こんにちは、みちょるびんです。
(前回までのあらすじ)
珍しく、2泊3日で旅行してきたみちょるびん。
日本からやってきた義理の妹にジョインし、ローマに行ってまいりました♪
「1日1記事」投稿を目標にブログ活動しているみちょるびんにとって、泊まりがけで出かけることは、大変珍しいこと。出先におけるブログ活動は、wifiがつながらないなどの危険をはらんでいるので、今回は万全を期すために、「1日1記事」投稿はキープしながら、並行して、旅行出発までに3日分の記事を事前に準備することにしました。
このローマ旅行への参加を決めたのは1週間くらい前。そこから慌ただしく、フライト、空港までの‘乗り合いタクシー’、ホテルを手配。いろんなところで‘もたつき’がありました。
ローマに到着してからもすぐに、義妹との待ち合わせの場所「トレビの泉」を間違えたり、携帯電話のバッテリー残量が僅少となるなど‘もたつき’ました。
滞在2日目の日曜日に、その激混みように一旦撤収することになったバチカンの「サン・ピエトロ大聖堂」は、翌月曜日に再チャレンジすることで、ようやく制覇することができました。
もたついちゃってごめんね! Part Ⅻ
「サン・ピエトロ大聖堂」内の見学を終え、お次は「クーポラ」(ドーム)へ!
「クーポラ」の展望台に上ってみたい場合は、大聖堂の外に設置されているチケット売り場で、別途チケットを求める必要がありました。
売り場があまりにも混んでいたら「クーポラ」に上ることは諦めるつもりでいましたが、案外空いていたので、列に並ぶことにしました。
チケット売り場に掲示されていた案内板を見ると、どうやら「クーポラ」への上り方は2パターンあるようでした。
一つはエレベーター利用の場合。
そしてもう一つは、全部を階段で上る場合。
エレベーターを利用する場合でも、エレベーターから降りたそこから先は320段もの階段が待ち構えている。
つまり、エレベーターを利用したとて、「クーポラ」を上りきるには、結局、階段320段の階段を上らなければならない仕組みになっています。
エレベーターを利用しない場合は、その分231段の階段を上って行く必要があります。
従って、計551段を上ることになります!
エレベーター利用の有無は、わずか2ユーロ差。
みちょるびんたちは、迷わず、エレベーター利用の10ユーロのチケットを購入しました。
あとで購入したチケットの刻印を見てみたら、購入時間は11時30分頃となっていました。
確か、大聖堂に入場したのが10:45頃だったように思うので、大聖堂の見学はわずか30分くらいだったのではないかと思います☆
チケット売り場で、さほど並ばなかったので、これはいい!と思っていたみちょるびんですが、実はそこから先の道のりも長かった・・・。
大聖堂に入場する時ほど待たされたわけではありませんでしたが、ここでもエレベーターに乗るのに、並ぶことになりました。
チケットを購入した後、係の人に誘導され、聖堂内にある「クーポラ」の入口に移動したのですが、そこにはすでに行列ができていて、それを見た時には「だまされた!」という思いになりました!
まぁ、考えればわかることではあるのですけど☆
階段利用の人なら、待たずしてすぐに入口に通されるのですが、エレベーターを利用する人が圧倒的に多いようで、そのまま入口に吸い込まれていく人はごくわずかでした。
エレベーターは小さく、1回に運搬できるのはおそらく10人程度ではなかったか。
エレベーターが上まで行ってまた戻って来るまで、待たなきゃしょうがないわけで、エレベーターが何往復するのを待っていたのか、定かではありませんが、チケットを手に入れるまでにさほど時間がかからなかったからと言って、楽観視できないということです。
さて、エレベーターを降りると、屋上に出ました。
「クーポラ」はその屋上の上に突き出るような形で鎮座していて、中に入ると、まずはゆるやかなスロープを上って行くことになる。
ちょうど、大聖堂から見上げた「クーポラ」の内装の絵が間近に見えるバルコニーに出ました。
そして、聖堂の祭壇奥にあったベルニーニ作の「聖ペトロの司教座」と鳩のステンドグラスを見下ろすことができました。
全然、余裕!といったところですが、地獄の階段――否、天国に続く階段はそこからが本番。
ドームの形状に合わせて壁もカーブした階段を上り、もっと先に進むと、螺旋階段をひたすらぐるぐると上っていくという展開になりました。
これまでみちょるびんは何度も、鐘楼だとか塔だとか、この手の高いところに上ったことがありますが、みちょるびんが記憶する中で、一番大変だったのは、ニューヨークで上った「自由の女神」。
確認したところ、354段だそうなので、「自由の女神」の方が「クーポラ」よりも34段多いということになる。
だけど、階段の多さだけの問題ではない。
当時はピチピチの二十代中盤で、今と比べると断然体力があったはずですが、みちょるびんの記憶では、螺旋階段がとにかく狭くて、閉塞感がきつかったという思いが残っている。
観光したのが夏で、暑かったということも、更に条件を悪くしていたのだと思いますが、ようやく頂上に到達した!と思ったら、小さい小窓が1つあるだけ・・・。
そこから軽く外を眺めたあとは、またすぐに、下に下って行かなきゃならず、「これだけ!?」っていう失望感が、急激に脱力感と疲れを増幅させたということもあったように思います。
脱水症状になりかけていたのかも知れませんが、頭痛がしてきて、ひどい目に遭ったという記憶しかない!
その後幸い、あの時ほどの‘大変さ’を超える経験はありませんが、しかし、今回の「クーポラ」も、結構キテました。
「自由の女神」がダントツ1位で、これまで2位として特に取り上げるような場所はありませんでしたが、おそらく今回の「クーポラ」は記憶に残るものとして2位に食い込んでくると思う!
肌感覚としては、「自由の女神」よりかは、狭い螺旋階段のパートは少なかったという印象。
それに伴い、閉塞度合いも「自由の女神」よりはマシだったとも思う。
しかし、旅の疲れと、加齢も手伝ってか、肉体的な疲労という観点からは、今回の「クーポラ」は半端なかった!!
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!