こんにちは、みちょるびんです。
普段、オフィスレディ―として、サラリーマンしているみちょるびんは、クリエイティブな仕事に対する憧れがあります。
学生時代は演劇に、社会人になってからは即興ダンスに熱中し、その都度、その道に進むことを夢見ました。
あの頃のキラキラした思い出は、その思い出の中の自分すらキラキラ眩いものに昇華してしまっています。
当時は、手を伸ばせば届きそうな、そんな錯覚があったから、現実化しなかった分、余計に心残りとなって、クリエイティブな仕事を求めるのだと思います。
ジュエリーデザインをするため、CAD(「Computer Aided Design」の略で、設計や製図をコンピュータで行うという技術)の勉強をしていた時も、やっぱり、ジュエリーデザイナーに関心がありました。
自分の人生を振り返ってみると、憧れていた職業は、ほとんどがクリエイターという職種。
自分を‘表現する’ことが好きなのかも知れません。
だけど、現実は、厳しい。
今は、表現方法を変えて、文章を書くということで、毎日、曲がりなりにもクリエイティブ活動を行っていますが、平坦な道のりではない。
トピックのアイディアが浮かばない日だってあるし、考えがごちゃごちゃまとまらない日だってある。
記事にするまでに、異様に時間がかかる日だってあれば、アイキャッチ画像(アイコン用)の写真に納得がいかず、記事以上に時間をかけてしまうこともある・・・。
おこがましいことを言うようですが、‘無から有を生み出す’という作業は、容易なことではないし、一定のクオリティーを保ちながら、コンスタントに生み続けていくことに対する保証はできない・・・。
ハイ、「できない」と言ってしまった時点で、アウト!
そこには、’自分を信じることができない自分がいるわけで、自分で自分に制限を作ってしまっています!!
だけどね―――。
ブログを開始してから、1年半以上が経ち、「1日、1記事」の毎日投稿は維持していますが、その間の長きにわたる低迷状態=「独り舞台、無観客」という事実を、どう受け止めるべきなのか。
自分が発する情報内容に魅力がないのか、技術が稚拙であることに原因があるのか・・・。
いつの日かは、「誰かに見つけてもらえる」「誰かのハッピィになれる」。
そう、ひたすら信じるしかない。
戦う相手は、自分。
くじげそうになる自分です。
みちょるびんは、これまでも何度も「(仕事として)クリエイティブなことをしたい」と口にしてきましたが、そもそもクリエイティブな人は、口で言うよりも先に、行動しているものではないでしょうか。
きっと、内側から溢れ出すものは塞き止められないし、表現せざるを得ない、それが、クリエーターです、たぶん。
だから、何の実績もなしに、「クリエイティブなことをしたい」と主張していたみちょるびんは、滑稽でしかないですよね。
まぁ、今は、地道に活動していますけどね!
「クリエイティブ」と言うと、何やら才能にあふれ、それだけで楽しげな印象を受けますが、だからと言って、必ずしも本人に「実力」があるかどうかは別の話です。
実力ね・・・。
何をもって、実力と言うのか。
きっと、高い技術力とか、臨機応変な応用力とか、そういったことなのかな。
そして、まだ進化し続けていく、尽きることのない泉のような秘めたポテンシャルとか!?
友達に昔、「クリエイティブの道にみちょるびんが進めなかったのは、結局は、世間に需要がなかったからだ」というような厳しいことを言われたことがありました(「秘密基地なのだ。」)。
演劇だってダンスだって、限られた小さなコミュニティーの中で、ちょっとチヤホヤされただけにすぎず、それを勘違いして、気分が良くなっていたのは、みちょるびんです。
確かに、それは「世間に需要があった」とは言い難い。
それに、仕事ではなく、趣味だったから、気楽に楽しめたという側面があったということも、ちゃんと理解しておかねばなりません。
昔、アンティークショップの店主と話をしたときに、「仕事になると、必ずしも、楽しいことばかりではない」と話されていたことが今も心に残っています(「職(天+適)=そのバランスが大事」)。
生きていくためには、利益を得ることも考えねばならず、自分の「好き」が収入に直結するとは限らないという現実もあるということでした。
ジュエリーデザインなども、自分がデザインしたオリジナルがそのまま作品として受け入れられれば最高ですが、クライアントから、様々な注文を受けている間に、オリジナルとはかけ離れた‘別物’になってしまうということも、起こり得るわけです。
でも、お金をいただいて、仕事として受けている以上は、クライアントを満足させることが優先される・・・。
そんな、甘い世界ではないんですよね。
ダンス仲間と話をしていて、全員が全員、プロのダンサーとして生計を立てていられたわけではなかったと思うし、いくつもバイトを掛け持ちしていて、体力的にもきつそうに見えました。
その横で、みちょるびんは、海外旅行に行ってみたり、P様(みちょるびんが大好きなイタリアンブランド)の購入について呑気に悩んでみたり。
余裕のある暮らしをしていたのも事実で、そういった安定した暮らしや楽しみを捨ててまで、じゃぁ、クリエイティブの道に行くのかというと、やっぱり、尻込みしていた自分がいたわけです。
結局は、それで生きていけるという自信がなかったわけです。
そして、勇気も。
「クリエイティブなことがしたい」なんて発言は、「それだけで格好いい」という、ファッションとして捉えられても仕方がない状況だったように思います。
以上、みちょるびんでした!