こんにちは、みちょるびんです。
【ある晴れた、春の昼下がりの日記】
今日は、つるさんに誘われて、代々木公園で行われている「ワン・コリア・フェスティバル」に行った。
’憩いの公園’みたいなところに来たのは久々で、気持ち良かった。
駅の付近に、コスプレ集団がたくさんいた。
何かの集会かと思ったのだが、単に集っているだけのようだった。
不思議。
でも、若者は、それだけで楽しいのだろう。
フェスタの開催会場がすぐにわからず、会場探しは少し難航したが、私は、この春の陽気でのんびりした気分だった。
ようやく到着してみると、会場は、ヒトでごった返していた。
まずは、腹が減っていたので、早速、韓国料理を食した。
人が多い中で、すぐに座る席が確保できたのは幸いだった。
久々に、東京は晴れて、暖かい。
背中に、ジリジリ太陽を感じながら、野外で食べる焼肉はおいしかった。
桜もまだ少し咲いており、いい花見でもある。
つるさんと二人で、おいしい韓国料理に舌鼓を打った。
つるさんは、「よさこい」がとにかく気になっている様子だった。
「来年はチームを組んで踊ろう」と言うので、気軽に「いいですよ」と言ってしまったが、つるさんは本気らしかった。
正直、私は「よさこい」なるものがどんなものか、よくわかっておらず、韓国料理に夢中だったこともあり、生返事だったと言っていい。
それに、「とりあえず、断らずに、賛成しとけ」みたいな。
最近の私には、そんなところがある。
「よさこい」ダンサーとみられる、華やかな衣装を身にまとったお姉さんたちが、私たちの前のテーブルについたので、つるさんと私は、「よさこい」についていろいろと質問してみた。
お姉さんたちは、数カ月前から参加したばかりの新人なのだとか。
でも、お姉さんたちが所属するグループ自体は、「よさこい」があれば、年に何回か踊っているのだという。
「よさこい」愛好家グループみたいなもんか。
グループの中には、本格的な、北海道のお祭りに、高額な参加費を出してまで出場するチームメートもいるらしい。
その額には私も驚いた。
腹も膨れ、いよいよ「よさこい」の偵察に行った。
集団で、同じ羽織を着て踊っていた。
「鳴子」とかいう木製の楽器を持って踊るのが規則らしい。
やっぱり、大勢で踊ると迫力があり、それだけで、美しいと思う。
つるさんと、すぐに集められそうな人数は、10名くらいなのだが、「10人位では無理ですねー」と話をした。
最低30人は集めないと、貧弱過ぎるであろう。
それに、我々みたく、素人ダンサーでは、ちょっと頼りないかもね。
それにしても、いろんなグループがいるものだ。
やはり、若者の踊りは、観ていて気持ちがいい。
踊りに、活気がある。体からエネルギーが出ている。
いや、楽しんで踊っているのが、よく伝わってくる。
その点、ある一つの’おばちゃん’グループには活気がなかった。
動きにキレがないのは、仕方がないのだが、顔の表情が死んでおり、踊りそのものを楽しんでいるようには見えなかったのだ。
おそらく、そこが大きな違いであり、’分かれ目’なのかも知れない。
それから、使用する曲も、重要であろう。
グループ毎に、いろんな衣装があり、観ていて面白かった。
5年ほど前に、私は「浅草サンバカーニバル」に(揃いのTシャツを着て)参加したことがあったが、あれよりは、行進する距離は短いし、疲れずに済みそうでだと思った。
ヒトが踊っている姿を見ていると、私も踊りたくなった。
この気持ちが大事。
最近、プロの舞台を観ていても、踊りたくならないのは何故だろう?
それにしても、つるさんは、やっぱり、本気らしかった。
ちょっと、一抹の不安・・・。
学生プロレスが開催されていて、私は、初めて、プロレスを観戦した。
人が叩かれたり、リングにたたきつけられるというような痛々しい姿を見るのは好きではないので、普段私は、格闘技は見ない。
だが、なかなか面白かった。
’解説’が、結構笑えたし、ショーという感じ。
やっぱり、プロレスは、一つのショーなのか?
でも、やっぱり、痛そうけどね。
まぁ、晴れ渡る青空の下だったし、こういうのも、いいかも知れない。
夕方、ステージで、「よさこい」等のショーが開催されると聞いていたので、それを観ようと計画していたのだが、日も暮れ、寒くなってきたので、その前に解散することにした。
私も、野暮用があったし、つるさんとは、そのまま別れた。
以上、みちょるびんでした!