こんにちは、みちょるびんです♪
ソールズベリーに近い街ウィルトンで行われた「ウィルトン ヴィンテージ フェア」(Wilton vintage Fear)には2時間ほど滞在(「ストーンヘンジからの道♪(5)」)。
13:30頃には次の目的地に向けて出発しました。
お次は「Old Sarum」(オールドサラム)。
ソールズベリーの北約3kmにある、直径約400mの円型の遺跡です。
先史時代にはじまり、後に中世の城壁都市となり・・・、ストーンヘンジと同様に、時代とともに変化した遺跡のようです。
航空写真を見るとほぼ正円に近い形状で、堀は二重、土塁は三重になっているのがわかります。
オールドサラムは、もともと、みちょるびんが参加したストーンヘンジのバスツアーにも含まれていた訪問先でしたが、「ウィルトン ヴィンテージ フェア」に行くためには、時間の都合上、ストーンヘンジ見学だけに絞る必要があり、オールドサラムは別途自力で行くことにしていたのでした(「ストーンヘンジへの道!(9)」)。
ストーンヘンジは、みちょるびんが調べた限り公共バスは走ってはいませんでしたが、オールドサラムには通っていました。
実際、ホテルの人に、オールドサラムに行くためのバスの番号も教わっていました(「ストーンヘンジからの道♪」)。
そして奇しくも、このヴィンテージフェアのすぐ近くから発車するバス1本でオールドサラムまで行けることが判明。
一旦引き返すことになるソールズベリーでは運転手さんの選手交代があるそうなので、みちょるびんもその際は一時的にバスから下車することが求められるようではありましたが、もうこれは、オールドサラムに行け!と言わんばかりの状況!?
まぁ、とにかく、乗り換えのためにバス停や時刻を調べたりする手間が省けたことはありがたいことでした。
そうして、ソールズベリーでは、みちょるびんも一度バスから降りて、改めてバスに乗車するということをしました。
バス停では、乗車を待つお客さんの列ができていたので戸惑いましたが、親切な人がみちょるびんを先に乗せてくれたので、元居た座席に座ることができました。
ストーンヘンジに行った時、乗っていたツアーバスの中から、オールドサラムらしきこんもりした土塁らしきものを確認していました(「ストーンヘンジへの道!(11)」)。
広大な草原の中にあったし、そこは人里離れた場所という印象。
遺跡は、感覚的にはバスの終点になるのだろうとみちょるびんは考えていました。
事実、バスのルートをグーグルマップに示すと、バスの目的地は「Old Sarum」(オールドサラム)と表示されていました。
ソールズベリーから乗って来た人々は、きっと、遺跡見学に行く観光客に違いない。
目的地に到着すれば、そこでたくさんの人達が下車するだろうからすぐにわかるだろう。
みちょるびんは、選手交代した運転手さんには特にオールドサラムの遺跡を目指しているというようなことは特に伝えず、そのままバスに揺られていました。
バスが坂を駆け上る途中で、左手に、大きな土手のようなところが現れました。
一瞬、いやな予感がしましたが、みちょるびんは不安を打ち消しました。
だって、バスが向かっているのはオールドサラムなんですから。
バスの移動中は、グーグルマップで現在地を確認していたのですが、オールドサラムには既に到着しているはずなのに、一向にバスは停車する気配がなく、しかも住宅街を走っていました。
運転手席に駆け寄り「オールドサラムに行きたいのですが」と伝えると、「今、そのオールドサラムを走ってますよ?」と、言われました。
いやいや、みちょるびんが行きたいのは、ここですと、遺跡の写真を見せたところ「そこはとっくに通り過ぎたよ」と―――。
ああああ・・・・。
あのいやな予感は的中していたのでした・・・。
あとで確認したところ、遺跡に行きたい場合は「Old Castle」(オールドキャッスル=古城)という停留所で下車する必要があったらしい(- - ☆)。
ストーンヘンジのツアーのリーフレットなどそ見ても、みんな「オールドサラム」という言い方しかしていないし、ここにきて新たなワード‘オールドキャッスル’が登場することになるだなんて思ってもみませんでした!
ショックを受けていると、運転手さんが「バスはまたオールドサラムの街をぐるっと回って、元来た道を帰るから、オールドキャッスルに着いたら教えてあげる」と言ってくれました。
かくして、みちょるびんは、はからずして別の‘オールドサラムツアー’を終えたあとに、真の目的地となるオールドサラムの遺跡に行くことになったのでした☆
以上、みちょるびんでした!
地図の左側に「サラム」という文字が見えているのが、実際の遺跡の場所。最寄りのバス停は「Old Castle」(オールドキャッスル)。
バスの終点エリアにも「Old Sarum」(オールドサラム)という文字が!
画面を拡大しないことには、左手の遺跡マークは出現しないため、それが見逃しの原因になりました(- - ☆)