こんにちは、みちょるびんです♪
1月2日から2泊3日で、母・マミーと2人で、佐賀の嬉野温泉に行きました(「冬休み、帰省中♪(6)」)。
朝はゆっくり起きて、ひとっ風呂浴びて、遅い朝ごはん。
ビュッフェスタイルの朝食もお正月仕様になっていてゴージャスでした。
みちょるびんたちにとっては、前夜の夜ご飯と同じ会場である大広間でしたが、夕飯時よりもはるかに多いテーブル数で、朝食は広間に全員集合といったところでした。
みちょるびんたちはもう一泊するので、中日にあたる2日目は、1日中自由な時間となる。
お腹いっぱいで部屋に戻り、ゴロゴロとゆっくり休んで、13時頃に旅館の外に出てみました。
この日は急に冷え、風が冷たくなっていました。
商店街があると聞いた通りをぶらぶら散歩。
3が日であるせいか、閉まっているお店が目立ちました。
お腹は全然空いていなかったし、昼食はいいんだけど、問題は夜ご飯。2泊目の夜は、旅館の食事はついておらず、旅館のレストランも予約で一杯だったので、夜ご飯のためのお店を探す必要がありました。
嬉野温泉は、みちょるびんが幼い頃、よく家族で訪れた場所。
当時は、お土産物屋がたくさん連なっていて、商店街を歩くのは、子供心にわくわくした記憶があります。
こけしだとか郷土玩具などの手工芸品がたくさん売られていて、見るだけで楽しかった。
小学校に上がる前じゃなかったかと思いますが、小さい皿やティーカップなどのセットが中に収まった木製のリンゴを買ってもらい、ずっと大切にしていました。
なんだか最近、あのリンゴのことがやけに思い出される。
就職で上京するときに、家に置いて出たことがとても悔やまれます。
あのリンゴは、今でも実家のどこかで眠っているんだろうか・・・!?
あの頃は、たくさんの滞在客が、旅館の浴衣を着て商店街を歩いていたし、マミーやパピーも浴衣を着ていたのを覚えている。
たけど今回は、そういう人には会いませんでした。
寒かったということはあるとは思うけど、だんだんとそういう雰囲気ではなくなってきたように感じられる。
一昨年の秋、道後温泉に行った時、浴衣で外に出るか迷ったど、一人だったこともあり、なんとなくはばかられたんだよなぁ(「道後温泉旅行!(15)」)。
古き良き時代の日本の風習が少しずつ消えていってしまっているように感じられ、ちょっと寂しい。
お風呂場での社交においても同じことが言える。
今回は、温泉通のおばあちゃんたちの姿がめっきり見られませんでした。
手頃な料金で利用できる旅館ではないということも原因の一つなのかも知れないけど、子供の頃に家族で出かけていた旅館には、長期滞在の常連さんがたくさんいらして、すぐに顔馴染みになり、お風呂の中でよくおしゃべりしたものです。
知らない人でも、顔を合わすと挨拶を交わし、すぐに仲良くなりました。
そういうおばあちゃんたちは一人で来ているケースが多かったので「お母さんと一緒でいいね」ってよく声をかけられました。
そういうのもなんだか、うれしかったんだよなぁ。
だけど今は、知らない人とは目を合わさないし、朝の挨拶も交わさない。
ヒトとの間には大きな壁ができている感じがある。
実際、みちょるびん自身も、心を開いていないところはあるんだよね。
都会の生活に慣れると、どうしてもそれが当たり前のようになってしまう・・・。
もっと庶民的な宿屋だったら、昔のように、あの人懐っこいおばあちゃんたちに会えたんだろうか!?
考えてみると、御年84歳のマミーが、その‘おばあちゃん’の年齢になっているんだもんなぁ。
みちょるびんも、いい年だし☆
今やみちょるびんが、積極的に声をかけなきゃならない立場ってことか!?
いずれにせよ、そういった心の交流みたいなものも感じられなくなっていて、やっぱり寂しく思ったみちょるびんだったのでした。
以上、みちょるびんでした!