ハプニング 旅行

クロアチア☆ドゥブロヴニク旅行!(12)

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 こんにちは、みちょるびんです♪

 1割引という甘い誘惑に乗っかり、持てる現金ほとんどをクロアチアの伝統ジュエリー「ボトゥニ」ペンダントにつぎこんでしまったみちょるびん。
 手元にはわずか5ユーロしか残りませんでした☆(「クロアチア☆ドゥブロヴニク旅行!(11)」) 

 ドゥブロヴニクでは基本的にカード払いはできるし、そこでの滞在時間は残り半日。
 翌日は早朝の出発だから、現金がなくともなんとか乗り切ることはできるだろうと楽天的でいました。

 一方、あるにこしたことはないので、いくらか現金をおろしておこうと思い、ジュエリーショップのお姉さんが話していた目抜き通りにあるという銀行のATMに行きました。

 いつものようにカードを差し込んで暗証番号を入力してみるのだけど、現金が出てこない。
 お前のカードは使えない・・・みたいなことが表示され、ただ、ただ、むなしくカードが戻って来るだけでした(- - ☆)。

 何回かトライしたのだけど、やっぱりダメ。
 事情はよくわからないが、できないものはしようがない。
 あきらめました。

 気を取り直して、ランチにすることに。

 ドゥブロヴニクの旧市街では、面白いことに、細い路地に沿ってレストランのテーブルが並べてあるところが多い。
 みちょるびんも、そんなお店の一つに入ってみようかと思い、ふとメニューが目にとまったレストランに近づいて行きました。

 ちょうど目抜き通りに面するようにレストランの受付テーブルが設置されてあり、そこにメニューリストが置いてありました。
 メニューが気に入ったらそのレストランに決めるつもりでした。

 受付テーブルの前には若い女性が立っていたので、女性の前に、あともう一歩足を踏み出そうとしたその瞬間―――。

 上から何かが落ちてきました。
 見上げると、電線に止まっているハト・・・。

 みちょるびんとテーブルの間の足元には、ビチャッと広がる特大のが落ちていました。
 コンマ0.00秒の世界。
 少しでもみちょるびんが早かったら、脳天を直撃していたことだろう。
 まさに危機一髪!

 「大丈夫でしたか!?」と女性に心配されつつも、「幸運が訪れるっても言いますよね?」と声をかけられました。

 いやいや、これを食らってラッキー♪と喜ぶ人はおらんだろう。
 さすがにこんなことがあると、ここで食事する気にはなれない。
 悪いがすぐに退散しました。
 いやぁ、ホントに危ないところだった!! 

 さて、みちょるびんは帰国の途につくために、翌朝6:15発のフライトでザグレブに飛ぶことを予定していました。
 それで、レストランにいる間に、飛行機のオンラインチェックインを完了させることにしました。

 ところが何度やってもチェックインできない・・・。
 予約番号だとか、チケット番号だとか、手を替え品を替えやってみるのだけど全滅。

 何か解決の糸口が得られるかも?と思い、サポートセンター的なところにメールで問い合わせてみるも、「オンラインでチェックインできない場合は、飛行機の離陸の60分前までに空港デスクでチェックインしてください」という非情なメッセージのみ。

 ある特定の区間は、オンラインチェックインは不可とあったので、もしかするとザグレブ-ドゥブロヴニク間もその対象にあたるのかも知れない・・・という結論に至りました。
 だから往路の時も、できなかったんだ!?(「クロアチア☆ドゥブロヴニク旅行!(3)」)

 そうなると、困ることがありました。
 空港までの移動です。

 みちょるびんが空港移動に利用しようと考えていたのはシャトルバス。
 そしてその始発は4:30でした―――。

 運転手さんの話では5時頃に空港到着予定ということだったので、チェックインカウンターに行列ができていたらその時点でアウトということになる。
 バス利用はあくまでも、チェックインができていることが前提で考えていたため、チェックインできないとなると話が変わってくるわけです・・・。

 がっかりです―――。
 せっかく割安の往復チケットを買ったのに!

 ドゥブロヴニクで宿泊しているアパートメントをチョイスした理由の一つは、タクシー送迎が可能とあったから。
 予約時にタクシー手配を臭わせ、その後うやむやにしていましたが、その依頼を復活させねばなるまい・・・。

 一旦アパートメントに戻り、落ち着いた環境の中で、係の女の子に電話することにしました。
 メールではちっとも返信がもらえなかったので(「クロアチア☆ドゥブロヴニク旅行!(5)」)、彼女の電話番号をゲットしておいて良かったと思いました。

 アパートメントに帰り、いざ自分の携帯電話から電話しようとするのですが、やっぱりつながらない・・・。
 念のため、仕事用に携行していた電話で試してみたところ、ようやくつながることができました。

 アパートメントに近いプロチェ門(Vrata od Ploca)の外にはタクシーが常駐している・・・として、女の子からはアレンジを渋られましたが、みちょるびんの出発希望時刻は3:45であり、そんな時間にタクシーがいるものなのか疑わしい。
 本当にタクシーを拾えなかった時が困るし、それに、夜中に女一人で知らないタクシーに乗るというのもね・・・。
 結局、知り合いのタクシーに訊いてみてくれることになりました。

 電話を切ったあと、みちょるびんはある重要なことを思い出しました。
 みちょるびんには現金の持ち合わせがないということ!

 もう一度電話し、支払いはカードで行いたいとリクエストしました。

 現金がなく、ATMも使えなかったことを伝えたのですが、単に相手の不安を煽っただけだったかも知れない・・・。
 前日にメールしたフライト到着時刻の混乱や、待ち合わせ場所がわからない問題もあったし・・・。
 「この人、ヤバイ。大丈夫!?」って思われただろうな・・・。

 なんとかハトの襲撃(?)は回避できたみちょびんでしたが、ドゥブロヴニクではなんだか、全てのことが空回りしている・・・。
 そんな感じがしました。
(つづく・・・)

                             以上、みちょるびんでした!

【細い路地に並べられたレストランのテーブル】
【奥には急な階段が見える】

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