こんにちは、みちょるびんです。
(前回までのあらすじ)
入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制している」と告げられ、仕事に対し、違和感を感じ始めた。学生時代に熱中していた「演劇」に活路を見出し、カルチャースクールの演劇講座を受講。そこで出会ったつるさんに誘われ、新たにダンス教室に通うことになったのだが・・・。
1.和尚さんからのご指南
和尚さんから、ウォーキングにも、‘気学’開運「お水取り」の効用を取り入れることができると伺ったので、和尚さんが示す‘吉’の方角に、みちょるびんは、毎日せっせ、せっせと歩きました。
ただ、みちょるびんの家から、その方角に向かう道がなければ、行きようがありませんでした。
和尚さんには、電車に乗って行けばいいとも言われましたが、もともとは、ウォーキングを目的としたものであったので、そういうときは、結局、別の方角を選択せざるを得ませんでした。
ときに、和尚さんからの「気学開運」指南は、ウォーキングに限らず、寝床の場所の移動にも及び、みちょるびんは、素直に、布団の場所をずらすということも実践していました。
2.ある日の日記
今日は、和尚さんの易教室だった。
授業が終わり、帰る頃に、スコールのような雨が降ったので、少し、様子を見た。
もうすぐ、月が変わるので、来月の‘吉’の方角を和尚さんに訊いてみた。
今月は、西が‘吉’の方角であると、和尚さんに教えてもらってはいたが、それは実行できずにいた。
その理由を、「道のあるところしか毎日歩けないから」と伝え、「代わりに‘南西’方向に毎日歩いている」ことを、和尚さんに告白した。
すると、「その方向は‘けんかっ早く’なるのだ」と和尚さんに言われた。
考えてみると、このところ、イライラしていて、腹が立つことが多い。喧嘩までは至らないまでも。
方角のせいだったのか?
また、和尚さんに「東南に歩き始めた頃、風邪をひかなかったか」と訊かれた。
言われてみると、急にのどが痛くなった時があった。
和尚さんにそのことを言うと、それがいつごろだったかと訊かれたので、「東南に寝床を移し、歩き出してほぼ4週間の頃」と答えると、「やっぱり」と言われた。
和尚さん曰く、4の数で何らかの事象が現れるのだとか。
この場合は、‘浄化’を意味していたらしく、いい作用ということであった。
まさか、気学の影響で風邪をひいていたとは思いもしなかった。その時期は仕事が忙しかったので、その疲れのせいだと思っていたのだ。
とは言え、自分が、知らず知らず、「気学開運」の影響を素直に受けていたということは、ちょっと嬉しい。
おそるべし、気学!
大きな成果ほど、現れるのに時間がかかるらしいので、是非とも、ドカンと来てほしいものだ。
自宅の最寄り駅に着くと、雨も上がっており、ウォーキングした。
疲れていたが、材料も買っていたので、夜はカレーを作った。
「宝石鑑別」の勉強の方は、さほどはかどらなかった。またしても反省。
以上、みちょるびんでした!