こんにちは、みちょるびんです♪
2020年の春先にもネットショッピングにハマったことがあったみちょるびんです。
この時期に探していたのは、みちょるびんの趣味であるジュエリーやアクセサリー(「ご趣味は? PartⅢ(底なしアクセサリー)」)を収納できるアンティークのキャビネット。
そうして出会ったのが、Borge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)がデザインしたデンマークC.M. Madsen社製のキャビネットでした!
~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆
2019年12月、中華人民共和国湖北省武漢市において確認された例のウィルス感染症・・・。
世界保健機関(WHO)は2020年1月30日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言、そして3月11日には、この状況はパンデミック(世界的な大流行)とみなせるということを表明しました―――。
みちょるびんが「明日、みちょるびんのキャビネットを運送業者が引き取りに来ます」と購入先のオランダのアンティーク店から連絡を受けた3月4日(水)は、奇しくも、みちょるびんが居住しているその国で、1名目の感染者が確認された日でした・・・。
みちょるびんたちの当初の計画では、その週末の7日(土)か8日(日)に配送する予定で動いていましたが、結局その日に宅配業者は現れず・・・。
3月16日(月)に改めてアンティーク店から連絡があり、宅配業者はまだオランダの隣国であるドイツにおり(滞在4日目)、昨日からオーストリアとの国境付近に滞在しているということでした。
オーストリア国境ではさらなる制限が課されており、追加の検査が行われているとのこと。
配送業者は国境警備員より、次のようなアドバイスを受けたのだとか。
「オランダが深刻な状況であることもあり、多くの国がオランダからの移動者に対してより厳しい目を向けている。よほどの緊急でない限り国境を越えることはせず、オランダに帰国せよ。」
今後、業務を遂行するにあたり、ウィルスに感染していないことを示す医師の証明書が必要になってくるかもしれない・・・という新たな問題も生じているようでした。
その後に予定されている配送先はウィーンで、その次がみちょるびんの番なのだとか。
いずれにせよ、このまま先に進むべきか、引き返すべきか、検討しているという内容。
状況が状況であり、仕方がありません。
配送業者の人も予定外の長旅を強いられており、きっと疲れているに違いない・・・。
みちょるびんは、この状況が落ち着くまで待つことに同意しました。
みちょるびんにとって、通販で大きな買い物をしたのはその時が初めてでした(「ネットショッピングの思い出。(3)」)。
ネットショッピングでは詐欺に遭うこともあるというような話も耳にしており、購入当初は、実際に商品が手元に届くまで心配だという気持ちでいました。
しかも、どんどん引取日が先延ばしされているわけで・・・。
しかし、これが詐欺だとしたら、かなり手が込んでいる。
そのまま音信不通になるのが詐欺の常套手段だが、連絡はむしろ密。
さすがにこれは詐欺じゃないでしょう!
いつしかみちょるびんは、誠意ある対応をしてくれるアンティーク店に信頼を寄せるようになっていました。
たまにねー、ちょっとはこの不安を周囲に打ち明けたいという気持ちになりましたが、この頃になると、みちょるびんが住んでいる国では、公共交通機関の運行は停止され、人の往来が極端に制限されるようになっていました。
そんな状況の中、さすがに「ネットで買ったアンティーク家具の到着が遅れている」なんて話、のんきにできません!
それから4日後の20日(金)に、また改めてアンティーク店から連絡がありました。
国境では毎日新たな規制が課せられるという状況があり、国境警備員より長期間足止めを食う恐れがあるという説明を受けて、結局あの後、オーストリアには入国しないという選択をしたのだそう。
同配送業者は民間会社であり、同じく国境の長い列に並ぶ大手企業に比べると、より検査が厳しく、突破が難しかったらしい・・・。
それで今は、協力関係にあるミュンヘンの配送会社の倉庫に一旦みちょるびんのキャビネットを保管させてもらっているとのこと。
オランダからよりもミュンヘンからの方がみちょるびんの住む街には近いし、オランダに持ち帰って、改めて配送スケジュールを組み直すよりかは効率的だという判断でした。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!