こんにちは、みちょるびんです。
(前回までのあらすじ)
珍しく、2泊3日で旅行してきたみちょるびん。
日本からやってきた義理の妹にジョインし、ローマに行ってまいりました♪
「1日1記事」投稿を目標にブログ活動しているみちょるびんにとって、泊まりがけで出かけることは、大変珍しいこと。出先におけるブログ活動は、wifiがつながらないなどの危険をはらんでいるので、今回は万全を期すために、「1日1記事」投稿はキープしながら、並行して、旅行出発までに3日分の記事を事前に準備することにしました。このローマ旅行への参加を決めたのは1週間くらい前。そこから慌ただしく、フライト、空港までの‘乗り合いタクシー’、ホテルを手配。いろんなところで‘もたつき’がありました。
ローマに到着してからもすぐに、義妹との待ち合わせの場所「トレビの泉」を間違えたり、携帯電話のバッテリー残量が僅少となるなど‘もたつき’ました。
滞在2日目の日曜日に、その激混みように一旦撤収することになったバチカンの「サン・ピエトロ大聖堂」は、翌月曜日に、エレベーター+320段の階段の「クーポラ」(ドーム)も含めて制覇しました。
ローマ最後の食事となった「サン・ピエトロ大聖堂」近くのレストランでは、ボラれた感はあったものの、義妹念願のイタリア伝統料理「ポルペッテ」(ミートボール)を食すことができ、そのミッションも成功。
中央駅では、フィミウチーノ空港直通列車「レオナルド・エクスプレス」のチケットを求め、自動券売機と格闘。なんとか目的の列車をキャッチしたのでした。
もたついちゃってごめんね! Part XV
バタバタしながら乗り込んだ「レオナルド・エクスプレス」。
みちょるびんたちは16時頃までにフィミウチーノ空港に到着していることを目指していたので、15:20発のものに乗れて、何はともあれ、良かったという感じ。
それにしても、いろいろと疑問が残る・・・。
列車が発車してから間もなく車掌さんが現れ、チケットの提示を求められました。
乗車する前にあわてて購入したチケットを見せたところ、「そのチケットは2等車用、ここは1等車。ペナルティが生じるよ」と言われました。
薄々、購入したチケットは「レオナルド・エクスプレス」のものではないと思っていました・・・。
みちょるびんが購入したチケットの列車は確かに15:12発となっていたし、でも現に乗っている列車は15:20発のもの・・・。
それに、電光掲示板で確認した時は15:12発のは行先が「フィミウチーノ空港」となっていなかった(!)しね・・・(「もたついちゃってごめんね! Part XIV」)。
求められるまま、素直に、請求された二人分のペナルティ代28ユーロを支払いました。
「レオナルド・エクスプレス」が指定席でなくて良かったのかも知れない。
ま、一応、それは知っていたから、乗り込んだところはあったんだけどね・・・。
実は、行きの「レオナルド・エクスプレス」の車内で、隣の列にいたおばさんもペナルティ・チャージされていて―――。
「初めてのローマだから、知らなくてぇ~」と、車掌さんに言い訳しているのが聞こえたのですが、まさか、自分自身もペナルティを課されることになるとはね・・・。
最も、今回のみちょるびんの場合は、確信犯になるのだけど☆
手元にあるチケットをよく見ると、確かに「2°Classe」と書いてあって、それは「2等車」を意味していた。
惑わされた「28番乗り場」も、こうなると、謎。
みちょるびんは、’プラットフォーム番号’ではない何かの数字を見誤っていたのか・・・?
列車乗り場に出る改札を突破してからは、荷物の軽いみちょるびんが先に走り出したし、遅れて追って来た義妹が何か違うみたいなことを言っていたようにも聞こえたけど、みちょるびんは「レオナルド・エクスプレス」をキャッチすることを先決としていたし、義妹の話を聞こうなんて余裕はなかったのだけど・・・、あるいはやっぱり「28番乗り場」ではなかったのかも知れないと、今となっては思う☆
その後自宅に戻ってから、ネットで中央駅のプラットフォームの略図を見ても、一番右端は「24番」となっていた・・・。
でも、奇跡的に「レオナルド・エクスプレス」の発着ホームは「24番乗り場」なのだそうで、もしみちょるびんが目指した乗り場が「28番」ではなく「8番」とかだったら、15:20発の「レオナルド・エクスプレス」は逃していたかも知れない・・・。
それに。
間違った方のチケットには料金が8ユーロと印字されている―――。
自動券売機でチケットを購入した時に16ユーロという数字を見て、みちょるびんは特に違和感を持たなかった。
なぜなら、みちょるびんが空港の窓口でお姉さんから購入した「レオナルド・エクスプレス」の料金は15ユーロと、その数字が近かったから。
だけど16ユーロというのは二人分の料金だからね・・・冷静になって考えてみると。
それにっ!(まだあるのかよっ!!)
「レオナルド・エクスプレス」のロゴだとみちょるびんが思い込んでいた、緑と赤に白抜きの「f」という文字―――。
よく見ると、その横に「TRENITALIA」という文字が!
もしやこれは「f」ではなく、「TRENITALIA」の頭文字の「t」をおしゃれに流線形にデザインしたものなのか!?
で、その「TRENITALIA」(トレニタリア)ですが、ウィキペディアによると、イタリアの国鉄(Ferrovie dello Stato)の業務を引き継ぐ民営鉄道会社(社名)ということらしい。
「JR東日本」的な、感じね。
なお、イタリア国鉄自体は民営化し「フェッロヴィーエ・デッロ・スタート株式会社」(Ferrovie dello Stato S.p.A.)となり、現在は「トレニタリア」の全株式をもつ親会社なのだとか。
よって、略称は国鉄時代を引き継ぎ「FS」のままになっているとのこと。
やぱり、「f」でいいんじゃん!?
この「トレニタリア」の白抜きロゴの文字が「f」なのか「t」なのか、この際、それはどっちでもいい!
問題は、それが「『レオナルド・エクスプレス』のロゴ」ではなかったという点!!
みちょるびんは、ずっとそれを「『レオナルド・エクスプレス』のロゴ」だと勘違いしていて―――。
だってさぁ、ローマ旅行出発前に見た誰かのブログで、「フィミウチーノ空港に降り立ったら、床にプリントしてあるこのロゴマークをたどっていくと、迷わずに『レオナルド・エクスプレス』乗り場にたどり着くよ♪」って写真付きで解説してくれていたもんだから、てっきり「『レオナルド・エクスプレス』のロゴ」って思うじゃない!?
そして「レオナルド・エクスプレス」の車両自体も、このロゴをテーマにしたような色使いだったから、もうこれは本当に「『レオナルド・エクスプレス』のロゴ」だって信じ込むじゃん!?
まぁさ、その勘違いがさ、今回の幸運を呼んだんだけどね。
24番乗り場に停車している列車を見て「あ、『レオナルド・エクスプレス』だっ!」ってすぐに認識したわけですから。
果たして、他の車両にも同様にこのロゴがデザインされているかどうかは不明だが・・・。
いずれにせよ、この勘違いがこの奇跡的展開を生んだことは間違いない。
えっと、持っていた正真正銘の「レオナルド・エクスプレス」のチケットを改めて見たところ、料金が14ユーロとなっていて―――。
みちょるびんは窓口のお姉さんに15ユーロを支払ったので、つまりは、手数料として別途1ユーロをチャージされていたってことになる。
意気揚々と「チケット売り場(窓口)は空いていて、穴場です!」的なノリで記事「もたついちゃってごめんね! Part Ⅲ」でご報告していた次第ですが、皆が自動販売機に群がっていたのは、そうでないと手数料を徴収されるからっていう、理にかなった理由からだったんだね!!
もたついちゃってごめんねっっ!
以上、みちょるびんでした!