ファッション関係 宝石

ヒシヒシ。(39)

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 こんにちは、みちょるびんです。

 昨日は、単体で着るとしっくりこないジャケットを持ている・・・という話をしました(「ヒシヒシ。(38)」)。
 しっくりこない理由はおそらく、みちょるびんが苦手な「平面的」なデザインだったからなんじゃないか!?ということ!
 毎回、首にストールを巻くわけにもいかないので、その代わりに、「シャネル」戦術(?)よろしく、大ぶりのジャラジャラ系ネックレスを組み合わせれば「立体的」を作り出すことができ、ジャケットが似合うようになるのではないか?という仮説を思い立ちました。

 早速みちょるびんが持っている、一番の大ぶり首飾り――ラリエットを合わせてみました。

 意外とイケる!?
 これまた新しい発見!
 それとも、みちょるびんの目がオカシクなってきた・・・!?
 色とか、テイストとか、本当にマッチしてる・・・??

 パーソナルカラーだとかを考え始めると、だんだんと頭がこんがらがって来て、何が正解なのかわからなくなってくることがあります☆

 パーソナルカラーを知りたての頃は、正にそんな感じでした。
 この色は「‘春子色’だからダメ」とか「‘夏子色’だから良い」とか、‘色’に囚われることが実に多かった。
 たまに「この色は‘黄色’だから、ブルーベースの『夏子』にはご法度」などと話している人を見かけますが、黄色でも、ちゃんと‘四季’毎に、その‘季節’に合った黄色があり、「夏子」にだって似合う黄色があるんです。
 だが、この細かい色の分類――正確に色を識別することは確かに難しい。

 単色だったらまだしも、そこに柄が入ってくると、混乱の極み!
 だって、隣り合う色や背景の色によって、色の見え方や感じ方に変化が生じんだもん!

 あくまでも目の錯覚ということではありますが、だけど、実際にどう見えているのかということが大切になってくるんじゃないか?と思います。
 つまり、自然体で、‘その見えている色’で判断することが必要になってくる―――。

 駆け出し(?)の頃は、細かく、1つ1つの色にこだわってしまい、わからなくなってしまっていました・・・。

 だってさぁ、柄物って、いろんな色を組み合わせているじゃないですかぁ?
 ‘四季’の色の垣根を越えて、お構いなしに!

 だから、細部にこだわるのではなく、‘引いて見る’ということが大切なんじゃないかということに気づきました。
 引きで見ると、柄の色が遠目にはミックスされて、近くで見た時の生地の地色と異なった印象になることも起こり得ます。
 また、色の「対比」と言って、ある色が他の色の影響を受けて、単独に見るときと異なった見え方をする場合もあります。
 だから、アクセサリーを重ねづけするような場合、その組み合わせ次第で、そのアクセサリーの表情に変化が生じるということも起こるのかも知れない??

 とても奥が深いし、興味が湧いてきました。
 本を買って、もっと色の勉強をしてみようかなぁ!
 コーディネートをする上で何らかのヒントになるかも知れない!!

 せっかくなので、いかに色を見分けるのが難しいか・・という具体的な話をご紹介。

 例えば、4C(「Carat:重さを表す単位」「Cut:研磨」「Color:色」「Clarity:質」の4つの頭文字)―――。

 4Cは、ホワイト系のダイアモンドの等級を明確にするために確立されたシステムですが(「新☆誕生石!(10:続、4月の誕生石)」)、色のグレードの決定の際には、マスターストーンと呼ばれる基準石(色の見本)を使用することになっています。
 熟練のプロは、ほんのわずかな色の違いでも見分けることができるとも言われていますが、しかしそのわずかな違いが、石の価値が大きく左右してくることになるので、正確を期すために、プロでさえも経験だけに頼るということはしません。

 そして、この等級付けは、ルース(裸石)に限ります。
 なぜかと言うと、ジュエリーにした場合、地金がホワイト系かイエロー系かということで、石の色の見え方が異なってくるから。
 黄味の入ったダイアモンドをホワイト系の石座にすると、黄味が強調されてしまうし、逆にイエロー系の地金にすることで、ダイアモンドが白く見えるという効果が期待される場合もあります。

 さて、話はパーソナルカラーに戻りますが、実際、パーソナルカラーを意識していた頃って、そのセオリー通りにいかないことが多いと感じたというか、そんな単純な話ではないって思ったんですよね・・・(もちろん、実力がない自分自身が、状況をより複雑にしていたという場合もあったと思いますが☆)

 そのうち、自分が何者なのか(「夏子」? それとも「秋子」??)がわからなくなってしまい(「ヒシヒシ。(21)」)、そうなってくるとセオリーもなにもない。
 自分のパーソナルカラーが不明ということは、指標となる確固たる基軸がないのと同じことだから、致命的だよね・・・。

 いずれにせよ、そうなったら「似合うものが似合う」ということでやっていくしか仕方がない。

 一旦、マイ・パーソナルカラー・ブームは収束していたものの、最近開催宣言をした「アクセサリー祭り」(「ヒシヒシ。(2)」)を皮切りに、改めて再燃し始めたみちょるびんです。

 色ってやっぱり、面白い♪

                             以上、みちょるびんでした!

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