こんにちは、みちょるびんです♪
温泉の語源となっていることでも知られるバース(bath)は、2,000年の歴史を誇る古都。
古くから温泉都市として繁栄しており、バースの市街地はユネスコの世界遺産として登録されています。
バースの観光名所の1つであるローマン・バスは、ローマ時代に建設された公共浴場の遺跡で、当時の盛隆を物語っている。
その後ローマ人の撤退とともに街は衰退し、温泉施設も荒廃と化したそうですが、18世紀のジョージ王朝時代に飲泉ブームが巻き起こり、バースは再び脚光を浴びることになりました。
バースは上流階級の保養地として賑わいを見せ、ジョージアン様式と呼ばれる建築方法で多くのテラスハウスが建てられたのだそうです。
庭と合わせて円形や半月形・四角形、あるいは丘のテラスに対応した形で築かれ、これらはそれぞれサーカス、クレセント、スクエア、テラスなどと呼ばれているとのこと。
このようにバースは、ローマ時代とジョージアン時代にもっとも重要な時期を迎えましたが、それだけにとどまらず、中世のすばらしい修道院教会(バース寺院)もローマン・バスに隣接して建つなどしており、2,000年にわたるバースの絶え間ない発展を映し出しているということです☆
日程の都合上、みちょるびんがその日中に見学を終えたいと希望していた場所は、バース寺院とローマン・バスの2カ所。
夕方に、ホテルでのマッサージを予約していたので、15時半頃には見学を切り上げてホテルに戻りたいと考えていました。
だがその日のバース寺院の開館時間は13時15分~14時15分、16時30分~18時15分と細切れ。
それぞれの見学に要する時間が読めないということもあるため、確実に効率よく見学をこなすには、バース寺院を先に攻めた方がよいと思いました。
幸い、ローマン・バスはシーズンオフのためか、予約なしでもすぐに入れると係の人に聞きました。
開館の13:15までにまだ1時間以上あったので、先にお昼ご飯を済ませることにし、レストランに入りました。
この間に、雨が止むといいのだが・・・。
食事を終えたあとも、外はまだ、まだ雨が降っていました―――。
今回の旅では、家を出発した時から、何度も雨に見舞われている(「ストーンヘンジへの道!(5)」)。
ソールズベリー到着の際や(「ストーンヘンジへの道!(10)」)、ストーンヘンジ観光の前後(「ストーンヘンジへの道!(11)」「ストーンヘンジへの道!(14)」)、オールドサラム観光に出かける朝も雨で(「ストーンヘンジからの道♪(2)」)、実はオールドサラムの駐車場に着いた時も一瞬でしたが雨にあっていました。
そして今度は、バースでも!
雨が多いとして知られる英国ではありますが、みちょるびんは晴れ女。
今回の旅ではずっと、なんだかんだうまい具合にタイミングを外し、なんとかギリギリ晴れ女のメンツを保ってきていました。
だがここにきて、いよいよ雲行きが怪しくなってきました・・・。
まだ少し時間が早かったので、近くのパルト二―橋やパレード公園を見に行ってみることにしたのですが、この頃になると雨足がより一層強くなっていました(- - ☆)。
これはもう、土砂降りと言ってもいいレベル。
13時くらいになり、バース寺院に行ってみたところ、雨の中、既に列ができていてショック。
30人も並んではいなかったと思うので、13時15分~14時15分の回には入れるだろうと楽観しましたが、なんせ、雨がひどい。
ひさしがあるわけではないので、傘をさしてただひたすら耐えるしかありませんでした。
旅行用の小さい傘であり、守備範囲が狭いので、斜め掛けして持っていたP様バッグが雨に濡れました。
以前のように、身を挺してP様バッグをお守りしなければ!というような考えはありませんが(「ご趣味は? PartⅣ(プラ吉)」)、でも、これまで大切に扱ってきたおかげで、こんな風にビショビショに濡れることになったのは初めてのように思いました。
列に並ぶ人の中にはパーカーを頭からかぶるだけで、傘もさしていない人たちもおり、2月の冷たい雨に打たれてとても寒そうでした。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!