こんにちは、みちょるびんです♪
昔の日本製のジュエリーに興味があるものの、外国に暮らしているみちょるびんが手に入れるには少々ハードルが高い。
だけど、「千本透かし金細工」が施された昭和レトロの指輪なら、手に入れやすいのではないか!?
みちょるびんは、昭和レトロの指輪が現に、セカンドハンドショップのサイトで販売されているのをネットで見て知っていました。
狙うは、日本に一時帰国した時!―――
そんな風に考えていました。
ところが、思いもかけない形で、みちょるびんは昭和レトロの指輪を手に入れることとなりました☆
それはなんと、実家でした!!
みちょるびんの実家は、今でいうところのコンビニの走り。
野菜や魚、肉、くだもの、飲み物、お菓子・・・、それからちょっとした生活雑貨を少しずつ扱う、地域に根付いた小さなお店を営んでいました。
母・マミーもお店を手伝って、ずっと働いていた。
そんなだから、マミーがジュエリーを身に着けた姿はほとんど記憶にないし、ジュエリーとは無縁の生活を送っていました。
だから、我が家から昭和レトロの指輪が出てくるだなんて、思いもよらないことでした。
その指輪も、やっぱり「千本透かし」細工で、台座のすぐ脇のシャンク(指輪の‘腕’にあたる部分)にも、かわいい和彫りが施されていました。
そして、中央に輝くのは、特徴的な、縦に細長いオーバル(楕円形)の石。
まるで、夕焼けを連想させるようなオレンジ色で、透明でとてもキラキラ輝いている!
これは、もう、誰が見ても、合成石!!(「ヒシヒシ。(64)」)
あ、いや、’誰が見ても’というのは、宝石の知識がある人だったら・・・という意味です☆
これが天然石だったら何だろう・・・?
最高級のシェリー・トパーズ??
アンデシンもあり得るな!
あるいはタンジェリンガーネット!?
もちろん、オレンジ・サファイアもね・・・。
実際、この石は、合成オレンジ・サファイアなんだと思います。
そういえばこの色、一度、本物を見たことがあります!
1995年頃の米国のミネラルショーです。
お店の人は「パパラチャ」だと言っていましたが、まるで海に沈む夕日のような、パンチのあるオレンジィ・レッドをしていました。
当時、みちょるびんが図鑑で見ていた「パパラチャ」の色とは程遠かったので、手に取って見るということはしませんでした。
今となっては、ちゃんと見ておけばよかったなぁ(「新☆誕生石!(23:9月の誕生石)」)。
シェリー・トパーズにしても、アンデシンにしても、タンジェリンガーネットにしても、どれも珍しい、通好みの素敵な石ばかり♪
ネットで「昭和レトロの指輪」をチェックしていた時は、天然石では見かけないミントブルーの色が「ザ・合成石」という感じがして、狙うんだったらこのミントブルーの合成石!と心に決めていましたが、実家から出てきたこの指輪の登場で、みちょるびんの「昭和レトロ指輪」欲は、一気に満たされた形となったのでした。
この指輪、実は、亡父・パピーがマミーに贈るつもりで購入したものでした。
と、言うのも、この指輪に関して書かれたパピーからの手紙が手元にあったんです!
この手紙は、随分前にもらったもので、その所在はしばらくわからなくなっていました・・・。
宝石のことが詳細に説明されていて、パピーの性格がよく表れた面白い手紙だったという印象を持っていたのですが、その宝石が何について書かれたものだったのか、みちょるびんはその内容をすっかり忘れてしまっていました。
だから最近になって、この手紙を発見し、実は、この合成オレンジ・サファイアの指輪について書かれたものだったということを知ったのでした。
以上、みちょるびんでした!