ハプニング 旅行

レユニオン旅行♪(20)

投稿日:2024年3月2日 更新日:

 こんにちは、みちょるびんです♪

 冬休みを利用して、7泊9日で、アフリカの島国「モーリシャス」と、そのお隣のフランスの海外県「レユニオン」に行ってきました!

 レユニオンでは、至れり尽くせりのモーリシャス旅行(「モーリシャス旅行♪」)とは対照的な一人旅。
 アドベンチャーな旅となりました!(「レユニオン旅行♪」)

〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆

 元々みちょるびんは、ウミガメ観測所「Kelonia」(ケロニア)の見学のあとは、バスで20分くらいのところにある「マスカラン植物園」に行きたいという希望を持っていました。
 しかし、みちょるびんが「ケロニア」の見学を終えたのは14:30頃で、バスの発車時刻まで1時間くらいあるという状況でした―――。

 「ケロニア」のあるFerme Corail周囲は閑散としていて、パラグライダーの着陸場として利用されているビーチ以外に何もないといった感じ。
 そういった場所で1時間もバスを待つという気にはなれなかった・・・。
 ランチもまだでしたが、「ケロニア」の出口のところにあった簡易なカフェでは食事はできそうになかったし、14:45にはサン・ドニ行のバスがあったので、正直なところ、サン・ドニにそのまま引き返すことも考えていました。

 しかし、「ケロニア」入場の際に、親切なレジのお姉さんに「マスカラン植物園」行きのバス停の場所を教わるという約束をしていたみちょるびんです(「レユニオン旅行♪(19)」)。
 お姉さんへの挨拶なしに「ケロニア」を去るのも悪いと思い、お姉さんに声をかけました。

 バスの出発が1時間後だからなぁ・・・という話をしてみたのですが、お姉さんは気にしていない様子。
 そうしてわざわざ一緒に「ケロニア」の建物外に出てくれ「バス停は、あの坂を上ったところにある」と教えてくれました。

 目の前にはみちょるびんがやってきたサン・ドニから続く国道1aが横切っていました。
 お姉さんが指さした‘あの坂’というのは、国道1aがY字に分かれて坂道になっている通りのことでした。

 確かに、グーグルマップ上では、植物園行きの37番バスはその道を通っていくということが示されていました。
 だけどそのバス停は「ケロニア」のすぐ近くにあるという風に記されており、だがどうもそれらしいものが見当たらないのでお姉さんに訊ねたという経緯がありました・・・。

 みちょるびんがサン・ドニから乗ってきた特急バス「T」のバス停は、このY字に分岐するよりも手前のところにあり、そもそも37番バスはそこに停車することにはなっていませんでした。
 「この坂の上のバス停ならば、バスがたくさん来るのか?」とお姉さんに訊くと、お姉さんは「Yes!」と言うし、もしかすると、坂の上のバス停であれば、どこか別のルートから合流してきたバスがより多く停車し、15:28発のバスよりももっと早くに出発するバスをキャッチできるのかも知れない!
 みちょるびんは、そう考えました。

 親切なお姉さんにお礼を述べ、みちょるびんは坂を上りました。

 とても天気がいい日でした。
 汗が噴き出す中、日傘をさして歩きました。
 ワインボトルくらいある瓶入りミネラルウォーターが重い・・・。
 坂が結構な勾配だったのでいやになりましたが、お姉さんからは「屋根付きのバス停だから、すぐにわかるはず」と言われていたし、黙々と上り続けました。

 途中で、右に折れる小道が現れ、そこから出て来た若者たちとすれ違いました。
 どうやら、その奥にはホテルがあったようでした。
 若者たちはきっとビーチに向かっているのだろう。

 そうして更に進んだところでようやく、ひさしのついた簡易な小さなバス停を見つけました。

 バス停に掲示されていた時刻表をすかさずチェック。
 悲しいかな、37番バスの時刻は15:30に変わりはありませんでした・・・。

 汗だくになって20分もかけて坂を上ってきたのに、なんの意味もなかった―――。

 汗の量がすごかったので、申し訳程度にバス停の壁から突き出したボード=ベンチに腰かけ、汗をぬぐい、ミネラルウォーターを摂取しました。

 さて、どうするか・・・?
 せっかくここまで歩いて来たのだから、素直にバスを待って「マスカラン植物園」にまで足を延ばしてみるか??―――。

 そこからしばらく、みちょるびんはスマホ検索タイムに入りました。

 15:30発のバスに乗ると、「マスカラン植物園」への到着は15:45過ぎ。
 同植物園の閉園時間は17時だから、約1時間の滞在が可能。
 ただ、「マスカラン植物園」からサン・ドニに帰るにはバスを最低でも1回は途中で乗り換える必要がある。
 しかも、下車したバス停からまた少し移動しなければならない様子。
 知らない土地でのバスの乗り換えは難易度が高い。

 しかもみちょるびんは、その時点で重大な問題を抱えていることに気づいてしまった。

 スマホの電池残量が30%を切ろうとしているということ!!!

 みちょるびんは携行用充電器も持ってはいたのですが、信じられないことに既に使い切ってしまっていました・・・(- - ☆)。

 思い起こすと、その日の朝は、マイクロライトプレーンで「トル・ド・フェール(鉄の穴)上空を飛行する」ツアーに参加していたのでした(「レユニオン旅行♪(16)」)。
 興奮したみちょるびんはビデオを撮りまくっていた。
 だから、電池の消費が早く、充電が追いつかなかった―――。

 「ケロニア」のあるFerme Corailバス停まで引き返して、乗り換えのない安心の特急バス「T」を使って帰るということも考えましたが、そのバスの最終はなんと、16:45!
 とてもじゃないが間に合わない。

 生命線であるスマホがこのような状況の中、「マスカラン植物園」まで出かけていては、サン・ドニに無事に戻れるかどうか、怪しくなってきました・・・(- - ☆)。

 みちょるびんはフランス語がわからないから、万が一途中でスマホが死んでしまい、よくわからない乗り換え地点のバス停で放り出されてしまうようなことになってしまったら、本当にどうなるかわからない!
(つづく・・・)

                             以上、みちょるびんでした!

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