こんにちは、みちょるびんです。
(前回までのあらすじ)
珍しく、2泊3日で旅行してきたみちょるびん。
日本からやってきた義理の妹にジョインし、ローマに行ってまいりました♪
「1日1記事」投稿を目標にブログ活動しているみちょるびんにとって、泊まりがけで出かけることは、大変珍しいこと。出先におけるブログ活動は、wifiがつながらないなどの危険をはらんでいるので、今回は万全を期すために、「1日1記事」投稿はキープしながら、並行して、旅行出発までに3日分の記事を事前に準備することにしました。
このローマ旅行への参加を決めたのは1週間くらい前。そこから慌ただしく、フライト、空港までの‘乗り合いタクシー’、ホテルを手配。いろんなところで‘もたつき’ました。
ローマに到着してからも、早速、義妹との待ち合わせの場所「トレビの泉」を間違えたり、携帯電話のバッテリー残量が僅少となるなどの‘もたつき’がありました。
2日目の日曜日は、ローマ教皇を一目見たいという義妹のたっての希望で、激混みが予想されるバチカンの「サン・ピエトロ大聖堂」に乗り込むことにしたものの、ようやく乗れたバスを乗り過ごすという痛恨の‘もたつき’。既にできていた場外にまでわたる長蛇の列に尻込み、翌月曜日に再チャレンジすることにしたのでした。
もたついちゃってごめんね! Part Ⅸ
「ナヴォーナ広場」でお茶したあとは、再び、素敵なお店に魅了されながら、ふらふらと「スペイン広場」に向かいました。
目的地は「マルグッタ通り」でしたが、「スペイン広場」がすぐ近くにあるというので、前夜にも訪れていましたが、もう一度立ち寄ることにしました。
ちょうど夕暮れ時。
歩き疲れてもいたし、ここで少し、休憩することにしました。
「スペイン広場」に続く階段「スペイン階段」に腰掛けたくなりましたが、4年ほど前から「スペイン階段」では腰掛けることが禁止されているのだそう。
ここは、映画「ローマの休日」の中で、主人公アン王女に扮するオードリーヘップバーンが階段に腰をかけ、ジェラートを食べた場所。
そういう背景もあり、「スペイン階段」に長時間腰掛け、飲食するという観光客が後をたたなかったらしい。
ジェラートならまだしも、お弁当を広げていた人たちもいたそうで、そうなると階段がヒトでごった返すし、時には階段が汚されるという問題も生じていたとのこと。
だから、飲食に引き続き、腰掛けること自体も禁止することになったのだそうです。
「スペイン階段」には、装飾として出っ張っているところがあって、それがちょうど腰の高さなもんだから、腰を下ろすのにちょうどいい。
観光で歩き疲れていると、腰掛けたい衝動に駆られるわけで、その装飾部は格好のイスといった感じ。
「座るの禁止令」が出ていることを知らないと、つい腰掛けてしまいやすい。
だがそうすると、警備スタッフに注意を受けることになる。
「スペイン階段」には今や、それ専門の警備スタッフが常駐しているようで、前日にも何度も、観光客に注意している光景を見ました。
「スペイン階段」を乗りつめた高台には「トリニタ・デイ・モンティ教会」が建っていますが、そのすぐ下の階段であれば、腰掛けることが許されているようで、たくさんの人たちが腰を下ろしていました。
みちょるびんたちもそれに混ざり、疲れた足を休めました。
暗くなりかけた空には、少しずつ赤味が差し始めていました。
しばし、前面に広がる夕暮れのパノラマを楽しみました。
「トリニタ・デイ・モンティ教会」の見学を終え、外に出てみると、だいぶ暗くなっていました。
暗くなると、急に寒さが増してくる。
階段で休んでいた人たちの数もだいぶ減っていました。
義妹が目指す「マルグッタ通り」は、「スペイン広場」から「ポポロ広場」に通じるバブイーノ通りの1本右に入った通り。
芸術家達が集まることで知られている、隠れた観光スポットなのだとか。
イタリア映画の巨匠フェデリコ・フェッリーニ監督がこの通りに家を構えていたという情報を義妹がキャッチし、行ってみたのでした。
その昔は、パブロ・ピカソやデ・キリコもこの通りにアトリエを構えていたという話もあるし、映画「ローマの休日」では、主人公が夜の街で出会うアメリカ人新聞記者が住んでいたというアパートがあったのもこの「マルグッタ通り」。
すっかり日が暮れていたこともあるのでしょうが、細い路地には人通りも少なく、閑静な佇まい。
ローマの中心地にいることを忘れてしまいそうな、心地のよい空間でした。
全長400メートルくらいの短い通りですが、素敵な魅力的なお店やギャラリーがたくさん並んでいる。
お店が開いている時間帯ならきっと、義妹と二人で、まっすぐに歩くことができない、長い時間を費やすことになっていたであろう‘小道’でした☆
近場で夕飯を済ませ、ホテルに帰りましたが、義妹と別れる前に、義妹の宿泊しているホテルの部屋に寄らせてもらいました。
さすがの4つ星、内装も、装備もゴージャス。
みちょるびんの2つ星とはわけが違う。
みちょるびんの部屋にはテーブルさえ備えつけられていませんでしたが、義妹の部屋には、テーブルはおろかコーヒーマシーンまで装備されていて、ベッドもふかふか。
ローマ旅行への参加を決めかねて、みちょるびんがグズグズともたついているうちに、義妹のホテルが満室になり、慌てて隣のホテルを手配した経緯がありました。
予約が直前になってしまったとは言え、義妹の宿泊代の方が安いというね・・・。
やっぱり、予約は早くするに越したことはないっていう今回の学びです!
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!