こんにちは、みちょるびんです♪
はからずして全く異なる‘オールドサラム’ツアーに参加(?)してしまったみちょるびんでしたが(「ストーンヘンジからの道♪(6)」)、無事に、真の目的地であるオールドサラム遺跡最寄りの「Old Castle」(オールドキャッスル=古城)でバスを下車することができました。
降りる際、ソールズベリーに戻る時は、このバス停を利用することになるということも、運転手さんが教えてくれました。
ありがとうございました!
オールドサラムの遺跡は、そのバス停からちょっと戻って、坂を上っていくことになりました。
こんもりとした丸みを帯びた特徴的な形から、遺跡はきっとあれに違いないと思えたし、その方向を目指しました。
ちょうど、車道から外れて、土手を上っていく小道があったので、その道をたどって行ってみることにしました。
もう少し車道に沿って坂を上れば、舗装された歩きやすい道があるのかも知れませんが、敷地が広い分、それだとかなり遠回りになるのではないか・・・。
そう考え、そのまま進みました。
小道はまもなく、車が通れるくらいの道に合流し、その先に駐車場、そして芝に覆われた土塁が現れたのでした。
土塁を囲む堀を渡るための橋が設けられており、橋を渡り切ったところに、オールドサラム入場のための受付がありました。
この土塁で囲まれた中が日本でいうところのいわゆる本丸というやつ。
お城の中心地であり、城主が住む館(本丸御殿)がある区域で、防衛地点としても居住区としても最も重要な場所です(「道後温泉旅行!(9)」)。
‘本丸’の中には、お手洗いはないということだったので、一旦お手洗いを済ませることにし、駐車場の近くに設置されていたお手洗いに行きました。
お手洗いは外側の土塁を利用したユニークな造りでした☆
オールドスラム遺跡に関し、個人的に興味を持ったのは、建物の壁などに使われていた石がカルセドニーではないか?という点。
日本の誕生石にもあるブラッドストーンやサードニクスなどがいわゆるカルセドニーにあたる(「新☆誕生石!(8:3月と8月の誕生石)」)。
石の表面が削られむき出しになった石の内側は、半透明をした結晶になっていました。
これらの石がどこから運ばれてきたのかはわかりませんが、近くにカルセドニーが取れる場所があるのかなぁと思いました。
興味津々です。
さて、二重になっている土塁の上は、遊歩道にもなっている。
遺跡自体が高台にあって眺めがいいので、歩いていて気持ちがいい。
高い尖塔をもったソールズベリー大聖堂も臨むことができました。
‘本丸’の周囲にある‘二の丸’には、ソールズベリー大聖堂の前身となる大聖堂の基礎が残っているなどし、これも興味深い。
気づくと、1時間半くらい散策していました。
ツアーバスの最終便で出かけたストーンヘンジの後では、オールドサラムの滞在時間は1時間も満たなかったし(「ストーンヘンジへの道!(9)」)、ツアーと切り離してゆっくり訪れて正解だったと思いました。
リラックスできたとても気持ちのいい時間でした。
帰り、また、元来たバス停に戻りましたが、見覚えのある黄緑色のバスが停車しているのが見えました。
ストーンヘンジから回って来た16:10発のツアーバスでした。
なんか、ちょっと因縁みたいなものを感じ、面白かったです☆
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!
堀は二重、土塁は三重になっているのがわかる。
真ん中の丸い部分が、日本でいうところの’本丸’。
’本丸’を囲む、その周囲にある’二の丸’に、ソールズベリー大聖堂の前身となる大聖堂の基礎がある(写真右上)。
’二の丸’の写真下のグレーの部分が駐車スペース。
土手は結構な勾配となっていて、登るのも一苦労!
ピンクの矢印が示す車が走るのは、バス道路。
ピンクの部分が土塁を利用して作られたトイレ
みちょるびんの目にはカルセドニーに見えてならない。内側が半透明のきれいな石。
左にある建物がチケット売り場。
ソールズベリーの街が一望できる。よく見ると、ソールズベリー大聖堂が!
高さ123メートルの尖塔は英国の聖堂で最も高い!