旅行

チェリー! チェリー!! チェリー!!!

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 こんにちは、みちょるびんです。

 このところ、少しやる気が出て来たみちょるびんです♪

 転勤族のみちょるびんは、いつ別の地への異動を命ぜられてもおかしくない状況。
 断捨離や掃除が、実行しなきゃならない最重要課題に挙げられることには変りはない。
 しかし、今住んでいるヨーロッパから離れる可能はかなり高いと考えているので、当地にいる間にできる限り、旅行をしたいという気持ちが高まっています。

 そんなわけで、昨日の土曜日は、地方で行われた‘チェリー・フェスティバル’なるものに行ってまいりました!

 実は、この‘チェリー・フェスティバル’へのみちょるびんの想いは、4年越し!!

 みちょるびんは一度、2019年の春にその土地を訪れたことがありました。
 そこで知ったのが、このイベント情報。
 友人に桜の花を見に行こうと誘われて出かけたのが始まり。

 そこは、さくらんぼの産地。
 さくらんぼの木の花だから、桜―――。
 日本人の一般的な感覚からすると‘桜の花を見に行く’と言って、‘さくらんぼ’を連想する人はなかなかいないんじゃないか!?
 だが、ここは外国。
 日本のような桜並木があるはずもないので、興味津々のみちょるびんたちは、どんな様子なのか、見に行ってみたのでした。
 あの時は、開花の時期から少しずれていたようで、残念ながら満開ではなかったし、むしろ「どれ?」・・・っていうのが正直な感想。

 でも、収穫はありました。
 その時にもらったパンフレットに‘チェリー・フェスティバル’の観光案内が書かれていたんです。
 それ以来、みちょるびんは、忘れた頃にパンフレットをながめてみては、行ってみたいなぁという思いを募らせていました。

 そうして迎えた今回の‘チェリー・フェスティバル’。
 友達と、車2台に分かれて出かけました。

 元々は、みちょるびん企画ですが、そのエリアに何度か足を運んだことがある友達の方が、多少の土地勘がある。
 そんなこともあり、おんぶに抱っこ、友達の導きで、なんとか現地の駐車場にたどり着くことができたといった感じでした。

 小さい自治体であり、もともと広い駐車場が完備されているわけではない。
 その上、会場もいくつかに分かれて点在しており、会場間の徒歩での移動は困難。

 賑やかそうな、大き目の会場は既に駐車場が一杯で、その度に、次の会場を目指し―――。
 ようやく流れ着いたのが、町の外れにある駐車場でした。

 この日のために特別にアレンジされた無料のシャトルバスが、駐車場や会場を巡回する・・・という情報は予め得て、知ってはいましたが、地図上にルートが示されているわけではないから、土地勘のない訪問者からすると、やっぱりわかりづらい。
 第一、車を停めた場所からバス停まで、10分くらい歩かされました。
 混雑は覚悟していましたが、初っ端から‘田舎’の洗礼を受けた感じ。
 これがまた何もない田舎道で、とんでもないところに来てしまった!・・・と、半ば後悔しました☆

 駐車場をたらい回しにされた上に、予想以上に歩かされ・・・。
 こんなヘンピなところに、本当にバスはやってくるのか!?と、疑いたくなりました。
 みちょるびんには、これまでに何度もバスに裏切られた(?)経験があるため、どうしても構えてしまうのです。
 ローマ然り(「もたついちゃってごめんね! Part Ⅶ」)!
 ホールン然り(「春爛漫♪  オランダ旅行!(20)」)!!

 しかしこのバスは、‘チェリー・フェスティバル’のためだけに特別にアレンジされたもの。
 予告とおりにちゃんと姿を見せてくれたので良かったです。

 そうやってようやく‘チェリー・フェスティバルが開催されている会場に向かうことができたわけですが、下車した会場は、さくらんぼを販売する屋台があるだけ。
 昼食をとれそうにありませんでした。

 10時半の現地到着を目指してやって来ていたというのに、時刻は既に12時を回ろうとしていました。
 昼飯を求め、やむを得ず、次の会場へ。
 あいにくバスは、お昼休憩の時間に突入しており、運行は一時休止。
 またしても歩く羽目になりました。

 目指すは、小高い丘。
 坂道を上る足も、ますます重く感じられ、憂鬱になりました。
 みちょるびんが皆に声をかけ、はるばるその田舎町までやって来たのです。
 責任を感じてしまいました・・・。

 一方、周囲には広大なぶどう畑が広がっていました。
 その町は、さくらんぼだけではなく、実はワインの産地でもある。
 晴れ渡った青空の下、鮮やかな緑色がとてもまぶしかった。

 みちょるびんはこれまで、ぶどう畑にはあはり縁がなかったので、ぶどう畑はそれだけで珍しい光景だったし、心が躍りました。
 それは、他の友達も同じだったよう。
 高台から見渡せるぶどう畑は、それだけでも十分に価値がありました。

 ようやく到着した会場も小さなものでしたが、食事の提供があったのは幸い。
 なんとか昼飯にこぎつけることができました。
 自然の中の木陰で食事ができたのはいい気分転換になりました。

 そして屋台では、赤く光った美しい大粒のさくらんぼをゲットすることができました!
 甘酸っぱくて、本当に美味。
 徒歩で疲れた体をさくらんぼが癒してくれました。

 みちょるびんには、こんなヘンピな場所に皆を誘って悪かったな・・・という恐縮した思いがありましたが、美しい景色とおいしいさくらんぼに出会えたことで救われました。

 その後は、要領も得、バスでスムーズに移動できるようになりました。
 別の会場にはしごするという余裕も出ました。

 次に訪れた大きな会場エリアでは、その会場までの道すがら、さくらんぼを箱買いして帰っている人と何度もすれ違いました。
 会場はたくさんの客でごった返しており、14時近くになっていたせいか、さくらんぼの屋台ももう閉店の様相を呈していました。
 だから、その前の会場で得たさくらんぼは、とても貴重。
 小さい会場だったからこそ、まだチョイスできるほどにさくらんぼが売られていたのかなぁと思いました。
 そういう意味では、むしろラッキー♪

 午後になると、会場近くの狭い道路沿いには、ずらりと縦列駐車した車が後を絶ちませんでした。
 おそらく例年このお祭りを訪れている‘小慣れた’常連客の仕業に違いない。
 みちょるびんたちは、さすがにそんな勇気はなかったし、まじめに町のハズレの駐車場に駐車したわけですが、‘チェリー・フェスティバル’の人気を見せつけられた感じがしました。

 4年越しの想い。
 ようやく叶いました!

                             以上、みちょるびんでした!

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