こんにちは、みちょるびんです。
【旅行出発、当日の日記】
7時前に起床。
2時間も寝ていない。
これから長いフライトだというのに大丈夫だろうか?
とりあえず、予約していた特急電車への乗り遅れはなく、良かった。
私には前科があるからね・・・。
10時前に、成田空港で、親友の友子(仮名)と合流した。
友子は、地方に住んでいるので、羽田空港に一旦飛んで、それから、成田空港に来ていた。
元気そうで良かった。
早速、売店で、ロシアに住む露子(仮名)からのリクエスト商品を調達し、また、露子の運転手さんにも、お菓子を買った。
実は、露子には、お抱え運転手がいる。
モスクワは、治安があまり良くなく、夜道の一人歩きは大変危険なのだ。
露子は、仕事で帰りが遅くなることもあるため、そうやって、個人で運転手を雇い、自分の身を守っているということだった。
運転手さん用のお土産に買ったのは、お寿司を模った飴。
カラフルできれいだし、喜んでくれるに違いない。
私も、かわいくて、気に入った。
しっかり者で心優しい友子は、地元から、たくさんのお土産を用意して来てくれていた。
サンクトペテルブルグにおける観光のアレンジでお世話になっている、露子の友人の分までも準備してくれていたので、空港で、改めて買わずに済んだ。
さて、チェックインしなければ。
我々が利用するのは、ロシアの航空機。
チェックインカウンターは、数人のロシア人らしい客がいるくらいで、全然、混んでいなかった。
やはり、あまり、ロシアに行く人はいないのか?
お陰でチェックインは、簡単に済んだ。
飛行機の座席は、思っていた以上に狭かった。
これまで利用した国際線の飛行機で、こんなに狭いのは、初めてではないか。
どういう姿勢で座っても、前の座席の背もたれに、膝が当たった。
私は、前夜にあまり寝ていなかったので、モスクワに着く前に、少しでも眠りたいと思っていた。
それにフライトは、モスクワまで、10時間半もかかるのだ。
機内食の後、睡眠を試みた。
体勢がつらいから、なかなか寝付けず、特に初めの2時間は、時間が進むのが遅く感じられた。
しかし、その後3時間くらいは、何とか寝られたので良かった。
2回目の食事の後は、時間が経つのが早かった。
入国カードは、ガイドブック「地球の歩き方」を見ながら、なんとか機内で仕上げた。
いよいよ、飛行機がモスクワに着陸。
それまで、機内放送は、日本語と英語の2言語が使われていたが、ロシア語も加わった。
入国審査場は、長蛇の列。
しかし、並んで、待つしかないのである。
私は試しに、空港のトイレに行ってみた。
どんな様子か、興味があった。
まぁ、普通。
でも、トイレットペーパーが備え付けられていなかったのには、さすがだと思ったが。
入国審査には、1時間かかった。
そうやって、ようやく露子に会えた。
元気そう。
相変わらず、きれいな色のスカートを履いており、その華やかさは健在だった。
早速、露子の自家用車で露子邸へ。
ロシア人運転手のリクさん(仮名)も、ちょっと、カッコ良かったりして。
機内で覚えた「スパスィーバ」(ありがとう)を早速使った。
露子んちは、ますます、かわいい小物が増えていた。
ロシアの民芸品である、マトリョーシカの関連グッズが多く飾られていて、ちょっと意外な気がした。
私自身がそうなのだが、これまでマトリョーシカ人形(絵柄)のことを、かわいいと思ったことがなかったし、さほど関心もなかった。
だから、私と好みの傾向が似ている露子も、きっと、そうであるに違いないと思っていたのだ。
でも、それって、ロシアでの生活を楽しんでいる証拠じゃないか?
いいことである。
その後、露子のお勧めのロシア料理店に連れて行ってもらい、食事した。
本場のロシア料理はとてもおいしかった。
それがまた、びっくり。
スープをはじめ、何を食べてもおいしかったが、私は特に、いくらとサワークリームを巻いて食べた、「ブリヌイ」というパンケーキが気に入った。
とてもおいしかった。
さすがに満腹になると、眠くなる。
私たちは、今日は早く家に帰り、明日からの日程に備えることにしたのだった。
以上、みちょるびんでした!