こんにちは、みちょるびんです♪
みちょるびんが一時期、着目していた昭和レトロの指輪―――。
セカンドハンドショップのサイトで見たほとんどの昭和レトロの指輪に「千本透かし金細工」が施されていました。
「千本透かし金細工」とは1950年代後半に多く取り入れられた日本の技法で、細い糸鋸で鉄格子のように一本づつ細く切り出す加工のこと。
今では作れる職人さんがほとんどいないそうだで、確かに、現代では見たことがないデザインでした。
みちょるびんは「千本透かし金細工」は、昭和レトロを語る上で外せない技法だと直感的に感じたし、みちょるびんのアクセサリーコレクションに加えるなら、「千本透かし金細工」に限る!と、心に決めていました。
「昭和レトロ」の指輪の特徴としては、「千本透かし金細工」の他に、中央に鎮座する宝石の形がオーバル(楕円形)やマーキース(楕円形を、上下に引き伸ばして舟型に尖らせたような形)とが多いということが挙げられる。
オーバルやマーキースには、お客さんに好まれる縦と横の長さの比率というものがあって、既製品の台座の枠も、だいたいその比率で作られていることが多い。
だから、石も、一般的にはそういった比率でカットされることになる。
規格外のサイズにカットしてしまうと、今度はわざわざその石に合うリング台を作らなきゃならないという手間が増えるから、特別な石でない限り、わざわざそういう余計にお金のかかることはしない。
一般的に、オーバルカットのプロポーションは、縦横比1.3~1.5:1、マーキスカットの縦横比は1.8~2:1くらいが好まれると考えられていますが、「昭和レトロ」の指輪の面白いところは、このプロポーションから大きく外れているものが多いということ!
もちろん、全部ではないのですが、縦に長いものが多いです!!
それは特に、合成石の場合に多く当てはまっているように思われます。
合成石とは、ラボラトリー――人間の手によって製造されるものを言います。
実質的に化学的、光学的、物理的特性は天然石と同じですので、天然石と合成石の違いは、生み出された場所が自然かラボラトリー(人間)かということになります。
でもこれって、かなり大きな違いですけどね!
実は、合成宝石の歴史は古く、1800年代終盤には製造されていました―――。
以上、みちょるびんでした!