こんにちは、みちょるびんです。
【ある日の日記】
久し振りに、学生時代の友人と話をした。
ずいぶん、久しぶりだった。
先日、お宅に電話した際に、友人の旦那様が電話にお出になったので、実は、少し安心していた。
と、いうのも、以前、旦那さんとの関係がいよいよヤバイ・・・と聞いたことがあったからだ。
その後、別れたりしてやいないか、心配になっていた。
それに友人は、よく、旦那様と別れたいという話をするのだ。
今回はもしかすると、言い過ぎたかもしれない。
いつもは、旦那様とは別れない方がいいと、私は離婚を反対するのだが、今回は、むしろ、離婚を勧めてしまっていた。
そんなことは、初めてであった。
考えると全く、余計なお世話である。
しかし、本当に、旦那様と一緒にいることは、友人のために、よくないのではないかと思ったのだ。
友人は、水の星座生まれの女性らしく、やはり、他の人以上にスキンシップを大切にしていると思う。
30代半ばを過ぎ、いわゆる、女盛りなのだ。
だが、旦那様は、その逆で、淡泊な印象があった。
やはり、そういうところで、友人は、寂しい思いをしているようだった。
友人は、旦那様のことを、「これまで出会った人の中で、一番深く自分を理解してくれているし、人間として好きだ」と話す。
そんなの、言われなくてもわかっていることである。
旦那様のお人柄からも想像できるし、第一、二人は、結婚までした仲なのだから。
だけど、どうだろうと、私は疑問に思うわけである。
友人の場合は、特に、肌の触れ合いを通してこそ、愛される実感を得る――幸せを感じる――タイプなのだ。
だとしたら、一番好きな人に、一番愛してほしい方法で愛されていないということになり、これは、友人にとって、かなり苦しいことなのではないか―――?
そして、友人は、とうとう、その欲求不満のはけ口を、他に求めたのだった・・・。
そんな火遊びは、いつまでも続けられるはずがない。
他方、そんな風で、旦那様との関係――紙切れ上の契約?――を維持する価値があるのだろうか?
もはや’友人の決断一つ’のような気がするのだが・・・。
これから、一人になってしまうことや、’世間の好奇な目’にさらされることを恐れているのだろうか。
あるいは、「幸せではない」という現実を受け入れられずにいるだけではないか?
本来、このような、夫婦間の問題を、第三者である私が、わかるはずがないのだ。
だけど、二人とも、一緒にいることがつらいのだと思う。
友人は、認めたくないのかも知れないが、これこそ、’性格の不一致’というやつではなかろうか?
きっと、満たされているという思いがないから、自分が異性にモテているような自慢話をしたくなるのだろう。
そういうことで、自尊心を保ちたいとでも言うのか。
正直、私には、それらの話は、学生時代の幼稚な恋愛話のように聞こえて、ちょっと、うんざりなのだ。
また、他人の結婚生活に妙に関心を示すのも、自分と照らし合わせて、自分を安心させたいからに違いないのだ。
友人には、幸せになってほしい。
だから、毎回、時間を割いて、私は友人の話に耳を傾ける。
そして、役に立ちたいという思いで、問題解決の糸口を提案をする。
だけどいつも、堂々巡り。
結局、友人は、旦那様のことを愛しているのだと思うし、ずっと一緒にいたいのだろう。
もしかすると、第三者である私に、その結婚生活を肯定してほしいから、逆に、離婚したいなどと口にするのかもしれない。
私に求められていることは、提案することではなく、ただ、話を聴くことなのかも知れないね。
以上、みちょるびんでした!