋と、ロビーで見た素敵な雰囲気との落差があまりにもすごくて、我々母娘のテンションはすぐに落ちました。
出発の3日前に手配して、本来、1泊目と2泊目が異なる部屋しか取れていなかったのを、融通をきかさてもらい、同じ部屋に連泊できるようにしてもらっていました(「冬休み、帰省中♪(5)」)。
そうでなければ、一旦、翌日は10時にチェックアウトし、15時のチェックインの時間まで、どこかで時間を潰す必要があったわけだから、それを考えると御の字であり、文句は言えない。
元々取れていた2泊目の部屋は洋室だったので、もしかしたらリノベーションが終わったいい部屋だった可能性はあるがね。
2食付の和食と、朝食付の洋室の料金の差は、たったの1万円で、単純計算すると夕飯が一人5千円ってことになる。
でもさすがに、夕飯が5千円ってことはないだろうから、洋室に食事がついていた場合はもっと料金は高くなっていたはず。
つまりはそれは、その分いい部屋だったっていうことなんだろう。
外の景色を見てみようと、障子を開けて、広縁に出てみました。
窓にかかるレースのカーテンには虫食いのような穴が空いている箇所があって、ザラザラした土壁に触れた部分には、大量の毛玉ができていました。
しかも長年、手入れされた様子がない毛玉は大きく成長し、裾から無数、フリンジのように垂れ下がっていました。
なかなか、見られない光景です。
ふと、障子を見ると、1つの障子がレール=鴨居に乗ってない。
溝は上下にそれぞれ2つずつありましたが、なぜか障子の1枚が上下の溝に並行にセットされておらず、その結果、もう1枚は下の溝はからはみ出した格好で立てかけられていました。
よくこれで、障子の開け閉めができたものです。
みちょるびんは、障子を持ち上げてそれぞれ、適切な鴨居に乗せてあげました。
これでスムーズな開閉が実現。
こうなってくると、まるで間違い探しゲームをやってるよう。
マミーは旅行前、地元でたまたま友達に出くわした時に、わざわざ、だがさり気なく旅館名を口に出して、その老舗旅館滞在への喜びを隠しきれないといった様子があったのですが、ここにきてかなりトーンダウンしたのでした。
せめてもの救いは、洗面台にティッシュと紙のハンドタオルが備え付けられていて、使い放題だった点。
手洗いにストレスがないのは良かったです☆
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!