こんにちは、みちょるびんです♪
パリに向かう飛行機では、みちょるびんと後輩ちゃんは、雲の下に広がるイタリアの世界遺産ドロミテ山塊に感動していました。
ドロミテは、イタリア北東部、オーストリアとの国境近くにある山地で、東アルプス山脈の一部でもある。
少しずつ山肌が現れつつもまだ多くが雪に覆われた山峰は、太陽に照らされたことによって作られた影で、より立体的に浮き上がり、それはもう息を飲む美しさ!
いくら見ても飽きるということはありませんでした。
そんな美しい光景が続いた空の旅だったので、みちょるびんと後輩ちゃんは、帰りの飛行機でもドロミテを鑑賞したいと考え、今度は、往路の時とは反対側にあたる右の窓側の座席を指定することにしました。
後方の方が客が少なく一人でゆったりと座席を利用できる場合も多いので、普段みちょるびんは後方座席を予約することが多いのですが、今回は後輩ちゃんに合わせて前方にしました。
それぞれが景色を楽しみたいから、窓側の席を前後に2列――11Fと12F――で席を確保♪
ところで、その航空会社の搭乗手続きの開始時刻は出発45分前。
30分前に開始するという航空会社が多いイメージがある中、結構早くに召集させられた感覚がありました。
また、搭乗の際は、混雑を避けるため、割り当てられた座席ゾーン毎に手続きする社が多くありますが、その会社も同様で、だが他社よりも厳格。
キッチリと搭乗券を確認し、違うゾーンの人が列に紛れていても受け付けないという徹底ぶりでした。
実のところ、みちょるびんたちも往路の時にそれではじかれた経緯がありました。
みちょるびんたちは既に学習していたし、最後に呼ばれるゾーンの座席であることもわかっていたので、搭乗手続きを待つ列が途切れるまで、ベンチで待つと決め込んでいました。
さて、搭乗口の前には、予告されていた搭乗手続き開始時刻――出発45分前――頃から列ができ始めていました。
しかし、その時間になっても一向に手続きが開始される気配がない・・・。
ようやく始まったのは、それから30分後でした。
つまり、出発の15分前☆
ところがまた、そこから30分くらいが経ったところで、搭乗手続きが中断されてしまいました。
搭乗手続きが開始されてから既に1時間が経過していました。
今回の飛行機にはボーディング・ブリッジが設置され、屋外に出ることなく搭乗口から直接機内に移動できるようになっている。
だがどうも、飛行機の入り口が閉鎖されたままだったようで、先に搭乗手続きを終え搭乗口を通過した人たちは、ボーディング・ブリッジ内で待機させられていたようでした。
搭乗手続きが中断されたのは、単純に先がつまっているから―――。
そんな感じでした。
それから間もなくカウンターにいた係員よりアナウンスがありました。
フランス語で1回きり。
搭乗口前に整列していた客の中には、列から離れてベンチに向かう人たちもいたし、前列に並んでいた人の中には、その場に座り込む人も。
長期戦となることが告げられたといった模様。
状況がわからなかったので、みちょるびんはカウンターにいる係員にアナウンスの内容を訊きに行きました。
すると「10分」と単語を言われただけ。
10分後の出発ってこと!?
この若い係員は英語が得意じゃないのだろうか?
天下のおフランスともなれば、英語を話せなくても通用するらしい!?
改めて理由を問うたところ、「清掃」とだけまた単語のみの回答。
あるいは、情報は最小限にするようにという教育を受けているとでもいうのか!?
こちからからすると、ナゼにそんなに清掃に時間がかかっているんだ!?っていう話です!
特定の区間を飛行機が折り返し飛んでいるような場合、到着便に遅れが出た影響で、清掃している間に待たされる・・・ということはよくあることです。
しかし今回のケースはそれには該当しない。
なぜなら、搭乗手続きを待っている間に、乗客がゲートから出て来たということはなかったし、第一、ゲートのすぐ外にはずいぶん前から飛行機が駐機していました。
その飛行機に乗ることは明らかだったし、それで清掃に時間がかかっているということはどういうことなんだろう・・・!?
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!