ファッション関係 宝石

ヒシヒシ。(49)

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 こんにちは、みちょるびんです。

 なんか、いろいろと、混乱中―――。

 考えがまとまらないみちょるびんです(- - ☆)。

 みちょるびんがチェーンバッグが似合わないのは、チェーンバッグのチェーンの大半が「鏡面加工」だからなんじゃないか・・・?
 みちょるびんはおそらく、金属の硬い輝きが苦手なのに違いない!っていう仮説を立てたじゃないですかー・・・??(「ヒシヒシ。(48)」)

 だけど、また、この考えを覆しちゃうかもしれない・・・???

 しょうがないじゃん!
 だって、説明がつかない不思議な現象が起こっているんだから!!

 みちょるびんとしては「鏡面加工」の金属が似合わないということで、一旦この話に終止符を打ちたかったのですが、「鏡面加工」なのに似合っているチェーンネックレスがタンスの奥から発見されたんですよ・・・!!!

 それは「トリファリ」(Trifari)のコスチュームジュエリーです☆

 コスチュームジュエリーとは、本物の貴金属や宝石は使用せず作られたイミテーションのアクセサリーのこと(「ヒシヒシ。(38)」)。

 そして「トリファリ」とは「アメリカのコスチュームジュエリー界で最高峰」とも名高い、1918年創業のコスチュームジュエリーメーカーです♪
 「トリファリ」の人気を不動のものにしたのは、ヴァン・クリーフ・アーペルやカルティエに在籍していたアルフレッド・フィリップ氏と言われており、同氏は1930年から68年まで「トリファリ」のデザイナーとして活躍しています。
 また1950年代に、当時のアイゼンハワー大統領夫人が、大統領就任式で「トリファリ」のジュエリーを着用したことでも「トリファリ」が脚光を浴びることになりました。
 そうして「トリファリ」のコスチュームジュエリーは、現在もなお、世界中の人に愛され、コレクションの対象となっています☆

 ところで「トリファリ」は、そのメッキ技術が高いことでも知られているそうで、経年によりメッキが剥がれてしまうヴィンテージジュエリーが多い中、「トリファリ」は、くすんでいてもポリッシュすることで元の輝きを取り戻すことが多いのだそう。
 みちょるびんの「トリファリ」のチェーンネックレスは、1950年代のものと聞いている。
 だけど状態がよく、とてもきれい。
 艶やかなゴールドカラーをしています。

 約97cmとロングということもありますが、結構な重さがあります。
 それがちょっと難点ね。

 購入当時、みちょるびんは「トリファリ」のことは知らなかったのですが、たまたま地元のヴィンテージ・ショップで見つけ、気に入って購入したものが「トリファリ」だったという感じ。
 だから、みちょるびんが持っている「トリファリ」はこれだけです。

 購入に際し、みちょるびんは、チェーンの形がとても気に入りました。
 チェーンのパーツの外形が、1.8cm×1.2cmくらいの角の丸い長方形をしていて、でも、内側が楕円形にくりぬかれているという面白いデザイン。
 0.3cmくらいの厚みがあるので、そのパーツ自体に存在感があり、そしてそれが0.8cmくらいの大きさの輪っかで繋がれているので、ネックレズ全体が単調にはならない。
 そして何より、そのレトロな雰囲気がとても好みでした。

 ボリュームがあるので、購入当初はハイネックのニットに合わせることが多かった。
 一連でつけてもカッコ良かったし、職場では二連にすることも多かったです。
 その後、みちょるびんがあまりハイネックを着なくなってしまったので、それに合わせてこのチェーンネックレスの出番も減っていってしまった・・・といった感じでした。

 さて、この「トリファリ」―――。
 バッチリ、「鏡面加工」仕上げなんです!

 散々、「みちょるびんは『鏡面加工』は苦手!」と言っておきながら、この期に及んで「似合ってる♡」とは言いづらいわけですが・・・。

 これねぇ、「マット理論」が活きてるんだと思います!
 「マット理論」とは、みちょるびんが編み出した仮説で、「マット加工」の分量を増やせば、苦手な「鏡面加工」も制覇できるという考えです。
 そして、「鏡面」も「マット」の上であれば、問題ないとする‘「鏡面」on「マット」’(「ヒシヒシ。(32)」)が機能しているっていうことではあるまいか!?

 つまり、ネックレスの大部分が肌に触れずに、洋服の上にきれいに収まっているから、似合っているんだと思う。
 事実、このネックレスを手首にぐるぐると巻き付けてみると、やっぱり、浮いちゃうんですよ・・・。
 要は、その場合は似合っていない!

 この違いは面白いけど、これじゃぁ、肌に直接触れるものとそうじゃないもので、「マット加工」と「鏡面加工」を使い分けなきゃいけなくなってきそうで、コストが二重にかかりそうなんだが・・・???

 いやいや、これは、あくまでも「鏡面加工」の攻略法なのであって、「マット」on「マット」でも、きっと問題ないはず!
 あとで、確認してみよう!!

 さてさて、こんな風にですね、「鏡面」on「マット」であれば、艶やかな「鏡面加工」のネックレスも似合うことができるということが実証されたわけですが―――。

 そうなるとですよ?
 「鏡面加工」のチェーンバッグだって似合ってもいいんじゃない!?って話にならない?

 試しに、「トリファリ」チェーンネックレスを肩にかけて、チェーンバッグの体で持ってみたのですが、全然イケてました☆

 だとしたらよぉ、チェーンの形次第では「鏡面加工」のチェーンバッグも似合ってしまうっていうことにならんだろうか―――っっっ!?!?!?

 金属の硬い輝きが苦手なのに違いない!っていう仮説は、一体どこへ―――???

 手元にチェーンバッグがないので検証しようがないですが、今後とも研究を続けてまいる所存です!

                             以上、みちょるびんでした!

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