こんにちは、みちょるびんです。
今、東京から乗って来たフライトの乗り継ぎ空港でこの記事を書いています。
今日はみちょるびんの4週間に及ぶ一時帰国の最終日(「計画づくし。」)。
15時間に及ぶフライトを経てここにいます。
ロシアの上空を避けての飛行だったので、こんなに長時間のフライトとなりました。
それにしても、楽しい時間はあっという間ですね。
9カ月ぶりの日本で、次回の帰国はおそらく1年後。
だから、1日1日を大切に過ごしました。
前回の昨年9月の一時帰国当時は、東京他27都道府県において非常事態宣言と蔓延防止等重点措置が行われるなど、ウィルスの感染状況が最悪と言われていました。
水際対策の一環として、海外からの入国者は、陰性であっても14日間の自主隔離が求められていました。
現地を出発する前にはPCR検査を受け、その陰性証明書を携行する必要がありました。
また、日本に入国してからも、空港においてPCR検査を受けさせられ、陰性が証明された者だけが事前手配したハイヤー等で滞在先に移動することができました。
本邦出国の際も、目的地であるその国が求める条件に合うようにPCR検査を受検し、陰性証明書を携行することが求められていました。
だけど今回は幸いなことに、現地を出発する前にPCR検査を受け、陰性証明書を携行するだけで、それ以外はほぼ通常時と同様。
あ、一応、当局に指定されたアプリに登録する等の手間は前回と同様にありましたが、それ以外は、空港におけるPCR検査もなければ、公共交通機関での移動もOK、そして自主隔離もなしでした。
最も、この検疫措置は、入国前の滞在地によって「施設待機」「自宅等待機」「待機なし」の3段階に分かれているので、これが全ての人に当てはまるわけではない。
みちょるびんが住んでる国からの入国は幸い検疫措置が緩かった、今回はラッキーだったというわけです。
もちろんこれだって、今後の状況次第では変更があり得るわけですが。
ところで前回の一時帰国の際、みちょるびんは苦い経験をしました。
記事「『塔』祭り。」で「ショッキングな出来事」として少しだけ触れたのですが―――。
航空会社に搭乗拒否をされてしまい、予約していたフライトを逃すという失態です☆
事前にPCR検査も受け、陰性証明書も携行していたのですが、求められた条件を「1時間」オーバーしていた・・・。
みちょるびんが暮らす外国は、日本からの直行便がないため、どこかの国で1度飛行機を乗り換える必要がある。
当初のフライトは、ヨーロッパのある国で乗り換えるというものでした。
ネットでその国の入国条件を確認した際「『入国しない』のであれば特に陰性証明書の取得は不要」という説明だったので、その言葉をみちょるびんは鵜呑みにしてしまっていました。
今回は乗り継ぎだけであり、空港の外に出る予定はないのだから、不要だと。
ところが実際には、フライトのチェックイン時に陰性証明書の提示を求められてしまった。
今、冷静になって考えてみると、その理由は、その国がシェンゲン圏に入る最初の国だったので、つまりそれは「入国という扱い」になったのだと思います。
なんかねぇ、落ち着いて考えればわかりそうなものなのですが、その時は、必要ないって捉えてしまったんですね・・・。
フライトの出発が真夜中であり、そんな時間にPCR検査を急に受けられるはずもなく、結局タイムアウト。
確か当時、その国の入国条件というのが「入国48時間前」の陰性証明というもので、みちょるびんが持っていた証明書は「49時間前」のもの。
わずか1時間の差で、入国を拒否されるという事態になったのでした。
悔しいですが、ルールですから仕方がありません。
あれこれ、いろいろ考えましたよねぇ・・・。
何でこんなことになったんだろう?とか。
受検した日は友人と会う約束をしていて、その約束に間に合わせようと急いでいたところもあって。
もちろん、ちゃんと自分が入国条件を100%理解していれば、約束時間を1時間遅らせることだってできたわけで、結局、全ての責任は自分にあるんですけどね・・・。
前回の時は、夏休みを2週間だけとる予定で、だけど自主隔離を余儀なくされたことから、その分長く休暇を取らざるを得ないという状況がありました。
休暇取得はお互い様とは言え、自分の不在中は同僚に仕事をフォローしてもらわなきゃならないので、やっぱり自分のしくじりで予定していたフライトに乗れなかったというのは、かなり気まずいですよね・・・。
しかも時差の関係で、航空券を購入した現地の旅行代理店との連絡が容易ではなく、結局、航空券を買い直さなきゃならない羽目に。
また、席も混んでいて、ようやく新たに調達できた航空券は、航空会社も経由地も完全に異なるものでした。
経由地が異なると、今度は、求められる陰性証明書の条件も違ってくる・・・。
1回目のPCR検査は唾液の採取で良かったものが、2回目の時は鼻咽頭からの検体採取でないとダメで。
そのため、鼻咽頭の検査を行っているクリニックを別途探す必要も生じました。
そしてトドメは、手配できたフライトの無料預け荷物の個数が1個だけだったということ!
当初のフライトでは2個まで無料だったので、みちょるびんはスーツケースを2つ携行していました。
だからそのフライトを予約した時点で、2つめに対する超過料金の支払いは確定でした。
これがねぇ、また曲者で、なんと10万円(!)近くもかかったんです・・・。
その前には、高い航空券も購入しているし。
このようにさ、次から次に追い打ちをかけてくるわけですよ。
傷口に塩を揉みこんでくる。
精神的ダメージが半端ない!
もうこれは、みちょるびんにとって黒歴史と言ってもいい!!
あれから9ヶ月が経ちましたが、未だに笑い話にはできません。
今回、日本を出発するに際し、気が抜けず、緊張の中で過ごしましたよ。
親切心でかけてくれる「今回はちゃんと乗れるといいですね」という言葉も、いちいち胸に刺さりました☆
それくらい、みちょるびんにとってはセンシティブな、恥ずかしい失敗でした。
だからね―――。
今こうやって、乗り換え地の空港でこの記事を書けていることがとてもうれしいのです。
足止めを食うことなく、無事に日本を出国できて良かった!
以上、みちょるびんでした!