こんにちは、みちょるびんです♪
冬休みを利用して、7泊9日で、アフリカの島国「モーリシャス」と、そのお隣のフランスの海外県「レユニオン」に行ってきました!(「モーリシャス旅行♪」)
モーリシャスでは、友人の毛里さんのおかげで、至れり尽くせりのゴージャスな滞在となりました♪
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「Casela nature parks」(カゼラ自然公園)の「Bird paradise」(バードパラダイス)では、モーリシャス固有の種であるピンク色をしたハト「モモイロバト」を見ることができるので、「Casela nature parks」を訪れる機会がある方は、是非、ご覧ください!
前回の記事「モーリシャス旅行♪(14)」では、モモイロバトが最初に絶滅の危機にさらされた大きなきっかけとなったのは、モーリシャスへの人間の到来であったことをお伝えしました。
モモイロバトは、その肉に毒性があり、ヒトに味が好まれなかったことが幸いしたわけですが、一方、人間や動物の捕食の対象となってしまい、絶滅に追い込まれた鳥がいました。
「dodo」(ドードー)です―――。
ドードーは絶滅動物の象徴的な存在として知られており、例えば米国では “dodo” という英単語は「滅びてしまった存在」の代名詞となっているほど。
ドードーはモモイロバトと同様に、モーリシャス島にのみ生息していたハトの仲間で、端的にドードーを説明すると「大型化し飛べなくなったハト」ということになるようです☆
名前の意味は「のろまなヤツ」なのだそうで、ポルトガル語の‘doudo’(ドゥードゥ、現在は‘doido’ドイド)が語源になっているとのこと。
和名も「愚鳩」(グキュウ)なのだとか!
ドードーが‘のろまなヤツ’なんていう風に命名をされることになったのには理由があります。
ドードーは身長1m、体重20kgくらいで、鉤型のくちばしと皮膚が露出した顔面、退化した尾と翼を持っていました。
モーリシャス島に人間が到来するまでは、ドードーには天敵はいなかったと考えられており、天敵に狙われる環境になかったからこそ地面に巣を作れたし、飛ぶ必要もないから翼が退化し、体も大きくなって動きも俊敏さに欠けたということのようです。
実際、島の最初の入植者であるオランダ人に対してもドードーは警戒心が薄かったと言われています。
その結果、ドードーは捕食の格好な餌食となってしまった―――。
また、人間が島に持ち込んだ他の動物たちにより、ドードーの卵やヒナまでもがその対象とされてしまい、急速にドードーの数が減少することになってしまったのだそうです。
ドードーが最後に目撃され、絶滅されたとされるのは17世紀末頃と言われています。
ウィキペディア情報によると、ドードーの唯一の剥製が1683年にオックスフォードのアシュモレアン博物館に収蔵されていましたが、管理状態の悪さから1755年に焼却処分されてしまい、現在は、頭部、足などのごくわずかな断片的なものしか残されていないとのこと。
また、モーリシャスの博物館でさえも、全身の骨格標本は1つの個体から構成されているものではないとのことで、ドードーがこの世に存在していたことは確かですが、その資料がきちんと残っていないようです。
みちょるびんがモーリシャスを訪れたのはちょうどクリスマスの時期で、マーケット等が休みだったこともあり、土産物屋に出かける機会があまりなかったのですが、それでも、たまに見かけた土産物店ではドードーの絵が描かれた商品が売られていました。
友人の毛里さんもすっかりドードーファンになっていて、ドードーアイテムを自分用の土産に購入していました。
ドードーがよく知られているということもあるとは思いますが、モーリシャスの人たちはドードーに親しみを持っているんだろうなぁという印象を持ちました。
ところで、面白い記事を見つけました。
遺伝学者と自然保護活動家の協力により、モーリシャスに絶滅してしまったドードーを復活させようと計画があるというものです。
哺乳類のクローン作成に使用されている技術のほとんどが、今はまだ鳥類では試されていないという観点からも、この挑戦は画期的とされているようで、また、ドードーの復活は、生態系の回復にもつながることが期待できると考えられているそうです。
ドードーの復活は簡単なことではなく、時間もかかることでしょう。
だが、そんな神の領域みたいなことが本当に起こるんだろうか・・・!?
興味もある反面、みちょるびんは、少し恐ろしい気持ちでいます。
以上、みちょるびんでした!
【参考】
Not so dead as a dodo: ‘De-extinction’ plan to reintroduce bird to Mauritius | CNN