こんにちは、みちょるびんです♪
ストーンヘンジからの帰り道―――。
バスがビジターセンターを発車してからすぐに降り出した雨は(「ストーンヘンジへの道!(14)」)、そう長くは続かず、みちょるびんがソールズベリーの街に戻る頃にはすっかり止んでいました。
バスを降りて、すぐ目についたおいしそうなレストランで夕飯を済ませ、気分よくホテルに帰りました。
ホテルの1階にあるパブは、夜になりますますお酒を飲む人たちでにぎわっていました。
みちょるびんは、せわしなく行ったり来たりするウェイターの1人に声をかけ、ホテルにチェックインしたい旨を伝えました。
体格のいい若い女の人がバーの奥から出て来て、みちょるびんをホテルのチェックインカウンターのある2階に案内してくれました。
カウンターにはシャッターがしてあって、厳重な警備。
誰かが24時間常駐しているわけではないらしい。
ところで、このウェイターさんをその雰囲気で例えると、さながらバスケットボール部のキャプテンといったところ。
鼻ピアスなんかして、少しやんちゃなんだが、それでいて責任感があって頼れるしっかり者といった感じ。
機転が利いてフットワークも軽そう・・・。
その‘キャプテン’に、簡単に宿泊にかかる説明を聞きました。
どうもみちょるびんは、英国英語のアクセントが苦手で、そんなに難しいことは話していないはずなのに、聞き取りがうまくできない(- - ☆)。
そう何度も「もう一度お願いします?」と訊くのも悪いので、適当なところで切り上げることにしました。
ただその前に、オールドサラムについて質問をしました。
ソールズベリーに到着したその日のうちに、大本命のストーンヘンジを制覇できたみちょるびんです。
ただ、時間的余裕がないと判断し、ツアーに含まれていたオールドサラムを諦めた経緯がありました。
翌日の午前中は、希望していたアンテークフェアに行く予定であり、(「ストーンヘンジへの道!(9)」)その後、時間があるようならオールドサラムにまで足を延ばすかどうか・・・、それをちょっと迷っていました。
実のところ、自力で行くにはハードルが高いイメージがあったんです。
参考までに、公共バスだと何番になるかを訊いてみたところ、‘キャプテン’から「ラブリーなところだよ」と言う感想がもたらされました。
みちょるびんはその言葉ででオールドサラム行きを決めました。
さて、あてがわれたみちょるびんの部屋は思いの外広く、ダブルベッドルームでした。
アップグレードしてくれたらしい♪
なにはともあれ、まずは携帯電話とカメラを充電しないと!
コンセントの場所を探すのですが、Cタイプのプラグの差し込み口が見当たらない・・・。
英国は確かにBFタイプであることは知っていたのだけど、過去に旅行したロンドンでプラグで困った記憶はなかった。
レトロなホテルだからなのか・・・??
油断していました。
しぶしぶまた1階のパブに戻り、‘キャプテン’に変換プラグを貸してもらえないかと訊ねました。
しかしあいにく、そんなものはないとの回答。
誰か持ってないか訊いてみるが、仕事中であり、今すぐの対応は難しいと言われ、取り急ぎ、みちょるびんの部屋番号を確認されました。
部屋番号を訊いてくれるあたりが、ちゃんと対応しようとしてくれていることが伝わってくる。
この‘キャプテン’だったら、なんとかしてくれるんじゃないか・・・。
そんな安心感がありました。
ところで、みちょるびんは重大な問題を抱えていました。
ブログです―――。
幸い、翌日分までは投稿予約を完了していましたが、明後日以降の記事については、これからの対応。
万が一、このまま変換プラグが手に入らず、スマホが使えなくなってしまった時、これまでずっと死守してきた「1日1記事」投稿が断絶されることになる!
思いも寄らぬ緊急事態!!
今回の旅では、せっかくeSIMを買って、外出先でもインターネットを自由に使える環境を整えたというに、そもそもスマホが使えないんじゃ元も子もない!!!
せっかく、行く気になったオールドサラムも、行けるかどうか・・・。
一応事前に調べて来てはいましたが、アンティークフェアですら心許ない・・・。
みちょるびんはとにかく、ブログに穴を開けられないと思ったので、スマホの電池が完全に切れてしまうそれよりも前に、旅行期間中の残り3日分の記事を投稿予約することにしました。
バッテリー残量も既に30%を切っており、いつスマホが使えなくなるかわからない・・・。
そんな危機的状況の中、あわてて記事を書きました(「しばし待たれよ!(2)」)。
なんとかセーフ・・・。
そんなことをしながらも、ノックの音を聞き逃さないように細心の注意を払いながら、みちょるびんは‘キャプテン’の来訪を信じて待っていました。
きっと、あの‘キャプテン’ならやってくれるはず!―――
結局その後、 ‘キャプテン’は姿を現さず、みちょるびんもいつの間にか、疲れて眠ってしまったのでした。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!