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モーリシャス旅行♪(27)

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 こんにちは、みちょるびんです♪

 冬休みを利用して、7泊9日で、アフリカの島国「モーリシャス」と、そのお隣のフランスの海外県「レユニオン」に行ってきました!(「モーリシャス旅行♪」)

 モーリシャスでは、友人の毛里さんのおかげで、至れり尽くせりのゴージャスな滞在となりました♪

〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆

 「7 Coloured Earth」(7色の大地)ジオパークの近く、Chamare(シャマレル)にあるラム酒蒸留所「La Rhumerie de Chamarel」(ラ・リュメリー・ドゥ・シャマレル:シャマレルのラム酒屋)は、最高級のラム酒を生産するために、サトウキビの栽培や収穫方法、製造方法にこだわっている―――(「モーリシャス旅行♪(26)」)。

 そしてさらに、この蒸留所の建物は、訪問客に総合的な観光体験を提供できるように、モーリシャスの建築家モーリス・ジローによってり設計されており、木材や天然石、水が、蒸留所を取り囲む素晴らしい自然と調和している。

 「ラ・リュメリー・ドゥ・シャマレル」はおしゃれで、とても雰囲気のいい中でリラックスしながら見学ができるというところも魅力の1つになっています。
 施設の入り口や、入ってすぐのところにあるオブジェなど、どれもこれもステキで、みちょるびんの気持ちまで華やぎました。

 さて、蒸留酒とは、原料を酵母によりアルコール発酵させて作られた醸造酒を、蒸留して作ったお酒のことで、スピリッツとも呼ばれています。
 この蒸留工程では、アルコールの沸点が水より低いことを利用して、一度熱して気体化させたアルコールの蒸気を冷やして再び液体に戻すということが行われます。
 その結果、元の醸造酒よりもアルコールが濃縮されることになり、アルコール度数が高い酒が生み出されるわけです。

 まず初めに、蒸留酒の元となる醸造酒が作られます。
 搾りたてのサトウキビジュースは濾過された後、25 HLのステンレスタンクに移され、そこで発酵されるとのこと。
 これはラム酒の香りを豊かにするために不可欠なステップで、発酵期間、温度、使用する酵母によって、できあがってくるラム酒の香りと味のプロファイルが決定されるのだとか。
 みちょるびんたちが見学した時は、残念ながら、このプロセスは終了したあとだったようで、タンクの中は空っぽでした☆

 そうやってできあがった醸造酒をいよいよ蒸留することになりますが、蒸留方法は2種類あるそうです。

 1つめは「単式蒸留」で、昔ながらの蒸留法。
 一度の原料投入につき、一度のみ蒸留を行います。
 アルコールの精製度が低く、原料の風味を残すことができまるのだそう。

 2つめは「連続式蒸留」。
 イギリスで生まれた近代的な蒸留法で、原料と蒸気を連続的に供給することで高純度のアルコールを得ることができるとのこと。

 「ラ・リュメリー・ドゥ・シャマレル」には背の高いコラムスチルがあったので、「連続式蒸留」をとり入れていることがわかる。
 HPによると、これでホワイトラムを造るのだそう。

 なお同社では、コニャックの製造法にのっとり、2つの20HL銅製蒸留器で蒸留することで二重蒸留ラムを作っているとのこと。
 それらしい蒸留器もありました。
 因みにこのプロセスは、ラム酒製造では非常に珍しいことなのだそうで、ユニークな製品となっているそうです。

 蒸留を終えたラム酒は14個のステンレスタンクで最低6ヶ月保管するそうです。
 この段階では、ラム酒にさらにまろやかさをもたらすために、最も揮発性の高いアルコールを除去し、タンクを定期的にゆっくりとかき混ぜるとのこと。
 希釈には、蒸留所近くの井戸から汲んできたきれいな湧き水を使用し、そのラム酒の特徴を変えないようにできるだけゆっくりとかき混ぜるそうです。

 熟成は樽で行いますが、その間、ラム酒は木材や大気にしみ出していきます。
 天使の取り分――熟成中に水分・アルコール分が蒸発し、最終的な製造量が目減りすること――の割合は、気候条件に大きく左右され、熟成年数や樽によっては5%から8%の間くらいになるそうです。

 最終的に熟成を終えたラム酒は、瓶詰めされる前に、完璧な均質性の保証のために、セラーマスターによってさまざまな樽が選択され、60 HLオーク樽にまとめられるのだそうです。

 ガイドさんの説明が終わったら、お待ちかね、ラム酒の試飲タイム♪

 ホワイトラムの他、2年前後の間、樽に寝かせてからボトリングされた‘ゴールドラム’、3年以上の長期熟成した‘ダークラム’、コーヒーやバニラ、ココナッツなどのフレーバーのついたラムなどを試飲しました。
 結構な数でしたが、全制覇しました!

 そして最後に、有料でしたが、みちょるびんは一番熟成年数が長いと言われた16年ものを試飲しました。
 口当たりが滑らかでカラメルのような風味が、格別な感じがしました。

 一番最初の試飲では「シャマレル・ティパンチ」というカクテルを飲みましたが、実はこれが一番飲みやすくておいしかったかも!?

 《「シャマレル・ティパンチ」の作り方》
  ①グラスの中で砂糖とレモンスライスを混ぜる
  ② グラスに氷を入れ、プレミアムホワイトラムを注ぐだけ!

  【材料】
   ・シャマレル・プレミアム・ホワイト・ラム 3cl
   ・レモンのスライス 4~5つ
   ・ブラウンシュガー 小さじ2杯
   ・砕いた氷

                             以上、みちょるびんでした!

   サトウキビの粉砕機

   サトウキビの圧搾機??

   機械

   連立式蒸留器

   20HL銅製蒸留器?

   機械

   サトウキビの花(写真)

    試飲用のラム酒各種!

   熟成年数の高いダークラム

   ステキな空間

   おしゃれな空間

   いやしの空間

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